柴崎問題 | ブログ

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柴崎岳問題。


1年早く鹿島に入団した方が良かったのか、

残って選手権に出た方が良かったのか。


まあどっちを選んだとしてもメリットはあったと思うんだけど、

僕が良かったなあと思うのは

周囲の大人の意見に従う形で青森山田に残らされたんじゃなくて、

本人の意思で(伝聞ですけど)高校残留を決断したということ。


サッカーは自分で決断するスポーツですからね。

仮に将来的にこの決断を間違っていたと本人が思ったとしても、

それすらも成長の糧になるでしょう。


サッカー選手のキャリアなんて

そんなにトントン拍子にステップアップしていくものじゃないわけです。

むしろ自分の思い通りに行かないことの方が多い。

いろんなトコに頭をぶつけながらたくましくなっていくしかない。


これから長いプロ生活を歩んでいくであろう柴崎にとって、

早い段階でこういう移籍に関する問題にぶつかったこと自体はよかった。

プロに入ってからもいずれは移籍か残留かといった決断を迫られるシーンが出てくる可能性は極めて高い。

今回この問題に正面からぶつかり自分で決断を下したわけで、

それで良かったんじゃないでしょうか。


この1年が失われた1年だったのか、そうじゃなかったのかは

今後の柴崎次第でしょう。


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