愚か者めが! | 加納有輝彦

愚か者めが!


「愚か者めが!」

本年の3月、自民党参議院議員・丸川珠代氏が発したこのセリフは一躍流行語となり、これをプリントしたTシャツが発売されるまでに至った。
参院厚生労働委員会で「子ども手当」法案が、多くの国民からも疑問の声がある中、審議を打ち切って「数を頼みに」強行採決された。

この時、委員長席に詰め寄った丸川珠代議員が発したセリフである。

後に丸川氏は「一瞬、サムライが下りてきた。」と粋な解説をしている。これは嘘ではなく真実かもしれない。

 一体、今の政治家にサムライ、あるいは「天」はいかなる言葉を発するであろうか。

 本年、幸福実現党大川隆法名誉総裁を通じて多数の政治に関する『金言』が天下った。これらは映像と書籍にて全て公開されている。この際、フィクションと思っておられる諸兄もおられるであろうが、言葉の重みを共有していただけたら幸いである。高天原より天下った「神示」を一つ紹介いたします。

 
 『現天皇家も、菅内閣については、非常な嫌悪感を持っています。その前の鳩山内閣、小沢幹事長に対しても、非常な悔しさで、本当に血を吐くような怒りを覚えながら、彼らの内閣を任命いたしております。私は、菅政権など、一日も早く、この地上から姿を消してもらいたいと思っております。』(「最大幸福社会の実現~天照大神の緊急神示~」)

 血を吐くような怒り・・・ 一日も早く、この地上から姿を消してもらいたい・・・

 週刊誌の見出しでもこれほどの激しい言葉はなかったかもしれない。というより、一連の大川隆法総裁の「公開霊言」の出版(その多くが民主党政権への厳しい批判であった)に比例して、週刊誌の民主党批判の見出しが激烈なものとなっていった感がある。特に、「週刊現代」の見出しは、公開霊言の出版と軌を一にして激しくなっていった感がある。記者といえども人の子、神々の後ろ盾あればこそ、勇気百倍で書けたのであろうと推測する。
 オカルトと信じない人の方が多かろうが、「公開霊言」の質の高さと圧倒的な量、そして何より先見性に、もはや無視してばかりはおられなくなっている。昨年より幸福実現党が声をからして問題提起してきた通りに日本は国難に見舞われているのだから。


 一連の、「天の言葉」の中で「ひきょう者」という表現も多かった。

最後に、書いておきたい。ひきょう者といえば、私は、先月沖縄県知事に再選された「仲井真」氏をひきょう者と言いたい。

 橋本龍太郎内閣時代、自らの政治生命を賭して「普天間基地の移転先として辺野古沖」を受け入れた比嘉鉄也名護市長(当時)の決定。捨て身の決定の上に合意された県内移設の重みを知っているくせに、鳩山のアンポンタンが一番の戦犯であるとしても、仲井真氏自身も県内移設を受け入れていたのに自らの保身のために変節した。
 比嘉鉄也名護市長(当時)の国益のために下した捨て身の英断を、一時の、マスコミが煽り立てた「県外移設」という作られた世論の上に乗っかって、自らが当選するために主張を「県外移設」へ変えてしまった仲井真氏。
 私は仲井真氏をひきょう者と呼ぶ。おそらくサムライなる人が現代にいたとして、同じく「ひきょう者」と呼ぶであろう。いや、現に、まだご存命の比嘉鉄也氏その人が、この変節に体を震わして怒りを表現されているのである。(私の知人が実際に比嘉氏と会って、その怒りを目の当たりにしたのである。)

 このようなひきょう者に、どうして幸福実現党は選挙協力できたであろうか。もし、幸福実現党が仲井真氏に選挙協力しようものなら、神々の怒りの激しい鉄槌が下ったであろう。捨て身で正論を堂々と訴える姿勢を無くしたら、幸福実現党など存在する意義はない。

 我々はひきょう者、愚か者には断じてなりたくない。いや、許されないのである。


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