福島原発 停電復旧の裏に隠された事実 | misaのブログ

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18日の午後7時頃から福島第一原発で停電が発生し、冷却装置なども停止状態になっていましたが、本日ようやく復旧したと発表されました。

しかし、東電はこのトラブルさえも発生から3時間以上たってから発表しており「設備の状況を確認したうえで発表しようとしたが、確認に時間がかかった。」としています。

このトラブルにより、1号機3号機、それに4号機の使用済み燃料プールや、敷地内にある使用済み燃料を専用に保管している共用プールで、冷却システムが止まりました。

東京新聞では、事故をこのように分析しています。

福島第一原発の使用済み核燃料プールなどで同時多発した停電事故で、東電は重要な装置が仮設の配電盤につながっている危険性を認識していながら、後手に回った。

停電の原因は仮設の配電盤で起きた異常が各設備に波及したと、東電の調査でほぼ判明。

同時多発事故の恐ろしさは、東電自身が2年前に痛感したはずなのに、その教訓が十分に生かされなかった。 

東電は、問題がありそうな部分を一つ一つ点検していき、最後に可能性が残ったのが3、4号機の仮設配電盤だった。

この配電盤は、2011年3月の事故直後の同18日ごろに設置され、そのままトラックの荷台に置かれた状態で、ずっと使われてきた。簡易的な仕様で、文字通り仮設だった。

そんな配電盤であるにもかかわらず、つながれた装置は、3、4号機と共用プールの冷却装置など重要なものが多かった。

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早く専用の配電盤に交換していたら、停電事故は防げた可能性が高い。

配電盤を製造する企業で構成する日本配電制御システム工業会によると、仮設の配電盤は取り付けるのは簡単だが、ほぼ電気を流すだけの機能しか備わっていない。

これに対して、どんな機器と接続するかを十分考慮して取り付けられた専用の配電盤であれば、「他の機器に不具合を波及させないよう制御も働くので、今回のような事故は起きにくい」(担当者)という。

「3、4号機は今月中に、共用プールはもう少し後に、専用の配電盤につなぎ替える準備を進めていた。結果論として、もっと早く対応しておけばということになったが…」。東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は19日の会見で後悔の念を述べた。

事故当初は電源復旧を最優先するために仮で対応することは仕方なかったとしても、早期に配電盤を専用のものにしなかった東電の危機管理の甘さがまた露呈した。

<転載終わり>

そして今日、このトラブルはネズミが関係していたかも知れないと東電は発表しました。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013032001001237.html

福島第1原発の停電をきっかけに使用済み核燃料プールの冷却システムなどが停止した問題で、東電は20日、4号機プールなどにつながる仮設配電盤内部で焦げ跡を発見した。

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焦げ跡付近にネズミとみられる小動物の死骸があり、接触して配電盤がショートし、停電の原因になった可能性があるとみている。

東電によると、20日午後0時半ごろ、仮設配電盤内部にある端子付近が焦げ、配電盤下部に小動物の死骸があるのを、調査中の作業員が見つけた。

配電盤に小動物が入り込めないようにする対策は講じていなかった。小動物以外の原因についても調べている。

<転載終わり>

地震や自然災害が起こらなくても、たった1匹のネズミでメルトダウンの危険が起こる原発って、どれだけ問題山積みなんでしょう。

でも、ネズミが原因って何だか不自然に感じませんか?

それで調べたら、とんでもない事が分かりました。

こちらから転載します。
http://9307.teacup.com/tokaiama/bbs/4205

東電の発表を真に受けている悲しきマスコミ

現在、福島第一原発はまったく復旧などしていません!パニックを抑えるための「嘘」。

さて、1号機も、3号機も、冷却装置が復旧し、何事もありませんでしたという東電の発表を真に受けているマスコミにはあきれます。

みなさんも、テレビのニュースを見ていて「なんだ、直ったのか」と思った人も多いのではないでしょうか。

ここに、事実を書きますが、今回の停電事故は何も直っていないですし、復旧などしていません。

そもそも「復旧」という言葉は「元に戻った」ということを意味しています。

現在、東電がとった措置は、停電前の電気系統を一切使用せずに、新しい代替簡易配電盤と変圧器を使用して、東北電力から引っ張ってきた母線から電気を取り込み、それを各プールなどの配線に接続して、再起動をさせたのです。

燃料プールを冷やし続けるためには、多くの安定した電力が必要です。

しかし、今回、国民の目をごまかすためにとった措置は、いつ不安定な状態になるかどうかわからない簡易な装置なのです。

とりあえず、簡易的にでも冷却装置の起動を確保して時間を稼ぎ、この数日で、停電の原因を突き止めて元の電気系統を復活させるものと思われます。

ここで、問題が浮上してきます。

なぜ、停電したのに、2号機だけは動き続けているのか?

その理由は、今回の停電の理由が、2号機への電力増強だったからです。

実は、2号機に大量の窒素を注入し、注水と冷却をフル回転させないと、爆発寸前の状態なのです。

2号機に電力を増強した結果、他の原子炉、プールへの電力が不足して、家庭でいうブレーカーが異常と判断して働き、電力が遮断されたのです。

東電は何もかも知っていて「嘘」をついています。

<転載終わり>

小林朝夫さんからの情報のようですが、全くのでたらめとばかりは言えない気がします。

なぜなら、2号機では昨年末から温度上昇が続いており、政府が発表している「福島定時降下物放射線量」によると、3月13~14日の間に今年最大のセシウムの数値を出しているからです。

さらに、福島第一原発2号機の温度データは今月の上旬まで公表されていたのに、現在は全て見れない状況にされてしまっています。

こんな東電の発表は、もはや信じたくても信じられなくなっています。

福島第一原発では、去年1月に送電施設のトラブルで3つのプールの冷却システムが1時間程度止まったほか、去年6月30日には4号機のプールで冷却水を循環させるポンプが故障し、およそ30時間冷却が停止するなどのトラブルがありました。

実はこの6月30日に、とても恐ろしい事が起きていたのです。

何も知らされていない我々は、もうこれ以上黙っていないで、東電の隠蔽体質を問題視するべきです。

その日、何が起こっていたかをお伝えしたいと思います。

続きます。

今日の富士山をご覧になって癒されて下さい。

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