いじめ問題について思う

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     thank you伝道師ナースりんOMGです。




    いじめ問題…学校教育のあり方を

   問われている時代ですね非常口


    私的意見を言うと、

   私はいじめはなくならないと

   思っています。

 
   その理由は…いじめと一括りにしていますが、

   自分達の子供時代を思い返すと

   そこには、

   成長すると共に

   自我が芽生えてきます。


   他人よりもまずは自分…

   そうではなかったでしょうか。


   面白くないことが家庭であった時、

   ムシャクシャする気持ちを

   どこに向けたらいいかわからなくて

   自分よりも弱いと思う人に矛先を向けた記憶。


   未熟だから…他人の気持ちを考えるより、

   まず自分の気持ちを何とかしてほしい。

  
   その気持ちを察知できる親や、兄弟、教師…

   誰でもいいんですよ。


   辛かったんだね。

   そう思っていたんだね。

   …で、今していることは君にとって幸せで、

   満足できることだったかい?


   子供たちの心の声を

   聞いていないのは

   親世代の私達ではないのかなって、

   わが子を見ていて思います。



    実は、わが子も小学校の時に、

   陰湿なイジメに遭いました。


   もちろん娘自身にも問題があったのでしょう。

   先に友達が困ることを

   無意識にそうとは思わずにしてしまったのです。


    私は、娘と担任と何度も話し合いました。

   娘は「自分でなんとかしたい」と言っていたので、

   最初はそれを尊重しましたが、

   エスカレートする「やり方」に、

   私は憤りと、

   相手の心の闇はなんだろう?と

   思いました…。


    ちょっとしたイタズラから、

   いじめに発展することもあります。

    
    成長の過程で、

   自己中心的になり、それがどういうことかを

   周りの支援を受けながら気づき、

   一歩ずつ成長していくのが人間だと思います。



    ここで大事になってくるのは、

   教師を含めて、特に子供の一番身近にいる親が、

   子供の様子の変化を

   見守り、異変に気づくことではないかと

   私は思っています。


    子供一人ひとりは純粋で、

   一人では何もできない未熟な人間です。


   大人と同じように考えることは難し過ぎ。

  
   自分の中に何が在るのか、

   どうしていじめやいじめもどきなことをしたら

   いけないのか?

  
   バレなければいい…逃げ切れれば勝ちではないのか?


    その理由を、その子自身が理解できるよう

   導いていくことが大切ではないでしょうか?


    家庭で挨拶してますか?

   子供と言い争いになった時、

   親が間違っていたり、勘違いしてたときには

   親からきちんと謝っていますか?

   思いやりの気持ちで日常を過ごしていますか?


     子供が見えてますか?



    勉強ができるから、すべていいではありませんよね。

   心の教育こそ…ず~っと続けていく必要を

   私は、感じるんです。


    社会に出てから、挨拶もできない、

   言葉使いもなってない、

   態度も悪い(携帯いじりっぱなしとかもありました)…


   そんな若い世代をみてきました。

   
    正直、この子の親は何を教えてきたのだろう?

   …そう思っていました。

   
   
     誰よりも…認められない彼らが

    一番苦しいはずなんです。

    ですが、社会では通用しないんです。



    子供は、まだ未熟です。

   失敗してアタリマエ。

   分からなくてアタリマエ。

   そこから少しずつ学ぶことを

   伝えていくことが大切だと思います。

   そのために、

   家庭や学校で

   学んでいるのでは?


    問題なのは、

   むしろ親世代…大人の事なかれ主義や、

   隠蔽主義、想像力の欠如、忙しいという名の言い訳たち。

   子供はどこに安心を求め、

   何を信用していたらいいのでしょうか?

   参観日…授業中に後ろでおしゃべりしてる親を見て、

   授業中はオシャベリは止めなさい…なんて、

   大人って、バカみたいですよね。

   

    子供は大人の背中を見て育つもの。


   挨拶もしない、

   粗暴な言葉使いや不規則な生活をする

   そういった大人たちの行動を、

   純粋な目目で見ていると思います。



    そして…

   大人もまだ未熟者なんです。


   分別は持っていたいのですが、

   自己中心的になってるところ、

   振り返っていますか?


   困っている人に手を差し伸べていますか?


    優しさ、思いやり、正しいと思うことをする勇気は、

   私達が身を持って伝え続けていくもの。


    
    いじめは悪いことです。

   人を傷つけ、死に追いやることさえある。

   大人が気づかなければ、

   大人が見て見ぬフリをすれば、

   大人が軽視すれば、

   成長の一つの過程…相手の心を知るというチャンスを、

   「犯罪」にしてしまう…。

   


    イジメの芽を摘める大人が少ないこと

   そこに問題があると思うのです。



    人生の先輩として自覚して…

   今、そこに意識を持っていく時ではないでしょうか?



    ナースをしていて、

   看護教員をしてみて、

   一人ひとりはとっても頑張っているのに、

   相手の気持ちに一歩踏み込めない子供たちが

   本当に多いなと思いました。



    「あれ?なんかへんだな」


    その気づきが、

   いじめを、成長に繋げるチャンス。


   うちの子は…なんてことは、

   絶対にないです。

   だって、みんな同じ人間ですもの。


   心を持った、弱くて、成長し続ける人間ですもの。



   あくまで私的意見ですが…。

   私は、子供たちが安心して、夢を持てる

   私達がまだ幼かった頃のような

   そんな子供らしさを

   受け入れ、導き手になりたいと思います。



   だから、うちのコでなくても、

   おじさんでも、悪いことは悪いと怒ってます。



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