清水国明です。

アメーバブログを始めた時、

見渡せばとっても若い人たちばかりで、

その片隅を使わせていただき、

背伸びせず、身の丈に合った日常を

書いていこうと思っていました。

東日本大震災がおきて

いたたまれずに、子どもたちを救いたくて、

わたしも支援活動を始めました。

そしたら急に

たくさんの人が見に来てくれるようになり、

昨日なんて、ブログランキングの上のほうにまで・・・。

前後を、今をときめく人たちにはさまれ、

居心地悪いのなんのって。

でも今の若い人たちも捨てたもんじゃない。

純粋な、なんとか自分たちでできることを、

という熱い思いがビンビン伝わってきます。

調子こいて、この際だから、

ちょっと皆さんにお願いしてしまいます。

読者のみなさん、そして芸能人のみなさんへ。

みなさんが、被災された人のために緊急に募金したり、

基金を募って義援金を集めていただいていますが、

実はその義援金は公平と公共性という大前提があり、

一旦プールされた後、各県、市町村に分配されるので、

被災者のもとに届くのは９月頃なのだそうです。

一時金という分配も行われますが、多くは被災地復興のための

公共工事に使われるのです。

それはそれで、とてもとても大切な事業ではあるのですが、

みなさんが映像で見られているような惨状があり、

今すぐの支援を求めている人たちがたくさんいます。

義援金の種類がいくつかあるということです。

今すぐに助けたい人のために募金したり基金を集めるのであれば、

そんな目的で行われている募金活動にも、

どうかご協力ください。

芸能人であるみなさんには、

その立場を活用されて、大いに義援金を集めてください。

けれど、集めてポイと渡しておしまいではなく、

それがいつどこで、どのように、どんな人たちのために使われるのか、

そこまでをチェックしてお渡しする義務が、

みんなからお金を集めた私たちにはあると思うのです。

「他人のお金をたくさん集めただけなのに、自分の手柄にして、

いいことしたような顔はしないでくださいね」と、この私が言われました。

肝に命じました。

私たちは一般の人たちよりも容易に募金を募ることができる

立場にありますが、

そのお金を使って何をするのか、何ができるのかがとても大切なのですね。

私は、被災地の子どもたちをバスで迎えに行き、

温かい布団と食事、そして傷ついた心のケアを、

河口湖の森の中ではじめています。

私たちに限らず、今すぐの支援を、限りある資金の中で

工面しながら活動している人たちがたくさんいます。

どうかそんな人たちのことも忘れずに、

みなさんの厚意を、有効に、素早く活用できるよう、

考えてみてください。

長くなりました、すいません。

一応私たちNPO(特定非営利活動法人）河口湖自然楽校で行っている

義援金募集情報も載せておきます。

どうかよろしくお願いします。

東日本大震災被災者支援

震災学童疎開｢生きるチカラ　キッズキャンプ」

義援金受付

【銀行振込口座】
■山梨中央銀行　小立支店（コダチシテン）
■普通口座：２９１３８３
■名義：NPO法人河口湖自然楽校（エヌピーオーホウジンカワグチコシゼンガッコウ）

清水国明の取り組み、詳しくは。

http://www.workshopresort.com/