エクスタシーサミットの思い出。LUNA SEA、LADIES ROOM、そしてZI:KILL。 | 僕が“バンドマン”を続けている理由。~バンド人生を本音で振り返る~

エクスタシーサミットの思い出。LUNA SEA、LADIES ROOM、そしてZI:KILL。

どうもッ!THOGO(トーゴー)です。

(*^▽^*)ニッコリ!

前回の『X(エックス)との出逢い』の話の続きになります。


15歳(中学3年生)の時のはなし。

XのYOSHIKIが立ち上げた【エクスタシーレコード】

当時、その存在(名前)は知っていたのですが、
具体的な内容や活動は解らなく『インディーズ時代のX(エックス)のCDをリリースした会社』くらいにしか思っていませんでした。


しかし、
そんな漠然とした感覚が、【歴然な衝撃】に変わるきっかけがやってきます!


『エクスタシーサミット'91』の開催です。


文字通り、エクスタシーレコードのお祭りなのですが、そこにはX以外、聞いたことの無いバンドやアーティストがずらりとエントリーされています。

LUNA SEA/東京YANKEES(東京ヤンキース)/VIRUS/ISSAY/LADIES ROOM etc...

で、開催場所が【日本武道館】


(何かわからないけど楽しそう!)とても興味が湧き、参戦したかったのですが平日開催だった為、行くことが出来ませんでした。


泣く泣く告知記事を見たり、レポート・収録ビデオの発売を待つことにしました。
※インターネットも携帯電話も無い時代ですので、調べる方法は本(雑誌)しかなかったのです。

ちなみに当時『ライブレポート』が詳しかった雑誌といえば
【ON STAGE】【ロッキンf】
特に【ロッキンf】に関しては、X(エックス)やエクスタシーレコード関連情報は充実していました。通販広告もいっぱい有ったし、全国のライブハウススケジュールなんかも掲載されていたので田舎モノの自分にとっては神様みたいな雑誌でしたw


そして、待望のビデオ発売!

EXTASY SUMMIT'91
無敵と書いてEXTASYと読む!!
1991年10月29日@日本武道館収録
$僕が“バンドマン”を続けている理由。~バンド人生を本音で振り返る~-EXTASY SUMMIT 1991

これを見て解りました。【エクスタシーレコードっていうのは、CDのリリース以外にも、(YOSHIKIの)お眼鏡に適ったり、(YOSHIKIが)可愛がっている「インディーズバンド」が所属する組織なんだな。また、そういうのをひっくるめて『レーベル』と言い、バンドのお手伝いをする役割を『ローディー』って言うんだ。で、バンド界は縦社会で、YOSHIKIは組長で一番怖いんだ。】って(笑)

それらが解ってくると、『カッコいい』っていう見方から(生意気にも)『いいなぁ、エクスタシー入りたいな!』の、憧れの目線で見るようになりました。


まだ、バンドも組んだこと無いくせにw
ROSE(注1)しかやったことないくせにww
※(注1)【ROSE】僕が15歳の頃結成した糞ユニット。【ROSE】について詳しくは→コチラの記事をご覧ください


更にこのビデオ、曲と曲の合間に入っている、【会場入り】や【楽屋風景】、【インタビュー】とかがツボでして、エクスタシー所属バンドの一体感というか、仲間意識、『皆で作り上げるパワーや楽しさ』っていうのが物凄く鮮明に伝わってきました。


興奮して、うまく文字に出来ないのでw とりあえず見てみましょう!

あーー懐かしいッ!今でも、このビデオを見ると【初心】に帰れます。


楽屋で麻雀やってるシーンとか凄くカッコ良く思ったり、
百太郎(LADIES ROOM)の「忍者ハットリくんも出るよ」とか、
真矢(LUNA SEA)の「今日朝、仏壇に誓ってきて、そんなことどーでもいーや!」
とかも、学校で真似してたりしたなぁw


正直、ホコ天やイカ天ばかりだった当時の自分には「馴染みの薄いジャンル」でしたが、【開催場所が日本武道館】【超満員】【司会が、大竹まこと(有名なタレント)】という部分での安心感が手助けしてくれ、すーっと入ってこれたのも事実です。



そして、【LUNA SEA】との出逢い。

このビデオで生まれて初めてルナシーを見たのですが、この「PRECIOUS」1曲だけで圧倒されました。すげぇ世界観だ!!
※ちなみに上記映像でLUNA SEAの前に登場した『VIRUS(ヴァイラス)』の(おかっぱ頭の)ベースIKUZOは、今は『Dragon Ash(ドラゴン・アッシュ)』在籍です。


この『エクスタシーサミット'91』に登場するバンド、アーティストに次から次へと衝撃を受け、「LUNA SEA」はじめ、「東京YANKEES(東京ヤンキース)」「LADIES ROOM」等の音源を一気に買い、エクスタシーレコードの虜になっていきます。


そしてイベントラスト『エクスタシーサミットメンバー&関係者(「無敵バンド」という名でした)』大セッション

ぶっちゃけ、これ部分が一番好きかもしれませんw 初めて見たバンドがX(エックス)のメンバー中心に楽しく(セッション)演奏している!という、安心感。そしてなによりも、演奏しているバンドマンみんなが楽しそう!
※1番をHIDE(X)が唄い、2番をダイナマイト・トミー(COLOR)<現DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)事務所「FREE-WILL」社長>が唄うといった流れも好き。


このセッションがきっかけで、あらゆるインディーズイベントで行われる、ラストのセッション曲は【Anarchy In the U.K./Sex Pistols (アナーキー・イン・ザ・ユーケー/セックスピストルズ)】が定番になりますw



何度も、しつこいですが
『バンドっていいなぁ』『エクスタシーいいなぁ』『レーベルっていいなぁ』『(バンド)仲間っていいなぁ』『こういうシーンに早く行きたいなぁ』って強く思ったのがこの【エクスタシーサミット'91】なのです。


EXTASY SUMMIT'91
無敵と書いてEXTASYと読む!!
1991年10月29日@日本武道館収録
1.OPENING
2.東京YANKEES/DIVE INTO FIELD
3.東京YANKEES with:HIDE&PATA/ACE OF SPADES
4.VIRUS/小さな恋のメロディー
5.LUNA SEA/PRECIOUS
6.TOSHI出山&ジュテーム百太郎’S/HELTER SKELTER
7.YOSHIKI&ISSAY with:strings/SATELLITE OF LOVE
8.X with:Power Chorus/X
9.無敵BAND/ANARCHY IN THE U.K.
10.ENDING~MESSAGE FROM YOSHIKI

そして翌年、LUNA SEA、LADIES ROOMはメジャーデビューします。

また、このエクスタシーサミット、新たに、DEEP/MEDIA YOUTH/THE ZOLGE/GILLES DE RAIS/ZI:KILL etc...を加えて、今度は東京・大阪でも開催されます。

この年のエクスタシーサミットでは、GILLES DE RAIS(ジルドレイ)と、ZI:KILL(ジキル)に衝撃を受けました。

EXTASY SUMMIT 1992
みんな無名だった、だけど…無敵だった
1992年10月29日@大阪城ホール
1992年10月31日@日本武道館
$僕が“バンドマン”を続けている理由。~バンド人生を本音で振り返る~-EXTASY SUMMIT 1992

更に翌年、1993年には「GLAY」もエクスタシーレコードと契約をします。

※ちなみに「GLAY」は1990年【イカ天】にも『無限のdeja vu』という曲で出場経験あり。

結果は完奏ならず(不合格)。



ちなみに俺、17歳の時に【エクスタシーレコードに】影響を受けた『無限レーベル』というものを設立しますwww
この時の(恥ずかしい)話は、しばらく先になりますが、いつかこちらのブログで書きます。


というわけで、続く。。。


★お読みいただきありがとうございます!
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※エグい・キワどい内容に関しては【アメンバー限定公開】にします。

★80年代バンドブーム(ホコ天・イカ天)/90年代V系(ヴィジュアル系)浸りだったTHOGOとはこんな人物。


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EX-ANS/スクリーミング・マッド・ジョージ/組長/東のエクスタシー、西のフリーウィル/YOUTHQUAKE/Majestic Isabelle/GASTUNK/Luis-Mary/灰猫


無敵と書いてEXTASYと読む!!~EXTASY SUMMIT ’91 AT NIPPON BUDOKAN~ [VHS]
ソニー・ミュージックレコーズ (1992-02-21)