文京シビックセンターで、第135回世日クラブ定期公演会に参加してきました。講師は拓殖大学客員教授の石平(せきへい)氏です。中国の生まれですが、日本国籍を取得されたようです。
ちょうど今話題の、尖閣問題を中国の立場から、ずばり語ってくださいました。石平先生は、最近の「正論」にも尖閣問題を寄稿しています。チベット問題で有名な、ペマ・ギャルポさんとも交友が深いそうです。
中国は2020年には、日本、フィリピン、インドネシア周辺までの海の覇権を狙っている様です。「ならず者国家」と中国を表現していましたが、的を得た表現だと思います。
しかし、菅政権には、国家の危機管理という感覚が無いように感じられますし、中国人船長を解放したことで、中国からロシアから、日本の外交の無能さをあざ笑うようなことが続々と起きています。
文先生も還太平洋国家の重要性を解いていますが、これらの国々が一致して、中国の覇権に対抗していくしかないと感じました。
現在、高い経済成長率を誇っている中国の国内ですが、実態は極度のインフレ、不動産バブルなどで、来年以降これまでのツケが一気にまわってくることも考えられるようです。
中国の勢いだけが報じられますが、実は内憂外患で常にギリギリのところを行っているのが、実態なのかもしれません。
今回の衝突事件で、一般の人も危惧をおぼえ、中国の素顔が明らかにされ、とても意味のある事件だった様に感じます。
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