意志を貫く勇気

　　

　　　







　　　　　　thank you伝道師 ナースりんです。






　　　　　何かを発信するとき…


　　　それが言葉であっても、

　　　態度であっても…

　　　自分が信じることを貫く姿勢が大切になります。



　　　　職場や子育ての中で、


　　　「こうしたらいい」

　　　「ああしてみたらどうだろう?」

　　　「私はこう思う」　　…などなど



　　　…何か意見をするとき、
　　　
　　　皆さんの頭の中には

　　　どんなことが過っていてるでしょうか



　　　目だって矛先がこっちに向くのは怖い。

　　　言ったからには自ら実行しなくちゃいけない。

　　　自分の意見が受け入れられるか不安。

　　　やっかみを受けるのが怖い。


　　　…大概、私達の脳裏には、

　　　人前で何かを言ったり、

　　　行動するときなどに

　　
　　　無意識的に自分を守る思考が

　　　駆け巡っているのではないでしょうか?


　　　それを如実に表現されているブログを

　　　勝手ながらご紹介させていただきます。

　　　　　　

　　　　「心屋ぢんのすけさんのブログ」


　　　…ぢんのすけさんのブログの中に、

　　　まさに私も体験してきたことが

　　　記事になっていました。


　　　気持ちはあるんだけど、

　　　なかなか人前で行動できない…

　　　勇気が出ない…


　　　そんな方に是非、

　　　読んでみていただきたい記事です



　　　　私自身…ナースという職業上、

　　　自分の考えを言うことが多いです。

　　　多種多様の意見あって、

　　　その患者さんに合うと思われるケアが

　　　導きだされるから…

　　　とっても大切なんですね、意見交流。


　　　人前で自分の意見を言うとき、

　　　すでに自分の中でジャッジしてしまい、

　　　もしかしたら素晴らしい意見かもしれないのに、

　　　自分の中で完結して日の目を見ないもの…

　　
　　　実は多いのではないでしょうか?


　　　自ら意見をしなければ、

　　　事が上手くいかなかった時、

　　　矛先を向けられなくて済むかもしれません。



　　　誰かに指名されて、

　　　仕方なく意見した形であっても、

　　　同様に逃げ道を作っておけるかも知れません。



　　　多くの人々が、

　　　長年の経験や知識の中で

　　　「ジャッジすること」

　　　「自分を守ること」


　　　…その術を後生大事に持っているもの。

　　　　　　（私にもあります。）

　　　
　　　　ほんの一言…

　　　言葉の選択１つで

　　　相手の受け取り方も違うのですが…


　　　意見をすることで、

　　　他者の意見などが「自分を攻撃している」ように

　　　感じられることも少なくありません。


　　　中には、

　　　本気で攻撃してる場合もあるでしょうね。



　　　　　　　出る杭は打たれる


　　　大きな意味でその通りだと思います。


　　　意見を言うことは、

　　　目立つというと語弊が出ますが、

　　　その意見に対して、いろんな意見を引き出すパワーが

　　　その場所に出現したということです。


　　　違う意見、共感する意見、ただのやっかみの意見…

　　　それぞれが持っている意識が

　　　動き始めるのです。


　　　もっとも…沈黙の会議というものもあり、

　　　意見が出たところで、

　　　権威でねじ伏せる「無意味な会議」も

　　　実際にありますが…


　　　何にせよ、出る杭は打たれると思っていたほうが

　　　間違いはないと私も思います。


　　　私はまだ自分に自信がもてなくて…

　　　「こんな未熟な私が言っていいのだろうか?」

　　　「私なんて…」


　　　自己卑下する気持ちが強くあって、

　　　それでも「今、言わなかったらこのまま変わらない!」

　　　勇気を出して挙手をしました。


　　　直談判したこともあります。


　　　分かってくれる上司もいましたが、

　　　大抵は、「変化＝めんどくさい」の方程式が

　　　出来上がってるみたいで、

　　　変化を嫌うんですね。


　　　それで問題が起きたとき、

　　　変化を避けた者は守りに入り、

　　　結局はそこ携わる者に責任を押し付けたり

　　　今更ながら「（やり直し?）会議」が開催されるわけです。



　　　私個人の意見としては、

　　　話あえるときにどう改善、改革をしたらいいか…

　　　話し合って、良い方向に向くように尽力して、

　　　結果を見届けるほうが、

　　　ずっと建設的だと思います。


　　　何も言わないで、

　　　影でグチグチ言ってて

　　　何が変わるんですか?

　　　そこまでグチグチ＆悪口を言うくらいなら、

　　　みんなの前でその意見を言ってみればいいのに!



　　　…私も以前は、意見できないまま、
　　
　　　非効率的に感じる方法に、

　　　不満いっぱいでグチグチしてました。



　　　でも、そんな自分が反面情けなくて、

　　　「あの時、言わなかったのは私が選択したこと」

　　　そぅ、思うようになってから、

　　　グチはなくなった代わりに、

　　　意見を言う方向へとシフトしてきました。


　　　おかげさまで、

　　　グチグチ言わなくなりました。



　　　　私にとって、

　　　その気づきこそ、変換機の始まりだったと、

　　　今になって思えるのです。



　　　グチを言う人って、

　　　特有の意地悪な人相になってますよね。

　　　「不幸」っぽい表情と言いますか…。

　　　もったいないなぁ～って思いますよ。



　　　　ですが…出る杭は打たれる…

　　　あることないこと引き合いに出されて、

　　　「あんなこと言ってできてないじゃん」

　　　ミスも、分からないことも、

　　　まだ教えてもらってないことも一緒くたに

　　　攻撃の的になるんですね。



　　　　それなら「言わないでおとなしくしてる方がマシ」

　　　そう思うのも致し方ないと思います。




　　　ぢんのすけさんのブログを拝見させていただき、


　　　でも出る杭を打たれたら、

　　　グイグイッと伸びる杭になれたなら、

　　　攻撃も、単なるやっかみ…

　　　蚊に刺されたもんになると思いました。


　　　人間、何もかも完璧に、

　　　自分が言ったこと、

　　　信じていることを遂行できるわけではないです。


　　　もちろん自分の言ったことは、

　　　守ることが原則ですが、

　　　そのときの健康や精神状態など

　　　できないこともあって当たり前なのです。


　　　そこを狙い撃ちされますが、

　　　思いっきり打たれちゃう勇気を持てばいい。

　　　信じてることは変わらないけれど、

　　　それができない状況にあるときは正直になる…

　　　肩肘張らずに謝ることができて、

　　　「できてないじゃん」という指摘に、

　　　感謝の気持ちで「ご指摘ありがとうございます」

　　　

　　　…それができれば…出た杭は打たれても、

　　　さらに伸び続けられると思えました。


　　　私も、出た杭の1人でしたから、

　　　嫌な思いもたくさんしてきました。



　　　でもね、

　　　言わなきゃならないと自分が思う時に、

　　　なにも言わずに下を向いて逃げていて、

　　　影でコソコソ愚痴を言うような…

　　　報われない発散方法を試みている方々よりいいや


　　
　　　意見が通らなくてもいいんです。



　　　そういう考え方や

　　　疑問を持っていることを伝えることが、

　　　会議や話し合いの目的でしょう


　　　　出る杭は打たれる


　　　それは世の常で、そういうものだと受け入れて、

　　　…打たれてもグイグイ伸びる杭になりたい。

　　　相手の意見を受け入れ、

　　　自分の芯はしっかり持っている杭でありたい。


　　　
　　　あわよくば、

　　　出てきた杭を

　　　いろんな方向からフォローできる人になりたいな


　　
　　　右にならえの風潮は、

　　　組織を腐敗させます。


　　　家庭を破壊します。


　　　自分さえ良ければという無意識の考えは、

　　　やがて自分の首をしめつけます。

　　　自分さえ気づかぬうちに…。




　　　出てきた杭を、

　　　折れないように支えながら

　　　まっするに伸びていけるよう支えられる

　　　そのような勇気を持ち続けていたい。



　　　そっか…。

　　　打たれても伸びる杭になろ!!!


　　　役に立てる人になるって、

　　　そういうことなのでしょうね。