ピザ職人Y氏の初ホーチミン。 | 毎度おおきにホーチミン。

ピザ職人Y氏の初ホーチミン。


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昨日の記事 で紹介したピザ職人Y氏。

本日、ついにY氏はべトナムホーチミンに到着します。
彼にとっては、生まれて初めてのホーチミンです。


Y氏と僕は中学校から大学まで同じ学校で育った同級生です。
社会人になってからもべトナムに赴任になる少し前まで
一軒家をシェアハウスしていた仲です。


正直僕が起業の一歩目をピザ屋に決めたのはY氏の存在があったからです。




Y氏は、初めから飲食業界にいた人間ではありません。

以前は映像制作業界にいた人間です。


大学在学中はCM研究会に所属し、その頃にCMコンクールで賞をとり、
卒業後はCM製作会社で企画演出の仕事に従事しました。

パナソニックのDVDレコーダーディーガ(妻夫木聡、ボブサップ主演)の
販促映像をディレクトしていたりしたそうです。


7年間、製作会社で寝る間を惜しんではたらいていたのですが、
食の世界に未来を感じたY氏は本気で飲食の道を志すことにしました。


そのきっかけになったのが、仲間うちで手探りで始めたピザ釜づくりでした。
映像制作から飲食の世界へ。


まったく違う畑へ飛び込む決心をさせる程に、
ゼロからつくったピザ釜作りはインパクトが大きかったのです。


その後、いくつかの都内の飲食店で基礎を学び、
3年程前からエンボカではたらくことになりました。



そして現在。
7年前のピザ窯製作を経て一緒にピザ屋を志すことになりました。
当時、みんな冗談半分でこのままレストランにしてしまおうかと話したこともありましたが、
その時は、まさかこうして本当にべトナムでピザ屋をやることになるとは思ってもいませんでした。


ですが、こうして今、実際にべトナムでピザ屋を始めようとしているのです。



先週Y氏の送別会が毎日のように行われていたのですが、そのいくつかに参加しました。
沢山の友人から声援を贈られ、彼が愛されていることを再実感しました。


と同時に、経営者としての責任感を感じました。


海外で友人と一緒にビジネスをやって成功した実例がないということもよく聞きます。


お金が絡むと人間関係が難しくなるともよく言われます。


それでも彼が必要であると感じ、どんな問題が未来に待ち受けていても
お互いが納得できる形で一つ一つを解決していくことを心に決め、
今回のことを決断して、オファーをしました。


友人関係や付き合いの長さに甘んじる事無く、
初心を忘れずに頑張って行くつもりです。


料理一筋ではないからこそ生まれる独創性や柔軟さを強みに
日本人だからできるオリジナルのピザを作っていきたいと思います。


ホーチミン在住の皆さん、↓の顔見かけたら「Y氏~!!」とお声掛け下さい。
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