英語を勉強する上で大事な要素を3つ挙げるとしたら、

「自主性」

「継続」

「楽しさ」

だと思います。

自主性
何事もそうですが、誰かに無理矢理やらされるのって、イヤですよね。
そんな状態で何かが身につくはずがありません。
英語についても、何のために英語を身につけようとしているのか、という「自分なりの目標」を持つ必要があります。
そうすれば、自分から勉強しようという気になりますね。
目標は何でもかまいません。
「ハリウッドスターになりたい」
「ブリちゃんとデートしたい」
「アメリカ大統領になりたい」
みたいな大きなものでもいいですし、
「TOEICで高得点をとりたい」
「海外旅行をしたい」
「映画を字幕なしで楽しみたい」
「小説や英字新聞を辞書なしで読みたい」
「外国人の友達がほしい」
でもかまいません。

継続
そして続けること。
体のトレーニングと同じです。
鍛えればその分着実に力になります。
でも、サボれば確実に力が落ちるのです。
力を維持し、向上させるために毎日続けましょう。

楽しさ
さて、ここからが本題です。
「英語はつまらない」と思う方も多いはず。
中学校で英語を習い始めた頃からそう感じているのではないでしょうか。
「アレッ?英語ってイメージしてたのと違うゾ。」
それは教科書の内容に原因があるのかもしれません。

だからといって、決して教科書が悪いわけではありません。
教科書会社の方はがんばってます。
指定された語彙(英単語)と文法事項を使って、徐々に力が付くように工夫しています。
いろいろな制限がある中で、1冊の教科書を仕上げていく。
これ自体とてもすごいことなんです。
でも小説などとは違って、話のおもしろさを第一にしているわけではないので、つまらないと感じてしまうのも無理はありません。

ボクはピアノを習い始めて5年くらい経ちます。
ピアノ教室では、まず「バイエル」を習います。
ピアノを習ったことがない人でも「バイエル」という名前だけはご存じですよね。
これはピアノの指使いの基礎を習得するための練習曲がたくさん詰まった「教科書」です。
「バイエル」を卒業すると、
「ハノン」
「チェルニー100番」
「チェルニー30番」
「チェルニー40番」

と進んでいきます。
順番に練習を進めていくことで、ピアノを弾くことができるような仕組みになっています。

でも正直に言って、どの練習曲も特に「楽しい」わけではありません。
特に「ハノン」は和音があるわけではなく、ひたすら同じようなメロディーを弾き続けます。
上達するには、何回も何回もくり返し練習します。
当然飽きてしまいます。

そこで、こうしたピアノの「教科書」の他に自分の好きな(もちろんレベルに合った)曲の練習を同時に進めます。
好きな曲だから、弾いていて楽しいんです。
(ちなみにボクには、最終的に弾きたい「目標」となる曲があります。その実現に向けてがんばってます。)

もう、おわかりですね。
学校で使っていた教科書は「バイエル」であり「ハノン」であり「チェルニー」なんです。
ハラハラもしません。
ドキドキもしません。
胸がキュンとなることもありません。
でも英語の達人たちが集まって、みなさんの英語が上達するように考え抜かれた教科書を最初から順番にマスターしていくことで、確実に力がつくのです。

もちろん教科書だけでは楽しくありません。
楽しくないことは長続きしません。
だから、自分の好きな曲を練習するのと同じように、英語を楽しみましょう。
友達を誘って、日本語禁止のカラオケ大会なんか盛り上がりますよ。
英訳されたマンガもあります。
小説や映画などはいかがですか?
こちらで紹介されている「ペンギン」シリーズには、簡単な英文でしかもおもしろい内容の本がたくさんあります。
好きな映画を英語の音声で(できれば字幕なしで)見るのも楽しいですよ。

英語のレベルが上がれば上がるほど、小説や映画がもっと楽しくなります。
ハリポタの原作を読むことだってできますよ。

バイエル、ハノン、チェルニーがピアノ習得の王道であるように、教科書こそ英語習得の王道です。
さあ、英語を楽しみつつ、教科書をしっかり勉強して、レベルをどんどん上げましょう。

「そんなこと言ったって、教科書なんかとっくに捨てちゃったよ。」
なんて方もいらっしゃることでしょう。
ご安心ください。
「英会話 絶対音読」シリーズは、実際に教科書で使われた本文を厳選して載せてあります。
例えば、「入門編」では中学校1年生からの本文が、「挑戦編」には高校の本文が載っています。
しかも、学習方法が丁寧に書かれています。
まずは「標準編」を買ってみて、難しいなと感じたら「入門編」、簡単すぎると思ったら「挑戦編」を買うといいと思います。

まちがっても「ただ~するだけで英語がペラペラになる」なんていう甘いさそい文句にはのせられないように気をつけてくださいね。
曲を聴いてるだけでピアノが弾けるようになるわけないんだから。

うーん、軽い気持ちで書き始めたつもりが、ついつい長くなってしまいました。
本当はまだまだ書き足りないのですが、このへんでやめときます。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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