WTI原油は2年半ぶりの高値
昨日は世界の3大指標原油紹介したが、そのなかのWTI原油先物は、取引量と市場参加者が圧倒的に多く、
市場の流動性や透明性が高いため、原油価格のメイン指標にとどまらず、世界経済の動向を占う重要な経済指
標の1つにもなっています。
WTIの先物がニューヨークマーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されています。3月2日のNYMEX原油先物
相場は、北アフリカの産油国リビアの情勢緊迫化などを受けて急伸し、WTIの4月渡しの終値は、102.23ドル
(1バレル)となり、08年9月下旬以来、約2年5カ月ぶりに終値で100ドルの大台を上回った。
* WTIはウエスト・テキサス・インターミディエートの略で、西テキサス地方で産出される硫黄分が少なくガソリンを多く取り出せる高品
質な原油のことを指します。
Robin