あなただからできること









      thank you伝道師 ナースりんカービィアップです。




   看護師になって…

  一番辛いなと思うことはね。

  患者さんに言われること。


  「ここのナースは全然なってない!」


   どうしてそう言わせちゃうのかな?って、

  看護教員時代にもそれとなく

  様子を伺っていました。


   患者さんの気持ち、見えてない。

  ただ説明して、分かったものとこちら側の考えで

  次に進んでいく看護。



   不安で仕方がないのに…(ノω;)

  患者さんは、

  それを伝えられなくて、

  伝えたくてね。

  でも建前とかがあったり、

  タイミングがずれちゃったりしてる。

  患者さんの心の揺れを察知できずに

  決め付けてしまう看護。


   あぁ…看護はそうじゃないんだよ。

  技術や知識がすべてじゃないんだよ。


  「あなたのことを知りたい」「理解したい」


  看護師のその心が、

  患者さんの心の鎧を解かし、

  患者さんが前を向いていけるよう、

  患者さんらしくいられるよう

  手を差し出すことなんだよね。


   私は看護学生に、

  手を使うことを教えてきました。

    たった1年間の看護教員でしたが…。



    まず触れてみること!

   痛みのあるところ、病のある部位、

  手や足…見ただけでは何も分からない。


   教科書通りの計画には必ずチェックを
 
  入れて…どうしてそう考えたのかを確認したなぁ。。。


  知識がどんなに深くあっても、

  心が伴わない看護には

  厳しくしてきました。


  それは…患者さんだけではなく、

  家族への対応や、

  患者さんが使う

  ベッドサイド~ベッドの環境を整えることまで、

  患者さんの目線に立って整えることを

  うるさく指導してきました。


  

   心の目で相手を見て欲しい。

  知識は毎日コツコツとつけながらでいい。

  患者さんが何を考え、

  何に戸惑い、

  どんな言葉なら安心してもらえるのか?

  
   国家試験を突破し新しく看護師になられる学生さん、

  すでに現役として働いている看護師さん。

  どうか…患者さんのそばに寄り添うナースで

  あってほしいと願っています。


   患者さんの表情を、

  見逃さないでください。

  
   これは看護師だけの話ではないと感じています。


  子育てでも、教育の現場でも…

  対象が患者さんか子供か生徒かの違いで、

  ニーズを満たすと言う意味では、

  根本になんら違いはないように

  思いました。



   大切なことは…心の中にある。

  表面だけでは見つけられないものなのです。

  言葉遣いひとつ、私達の表情1つで

  患者さんの闘病生活は

  月とすっぽんの差が出るんです。



   あなたで良かった…

  あなたがいてくれて良かった…


  患者さんから最高の言葉を引き出せる看護を

  考えていきましょう。

  患者さんが笑顔になれる…一瞬でもホッとできる看護、

  見つけていきましょう。。。

  
  

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