アマゾン電子書籍リーダー「Kindle3」ってどうなの? | 毎度おおきにホーチミン。

アマゾン電子書籍リーダー「Kindle3」ってどうなの?

アマゾン「kindle3 」を購入してみました。

価格の安さと(2万円以下)、iPadに比べて目と手が疲れなそうだから
というところに惹かれたからです。

ですが、

結論からいうと残念な感じです

ただ、用途によっては使えそうです。


毎度おおきにホーチミン。



評価できる点
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・軽くて薄い
約700グラム程度のiPadに比べて、Kindleは241グラム。
片手で読めるので、電車の中で読んだりするにはかなり使えます。

・電子インクだから長時間読んでいても目が疲れない。
しかも綺麗です。

・パケット通信が無料
3G通信がある地域であれば世界中どこでもネットが無料で使えます。
アメリカから送られてきた商品を開封したら設定なしでネットサーフィンできたのは感動ものでした。
Amazonが通信料を負担してくれていますが、その分本体価格に上乗せされているようです。
日本ではパケット通信契約していなかったのでメールをチェックするのには重宝しました。

・バッテリーが長時間持つ
wifiオフで1ヶ月、オンで1週間。充電の心配する必要がないのは嬉しいです。
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改善が必要な点
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・文字が小さすぎる
個人的にはこれが最大の難点。
画面が小さいから仕方ないのですが、肩が凝って読む気が失せてきます。

・文字の大きさ調整の使い勝手が悪過ぎる
文字が小さくてもタッチパネル拡大縮小できれば問題ないのですが、
150%、200%、300%しか拡大幅がないので130%が丁度いいときなど、調整ができません。
結果150%を使うことなどあまりないので、実質文字の大きさ調整をする機会が少ないです。

・操作性が悪い
キーボードしか使えません。
タッチパネルに慣れていると動作の遅さに不満を感じます。

・レスポンスが遅い
iPhoneに慣れているとイライラするかと思います。

・読みたい箇所だけ読むのに向いてない
全体表示をする画面がないのと、目次を確認するのにする動作が面倒だからです。
速読法、流し読みにも向いてないです。

・文字入力が大変
日本語対応になったとはいえ、面倒です。

・ブラウザの使い勝手も悪い
遅いです。
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全体として改善の余地が多い印象。

ただ、紙の本と比べると持ち運びが便利だし、
長時間見ていても目が疲れないところ等、良い点もあります。

小説をじっくり読んだりする場合などには適しているかと思います。
(予め文字が丁度良いサイズになるように細かく設定した上で)

WEBの長文記事をPCブラウザからワンクリックでKindleに送ってくれる、Evernoteのような機能も便利です。
「Send to Kindle」(Chromeプラグイン)
http://fionfion.seesaa.net/article/182197411.html

文字の大きさだったり、キーボード入力だけしか使えないことだったり、
操作性、機能性の点でもう少し改善されれば十分利用価値のあるデバイスになると思いました。

痒い所に手が届く日本のメーカーだったら
もっともっと使いやすいデバイスを開発できてるはず(ソニーは売れてるようですが)。

電子書籍市場の広がりに向けて、
日本の端末メーカーは「本は携帯で読めばいい」ではなくて、
もっともっと出版社と協力して世界一電子書籍が進んだ市場を作って驚きの端末を出して欲しい。


なんだかんだいっても明日のべトナム行きのフライトはKindle重宝しそうです。




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