山梨より犬の多頭崩壊 SOS!
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ご無沙汰してます

ひと月ぶりに犬の多頭飼育崩壊の森の犬たちに会いに行きました。
思えば、疥癬ダニに苦しめられハゲハゲの血だらけの40数頭の
痩せ犬にドン引きしながらでも何かしなきゃとレスキュー活動を
始めたのは2年前の秋のこと。
とりあえずの薬投与と避妊去勢と里親さがしとブログを書いての
寄付集め、あれやこれやであっと言う間の出来事でした。
みなさまのおかげでここまでやってこれました。

トレーニングさえ出来れば皆よい子なのに、私たちにその場所と
時間がないため2週間ほど手元に置いて、首輪とリードに慣れて
もらい散歩の練習などしてから里親さんにお渡ししても、山出し
の犬たち。里親さんがよほど保護犬の扱いに慣れているか先生に
なる先住犬がいなかったりすると、せっかく里親さんの元にいて
も犬人ともに大変な状況の子もいます。

現在、森の犬は21匹。
幸せな家庭犬になった子、里親さんの元に行っても幸せにはなっ
ていない子、里親さんの元で旅立った子、残っていて喧嘩で死ん
でしまった子。
今は積極的な里親さん探しをあきらめています。
このままこの森の中で一生を終えるのも選択肢にいれています。
(除雪していない道を誰がエサを届けに行けるか問題ですが)

この半年は飼い主のレスキューでした。
貧困の高齢者は行政のセーフィティネットから完全に漏れてい
ました。
なんとか古い市営住宅に入居を決めて生活保護も受けることが
出来る事なりましたが、市営住宅には風呂場はあれど風呂桶と
風呂釜が付いていません。中古の風呂釜は安全装置がなく親切
な業者でも設置してはくれません。
新品をつけると10万円前後かかります。

今欲しいのは、一生を安心して暮らせるシェルター
辛抱強く犬とつき合ってくれる里親さんまたは仮親さん
そして風呂釜!(おに記)山梨より犬の多頭崩壊 SOS!

いっちゃん in アイリーン家

いっちゃんが我が家にやって来て、素晴らしい新しい生活をする家族の元に旅立ちました。
彼女がウチにいたのは2週間。家庭犬になるための突貫コースです。
犬と私にとって困難でストレスの多いコースであったことを認めざる負えません。

最初の2,3日、いっちゃんはまるで小さな太った子ブタそっくりに横たわったままでした。
そしてかろうじて動かすパーツは目のみ、少し経ってからは鼻も。
トイレにも行けないほどシャットダウンしてしまい、私はこの子を今までそこしか知らなかった山の友達から引き離してしまうことが正しいことなのか悩みました。
彼女はあそこにいれば今は幸せなのでしょう、でも将来はとても暗いものです。
私は毎日を楽しく幸せに信頼の中で成長しているツバサを見て、いっちゃんもこうなれる、と思ったのでした。

私は毎日4,5回いっちゃんのクレートに這っていって引っ張り出し、森まで運びました。

3日目、トイレをしました。

4日目、運び出しましたが、リードを引いて家に入れました。

5日目、彼女はやっと運び出される必要は無いと決心してくれて、4回ほど短い散歩をしました。

次の日、いっちゃんは他の犬たちと一緒に散歩をし、そのすべての瞬間を楽しみました。
彼女は驚くほど軽やかに歩き続けたのですが、帰り道ではまるで小さな蒸気エンジンのようにハァハァして壊れてしまわないか心配しました。

触られるの好きではないようでしたが、ブラシは気持ち良さそうでした。また庭では私にすぐそばにくっ付いていました。
一週間の間に驚くほど成長して私はいっちゃんが愛されるフレンドリーな犬になることを確信したのです。(オニ訳)

山梨より犬の多頭崩壊 SOS!
体重23,58キロ。10キロ減量の必要あり
Weighing 23.58 kgs and needing to lose at least 10.

山梨より犬の多頭崩壊 SOS!
新しいお友達と
With some of her new friends.

これはツバサがシーソーの勉強をはじめた動画です。
彼は何が何だか分かっていませんが、すばらしい時間です
http://www.youtube.com/watch?v=Z9_UAlQHh4U&feature=plcp


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Ichi-chan has come and gone, gone to her new home and to a wonderful new life. She came to me for two weeks for a crash course in becoming a family pet and I have to admit that it was a difficult and stressful time for both of us. For the first few days she just lay on her side looking very much like a little fat pig and the only parts of her that moved were, first her eyes, and then later her nose. She was so shut-down that she couldn't even go to the toilet and I began to wonder if it was right to take her away from her friends on the mountain and the only life she had ever known. She would be happy there but the future would be very bleak and I only had to look at Tsubasa to see what she could become, a joyful, happy dog growing in confidence every day.

Four or five times every day I crawled into her crate, hauled her out of it and then carried her into the forest. On the third day she went to the toilet, on the fourth I carried her out but was able to pull her back to her house, on the fifth day she decided that she didn't need to be carried and we went for four short walks. The next day she joined all the other dogs on their walk and loved every minute of it! She is amazingly fast and had no problems keeping up but on the way home she was puffing like a little steam engine and I was afraid she was going to collapse.

She didn't like being touched although she seemed to enjoy being brushed and wanted to be quite close to me when in the garden. So quite amazing progress in one week and I am sure that she will become a loving, friendly confident dog.

Here is the link to a video of Tsubasa starting to learn the sea-saw. He doesn't know what it is all about but we are having a grand time.
http://www.youtube.com/watch?v=Z9_UAlQHh4U&feature=plcp

いっちゃん

6月下旬のある日、友人とスマイルドッグさん両方の紹介で町内のある方から
お電話を頂きました。
前に飼われていた保護ワンコを15才で亡くし、次の犬も保護犬を迎えたい。
こんな時はまずご希望にそえる犬を見つくろって別の場所で面会するのが良い
のかもしれませんが、私たちは森の犬の今の現状を見て頂くことにしています。
面接というより犬がワンワン走り回っている現状を見て、引いてしまわれる方
はご縁が無かったという事です。

今回のご夫婦は違いました!
翌日お返事があり、静かな所で、ナナ、イチ、やえちゃんと会ってみたいとの事。
「ヤッター!!」
ナナとイチをバリケンに入れて(と一言で言えないぐらい大変でしたが)
アイリーンさんの家に連れて来ました。
やえちゃんはこの期に及んでもおばあさんがグズグズというので、日頃は温厚?
な私オニもぷっちと切れました。
「せっかく素敵な家庭の子になれるチャンスをあなたが奪っているんだよ!処分
されちゃうかもしれないんだよ!」ときつ~く言ってしまいました。(やや反省)

アイリーンさんの庭でバリケンから出たイッちゃんは、固まって動きません。
極度の太り過ぎで動けないのかもしれません。
でも子犬の時からの特徴あるアーモンド型の真っ黒な目は自分の周りで起きて
いる事に興味津々でキョロキョロしていました。

$山梨より犬の多頭崩壊 SOS!$山梨より犬の多頭崩壊 SOS!
$山梨より犬の多頭崩壊 SOS!


可哀想にナナちゃんをバリケンから出す間もなく、このご夫婦はイッちゃんを
ご家庭に迎える決心をして下さいました。
前の犬も、最初男の子と思ってイチローと名付けたけれど女の子だったのでイチゴ
ちゃんに改名したとのこと。イッちゃんも最初はイチローでした。不思議なご縁です。


そしてナナちゃんはまた山に帰って行きました。
$山梨より犬の多頭崩壊 SOS!
しょんぼりナナちゃん、次がんばろうね。

アイリーン家で10日ほどを過ごして、大きく前進したイッちゃん(今はクルミちゃん)
の保護日記は、アイリーンさんが書く予定。ご期待ください(オニ記)


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人の幸せと犬の幸せ

ご無沙汰しています。
何から書き出せば良いのでしょうか。
残っている犬たちはいまだ21匹。みな元気です。これでも半分の数になった
おかげで視覚的に空いたなと思います。鳴き声も半分になった訳で少しだけ
落ち着いた雰囲気です。

さて、以前から時々書いていましたが、飼い主のお年寄りの夫婦は貧困です。

標高1000m近い山中に自作のコンパネを張り合わせた家に住み、水道はありません。
電気はきていますがガスはカセットコンロを使用。トイレも風呂も庭のほぼ野外の
ようなところで済ませています。
私たちがレスキューに行ってからは、犬のフードと治療費などは皆様からのご寄付
とカレンダーの売り上げ金でまかなっていますので、犬に関わることにはお金を使
わなくてよくなり大いに助かっています。
でも今年の始めにおばあさんが背骨の圧迫骨折で入院してからは、医療費の出費が
重なり生活が立ち行かなくなって来ました。
その都度アイリーンさんはじめ私たちがが生活費の立て替えてなどしていましたが、
このままではどうしようもありません。

犬の保護より人の保護が先決という切羽詰まった状況になり、私たちは一つの決断
をしました。
おばあさんに市営住宅に入居してもらい生活保護の申請をしました。
個人的なことですので細部は書きませんが、一応おじいさんには山で残りの犬の世
話を今まで通りして貰います。
私たちヴォランティアも仕事があり毎日通うことは不可能です。おじいさんは84才
という年齢のわりには元気です。
とは言え、一人で21匹の排泄物をきれいにしてエサを配るだけでも彼にとっては
重労働の負担です。しかも問題は冬です。市の除雪車のはいらない所なので雪が降っ
てしまうと、犬の元に通うことも出来なくなります。

今年の冬の雪が降り積もるまでに、おじいさんの負担を減らすべく、犬達をうまく
保護する方法はないでしょうか。
どなたか1匹でも里親になっていただいて、犬達を育てていただける方はおられま
せんでしょうか?
もしくは、犬たちに安定した生活を約束してくれるシェルターはどこかにないでしょ
うか?
人に慣れるトレーニングさえ出来れば、とても性格の良い子たちです。
この子達には、普通の子と変らない生活をしてもらい、天寿を全うしてもらいたい
と思うのです。

里親希望の方、一時預り様とも、こちらのメールホームからお問い合わせ下さい。
また、里親募集のポスターを貼って下さる方もご一報下さい。
力不足の私達にどうか皆様のお力添えを宜しくお願い致します。(おに記)


山梨より犬の多頭崩壊 SOS!右のタローは左の目とあごに障がいがありますが性格は明るい子

山梨より犬の多頭崩壊 SOS!

$山梨より犬の多頭崩壊 SOS!
順次一匹づづ紹介したいと思います。これはナナちゃん活発で明るい3才の女の子

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つばさ学校へ行く

私にとってつばさは特別な犬ですが、「森の犬たち」の大勢の中では特別な
犬ではありません。なので、森犬たちがどんなに素晴らしい犬達であるかを
お見せしたくて、つばさにアジリティーを教えることにしました。

アジリティーは以前からやったことがありませんでしたが、うちのボーダー
コリーのサムとこの3月から勉強を始めたので、つばさも数週間遅れて始め
たというわけです。

私は1つのレッスンを3分以内にしようとしています。ーとても楽しいので
これを守るのは難しいですーそして毎日トリックや基礎的なものを1つづつ、
2つのレッスンをやっています。

今までやってみてつばさにはより基礎的なレッスンが必要だと分かりました。
彼はまだ遊ぶ事を学習中で、もっと引っ張りっこをする必要があるのです。
どうやって引っ張りっこをするのかとか、どうやってボールで遊ぶかを教え
て貰わなくてはならなかったのです。

今ではその両方をしますが、私は行動を強化するためにご褒美のフードを与
えています。が、その遊びの行動自体はまだご褒美とはなっていないのです。
価値が転換されていないのです。というのは強化されたフードのご褒美の価
値が最終的には引っ張りっこやボール遊びの行動のご褒美に代わるのです。

この強力な武器がないとアジリティーを教えるには困難になってしまいます
し、もっと前進する前に解決しておかなくてはなりません。
でも最も大事なことはつばさが私と遊んで楽しいということです。

どうぞYouTubeでご覧ください。URLは次のとおりです。


http://www.youtube.com/user/karubibutarina


つばさの縫うように走るウェービングはこちら


http://www.youtube.com/watch?v=LEe88Y4VmMQ&feature=plcp


これは第6レッスンです。つばさはすでにいくつかのむ難しいエントリー
(最初のポールを左から入らなくてはなりません)に挑戦しています。
でもご覧になれば分かるように、ポールから出るとまっすぐに走らなくて
私のほうに来てしまいます。これを防ぐには、私が私から離れたところで
ご褒美をあたえなくてはいけません。
どなたか良いアイディアがあれば教えて下さい。


To me Tsubasa is a very special dog but he is no more special than many of the 「森の犬たち」dogs and in the hopes that I can demonstrate how wonderful they are I have decided to try to teach Tsubasa agility. I have never taught agility before and just started learning with my border collie, Sam, at the beginning of March and with Tsubasa a few weeks later. I try to keep each lesson to less than 3 minutes - this is very difficult as we are having so much fun - and do two lessons each day, one of which is devoted to tricks and basic training. Already I have discovered that Tsubasa needs much, much more basic training. He is still learning to play and we need to work more on playing tug. He had to be taught how to tug and chase a ball, he will now do both and I reinforce these behaviours with food but as yet they are not in themselves rewarding to him. There still hasn't a transfer of value, i.e., the reinforcement value of food will eventually transfer to tugging and chasing a ball. Without these reinforcement tools it will be very difficult to teach agility and we have to solve this problem before we can make much progress. But the most important thing is that Tsubasa is enjoying playing with me. Please visit our training sessions on YouTube. The URL is


http://www.youtube.com/user/karubibutarina


You can see Tsubasa learning to weave at


http://www.youtube.com/watch?v=LEe88Y4VmMQ&feature=plcp


this is his 6th lesson and he is already trying some difficult entries (he must enter with the first pole on his left) but as you can see he turns back towards me rather that run straight after exiting from the poles. To prevent this I need to be able to reward him away from me. Any ideas on how I can do this would be welcome.
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昨日のフード御礼
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