私が中学一年生になったばかりの頃の記憶をたどってみると、
それまでの生活とはガラッと変わり、毎日なんとか
学校に通うので精いっぱいだったような気がします。
周りは制服だらけ。
校則は一年生は特に厳守。
先輩と後輩の間にある見えないカベ。
言葉づかいにも気を配り、ジャージもだらしなく着ちゃいけないし。
勉強は難しくなるわテストは頻繁にあるわ、部活は厳しくて。
新しい環境に慣れようと頭も身体もフル回転…!
そうだよねぇ。
やっぱり誰にとっても「新しい環境」の中で頑張るって、
難しいよね…。
定型発達のお子さんでも難しい時期なのだから、
見えにくい障害を背負っている子供にとっては
さらに、ハードルは高いのかも知れないですね。
やんちゃ娘のゴールデンウィークは、
いまいち晴れやかなスタートではありませんでしたが、
それでも何か楽しめることを一緒に見つけようではないか♪と
母はまず食べ物で釣ってみました(笑)。
モンブランを20秒で完食する女子。
おいしいものを食べている時は嬉しそうだねぇ。
しかし、ここで注文が入りました。
「…おかあさん、おうどいろのモンブランください!」
…なぬ
お安いモンブランプリンではなく、60円高いデラックスな方を買え、と?
キミは、そういうこともアピールできるようになったのか。
しかも、そう言う時だけはおかあさんの目をしっかり見て真顔で言うのね。
食欲については、なにも問題ありません。それは大丈夫。
まずは食べてくれれば親は安心です。
給食も残さずすべて食べています。
…それにしても、より高級な方を食べたいなどと…
娘もナマイキになったものです。
「はい、また今度ね~!」
としっかり彼女の目を見ながら応える母。
そこには、(今は買ってあげないよ~。)光線も含まれております。
さて、と気を取り直して、と。
ピアノの練習の前に、先日いただいたピンクのドレスを試着しました。
きっとね、中学部の先生方のお心づかいもたくさんいただいて、
アナタもそれに応えようとして一生懸命がんばっていると思うのよ。
ピンクのドレスが着たくて、念願叶ったのだけど…、
あまり笑顔になれなかったね。
本当は嬉しくないはずがない。
けれど、今は心が落ち着かない。
その気持ちをどう収めたら良いかわからず…
本人が一番苦労しています。
それでも、気持ちが晴れる時もあるからね。
そのままのキミを、みんなが応援してくれています。
この不安定な時期も、無駄にはならないから…。
ほわほわっと幸せになれるピンクのドレス。
絶対また着たくなる時がやってくると、母は確信しています。
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講師 荒木 安子(あらき やすこ)
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
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