スマートフォン版「Ameba」のユニークユーザー数は、

月間350万人を超えました
中で見ている我々としても驚くような伸び方です。

一昨年からのiphoneの普及、そして最近のandroidの

本格化が影響していますが、最近ようやく自分たちの
努力による成長が感じられるようになってきました。

Amebaのスマートフォン対応には専門チームを

結成していて、今ではどのブログサービスにも
負けないレベルだと自負しています。
今後もグルっぽやピグなどあらゆるサービスの
スマートフォン対応を速やかに進めていきます。

当社のスマートフォン戦略は、
既に拡大中のAmebaを中心としますが、
「大量の新しいサービスを、素早く投下する」
それ自体が戦略です。

今後のスマートフォンのコンテンツ市場は、
デバイス、キャリア、OSがどう変化していくのか
誰にも分かりません。
全く新しい、流動的で未知数の市場では、

まずは市場にサービスをリリースし、

ユーザーの反応を確かめながら、

改善、新機能追加などの運用を繰り返し、
よいものを更に伸ばし、だめなものは撤退する

という考え方が正解だと思ってます。
外からはトップダウンの戦略が分かり易いですが、

ボトムアップで大ヒットを産み出そうとしているのです。


私の過去の経験から言えば、

PC→
メーカーともプロバイダーともOSとも関係なく、

ユーザーから圧倒的な支持を受けた
yahooやgoogle,Amazonなどが伸びた。

ガラケー→

初期段階では、キャリアとの関係が強い

コンテンツプロバイダーが伸びた。
端末やOSの直接関与は少なかった。

PCとケータイの中間とも言える、スマートフォンは

どうなるでしょうか。誰もが闇雲にプラットフォームを
目指しているようにも見受けられます。

そんな混沌とした状況下で、我々が集中すべきことは、

「ユーザーにとって素晴らしいサービスを創ること」

ただそれだけです。
ユーザーから圧倒的に支持を受けていれば、

それ以外のことは後からなんとでもなると思います。


市場調査をすることや、綿密な計画ではなく、
ユーザーに早く届けることが大事で、

また関係会社との間で政治的な動きをして、
活動の幅を狭めたり、つばぜり合いをしていては
いけないと考えてます。

現在開発中のスマートフォンの新サービスは、

アバター、SNS、評価サイト、ゲーム各種など、

グループ全体で見れば把握しきれないくらいあります。


ひとつひとつのサービスのクオリティを

時間が許す限り、ほんの僅かでもいいから

上にあげていくことに集中しましょう