枝野さんが被災に巻き込まれた車の処分についてコメントしていました。


なるほど、たしかに。

被災にあった車を撤去、処分したいわけですが、実はこれは「法律的にできません」。

所有者が仮に「もうあの車はダメだ」と思っていたとしても、所有権はあいかわらず所有者にあります。

撤去、処分するには所有者と話をしてからでないとできないのです。

でも、この状況で一台ごとの所有者を確認するのも大変ならば、所有者の所在をつきとめるのも一苦労。これでは災害復興が進みません。


というわけで、災害立法などの成立も考えている、ということです。



数か月前に明らかに駐車場に捨てられていると思われる車の処分に病院が困っている、という記事がありました。病院側は撤去、処分したいけどそれができない、と。

これも同じことなんでしょうね。