僕は、オヤジギャグやダジャレが好きです。



自分で言ったりするのはあんまり得意でないけれど、何気ない会話の中でそういったギャグで切り返されたりすると思わず心が和らぎます。




実は僕の地元秋田に、そんなダジャレを会話の要所要所にねじ込んでくるユニークな友達がいるのですが、今これを打っていてなんとなくその友達のことを思い出したのでご紹介させて下さい。




「その場限りのノリだけのギャグじゃなくて、どこか意味深で奥行きが感じられるようなギャグってない?」という僕からのムチャぶりを受けた友人。



少し黙り込んだ後、おもむろに友人は




「杉が、倒れ過ぎた‥」




‥と、言い放ちました。




ギャグそのもののクオリティはさておき、それをあの短時間で発想し僕の注文に即座に応じてくれた友人の思考回路に対して僕は感動を覚えました。




僕にとって一番興味深いのはギャグじゃなく、ギャグを駆使して誰かを笑わそうとする人の意思それ自体だったりします。




ギャグは、面白いかどうかでしか評価してもらえないのが常だけれど、どうにか人を笑わそう(もしくは自分自身笑っていよう)という強い思いがまずそこに無ければ、世に生まれないものだと思います。





今まで何度となく、そういった類いのギャグをがむしゃらに連発する人に対して、好意を感じているにも関わらず無意識のうちに冷たい対応をとってしまったことがなきにしもあらずの僕なので、「福笑い」をリリースする今年を機に、もっとそういう人のギャグにしっかり耳を傾けていこうかな~なんて思いふける2011年1月2日現在の僕です。




みなさんの周りにはそんなオヤジギャグニスト、いませんか??