渋谷雄大さん 「売らない販促セミナー」 ④
おはようございます。中小企業の宣伝課・田中です。
29日に参加した、「売らない販促コンサルタント・渋谷雄大さん
」の
販促セミナーで気づいたことの最終回です。
■顧客には「5つの心理がある」
それを知って、販促に活かす。
○顧客心理1 > 理由を知りたい。
顧客は不安要素があると買わないので、「理由」を知りたくなる。
例えばチラシで、たくさん商品を売ろうとするあまりに、
商品ばかり並べて、商品の特徴や理由を書かないと売れない。
※共感されるストーリーや理念を語る。
○顧客心理2 > 具体的に知りたい。
抽象的な言葉は使わない。説得力がない。
「当社は営業マンが親切です」と言いうのは当たり前。
「業界では営業マン一人あたりの顧客が平均20社ですが、当社は10社です。
だから顧客一人一人にじっくり時間をかけてフォローします」
○顧客心理3 > 失敗したくない。
買うことによるリスクを回避したい。問題点、デメリットをしりたい。
※営業する側は、問題点を無意識に隠そうとする。
お客から質問されてから言うようだと、不信感につながる。
○顧客心理4 > 許してほしい。
顧客は自分が買うことを正当化したい。買う理由を見つけたい。
なぜ、これを買うのかを理由付けしてあげれば、売れる。
○顧客心理5 > 限りあるものがほしい。
購入を悩んだ時の最後の一押し。
チラシなどで目立つように「限定○個」と書くのは効果ない。
「本当はもっとたくさんあるんだろう・・・」と思われておしまい。
顧客は買うことをほぼ決めているのだから、控えめに伝えれば良い。
というのが、5つの顧客心理でした。
渋谷さん曰く「販促チラシは漫才である」
チラシの中にはボケとツッコミが必要。
顧客のツッコミに答えられているか?
答えられていないチラシは効果が出ない。
自分のチラシで効果を出したければ、
毎日、目にするチラシにお客さんの立場でツッコミをいれる。
渋谷さんのクライアントで1年間ツッコミ続けた方は、
効果が出るチラシを作れるようになったそうです。
どうやって売らないで売れるようになるかを考える。
そして、決めた販促は徹底してやる。
顧客の心理を考えた販促。
「自分メディアの活用」にも、この考えを取り入れていきたいですね。
ちなみに、渋谷さんのセミナーは、堅苦しくなく、笑いもあり、楽しく学べるセミナーでした。
この記事を読んで下さっている皆さん、メモのような記事だったので、内容が分かりづらかったらすみません。もし、質問などあればコメントその他でお気軽に。
渋谷さん、ブログでの紹介を許可して下さり、ありがとうございました。
<関連記事>
・渋谷雄大さん 「売らない販促セミナー」 ①
・渋谷雄大さん 「売らない販促セミナー」 ②
・渋谷雄大さん 「売らない販促セミナー」 ③
――補足情報――
●渋谷雄大氏
ジャイロ総合コンサルティング(株)のセミナー事業部長、中小企業診断士。
年回150回以上の講演を行っている人気講師。
●セミナー会場 日本橋公会堂
中央区の施設で、「日本橋劇場」という440名収容できる劇場もある。
半蔵門線水天宮駅徒歩3分、日比谷線人形町駅徒歩5分。