ジコマンのセカイだけど | 儀武ゆう子オフィシャルブログ「ザ☆ギブログ」Powered by Ameba

ジコマンのセカイだけど

なんという運命の悪戯か、今日から少しの間だけ先生をやることになりました。

役ではありません。

マジです。


友人が声優志望が多く通うボイストレーニングスクールで講師をやっているのですが、この度の大地震の為他の先生方の多くがご実家に戻られた為、かつてない先生不足に見舞われ、私に声が掛かりました。

放送部の後輩の相手しかしたことのない私は、プロになりたい方々に何か指導出来る域には全く達していないと重々わかっているのですが、すごくすごくお世話になっている友人からのお話で、

しかも、

『お願い』

じゃなくて

『助けてください』

って言われたの。
ヒィー。

大切な友人に『助けて』と言われて断るなんて仲間じゃないと私の脊椎が反応したようで、わりとすぐ『いいよ』と返事をしてしまいました。



とは言え、
電話を切ってから、「私に本当に出来るだろうか」と自問自答の連続。
私こそ、誰かが何か教えてくれるならまだまだ教わりたいよー。


で、色々考えた結果、

そもそも技術とは教わるものではなく盗むものなので、私に教える才能がなくとも、わざわざボイトレに通う意識の高い方々なら私から勝手に何かを盗んでくれるだろうと思い、落ち着いた次第であります。

芝居に正解はないので、パフォーマンスに対してイチ観客として、感想を言ってみるに専念してみます。



今回のお話は、大地震が起こったからこそ私にきたお仕事なので、頂く報酬は義援金にしようと思います。
だいたい私が指導者としてお金を頂くのはおこがましい話である。
今まで何度か義援金を振込みましたが、時代の寵児AKBには遠く及ばないので、負けてられないわ!
すみません、負けでいいです。


あ、

もちろん!

いくら私的にはチャリティー活動とはいえ生徒さんにとっては時間とお金をやりくりして来ている大事な授業なので、誠心誠意取り組む所存です。あしからず。

どうかこんな私からですが、干からびるまで色々吸い取ってください。
私は貴方から若さを吸い取ります。グシシ。


では、大切なものを盗まれてきます!