みなさん、こんにちは。

あおっているわけじゃないですけど、日本があまりに無防備で、未然防止の観点がなさすぎますので、私、坂東がお伝えしております。


鳥インフルに関してですが、こちらの記事↓ではすでに人から人に伝染しているのではないか?と言う記事が出ています。

苹果日报踢爆夺命禽流感人传人 上海青年在医院被传染 内幕骇人

(苹果(リンゴ)日報が掲載暴露、命を奪う鳥インフルエンザが人から人へ伝染、上海青年が病院で感染、その驚くべき内幕)


http://www.aboluowang.com/2013/0402/295885.html

翻訳して文章を組み立てるのは、なかなか時間がかかりますので、簡単にお話します。

妻とその父の豚肉店の手伝いをしていた吴(呉)亮亮という若い男性が、鳥インフルエンザに感染して死亡しました。

彼の件については、その豚肉から感染したとされているのですが、豚であれば一緒に作業していた妻と義理の父も感染するはず。

なのに、肺炎と診断され、当時感染者が収容されていた上海第五医院に入院してから死んだ夫の吴亮亮は、その同じ病院の同じ階に収容されていた鳥インフル感染者からの院内感染で死んだのではないか、と言う話です。

感染元と思われる三人家族(うち二人が死亡)については、先日のブログにも書いておりますが、すでにここから院内感染が発生し、人から人に移っている可能性が出てきたわけです。


また、すでに感染者は香港にも飛び火している可能性もあります。


「香港でもH7N9型か=上海訪れた女の子隔離」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130405-00000148-jij-cn&1365160689


集団感染の疑いも出ています。

「H7N9禽流感疫情擴散? 四川小學203人發燒、嘔吐」
(H7N9鳥インフルエンザはすでに拡散? 四川省小学校で203人が発熱・嘔吐)

http://www.ettoday.net/news/20130405/188498.htm

さっと翻訳・・・・

「中国N7H9鳥インフルエンザは拡散性を維持し、長江流域を流れて移動した痕跡がある。
3月末の時点で四川省眉山市彭山県南河で発見された、千匹のカモの死体が漂っていた川から、4日、100kmあまり離れた雁江区迎接鎮小学校で、203人が発熱や嘔吐下痢などの症状を訴え、政府は現在監視を続けている」


・・・・とのこと。

やはりブログにも書いた通り、問題は長江でしょう。

http://ameblo.jp/japangard/entry-11505514603.html


まあ中国ですので、発熱や下痢程度なら他にも原因があるかもしれませんが、場所が場所ですし、人数も問題です。

四川省より下流の流域にある、成都、武漢、重慶などの重要工業都市、上海、南京などの商業都市を含む中国の19の省や市などからの入国を一時凍結すべきです。


こうした事実につき中国政府はすでにあからさまな報道規制を行っております。

「鳥インフル感染源報道、独自取材ダメ…中国」

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130406-OYT1T00015.htm?from=main6

こうなると日本としては、バイアスがかかった報道を待つより、語学や人脈を駆使して情報を拾いに行かなくてはいけません。

厚労省にも中国語ができる人間はいるでしょうが、北京語で積極的な情報収集を専門とする部署はないと思います。

外務省の「チャイナスクール」となると・・・まあ、皆さんももうわかりますよね。笑えません。

「放射能だ」「騒音だ」と、常日頃は市民の健康や生活をヒステリックに訴える「市民」環境保護団体も、こういうときには全くクソの役にも立ちません。

政治家も、危機が及べば誰でも動きますが、その活躍の功績も残せない「未然防止」に動く政治家はなかなかいません。

権力を使ってすべったら政治家生命に関わりますので、それは仕方ありません。でもそれじゃ手遅れになることもあるんです。


そこで、私もすべり覚悟で、皆さんにお願いがあります。

語学のできる方、北京語の関連重要ニュースを見つけましたら、コメント欄で結構ですので、リンクして頂けますでしょうか。

私一人では手が回りませんので、どうぞご協力のほどをお願いします。

また、現地日本人からの話であってもOK、そのソースを明示していただければ、参考にすべき確度も明確になります。

また翻訳のできる方がいましたら、どうぞよろしくお願いします。

お知り合いに有力な議員先生がいる方は、まだ対岸の火であるうちに、火に注目し対策を打てるよう、伝えてください。

特に上海からの直行便が行き来する空港がある自治体にお住まいの方、私が言うのもなんですが、ご健闘をお祈りします。

本当はこういうことをやる国家の広報組織が必要なのです。

え? NHK? ああ、あの・・・・あれね、ははははは・・・・

http://www.news-us.jp/article/354077779.html

元刑事風情がボランティアで取り組んじゃっていい問題ではないとは思うのですが、いずれにせよ、拙ブログがそうした形でお役にたてば何よりであります。