クラムチャウダーは聞いたことありますよね
アメリカ生まれの具だくさんなスープがチャウダー(chowder)だけど

二枚貝(=clam、クラム)を使うと
clam chowder(クラムチャウダー、二枚貝のクリームスープ)って事になる

今日もアメリカンなレシピにしてみた
こんな感じ ↓
ごんのブログ(慢性膵炎日記)

日本だと ”ニューイングランド風” が一般的で、他にコンソメとトマトのうま味を活かした ”マンハッタン風”
すまし汁仕立ての ”ロードアイランド風” があるんだ

ロードアイランド風が原型らしいんだけど、牛乳やトマトでうま味を利かせたのが
ニューイングランド風とマンハッタン風ってわけだ

クラムチャウダーに使う貝は ”Northern quahogs(北クアホッグ貝)” って言って ”hard clam(ハードクラム)”
とも呼ばれるけど、こちらはハマグリの事

大きさで名が littleneck(リトルネック) ⇒ topneck(トップネック) ⇒ cherrystone(チェリーストーン) ⇒
quahogs(クアホッグ、chowder clamとも) って変わるるそうで、アメリカ東海岸に生息する貝だ

ところが90年代終わり頃から東京湾で繁殖している事が確認され
2005年頃から国産ものが市場に出回っている

どうやらバラスト水(ばらすとすい=空荷の船を沈みこませてバランスを取る=復元性を向上させる重り)に
混ざっていたらしい

バラスト水は、空荷の貨物船が積んできて、貨物の積込時に寄港地で排出するので
このように外来種をまき散らすとして問題視されているんだけど

日本のハマグリやアサリは絶滅に近くて朝鮮に頼っているんだ
味もハマグリに近くて、ヘドロの海中でも生息できるこの貝が今後は主流になっていくのかな?

今は違う属になっているけど当時はハマグリと同じ ”マルスダレガイ属” で、この属は英語ではVenus属

”Venus” はローマ神話の愛と美の女神で、この種の貝から生まれたと言われているんだ
美の女神だから ”美之主” と書いて、音がヴィーナスにも近いので ”ビノス” って読む

日本ではその種の中で特に美味しいものや、主流になる物に ”本” って言う字を頭に付けるので
”本美之主貝(ホンビノスガイ)” ってなるわけだ

材料は(2食分)
アサリ(殻付き)250g・ムキエビ100g・ベビーホタテ100g・ももハム切落し50g・ニンジン1/2・ジャガイモ1・
玉ネギ1/2・発酵バター小さじ1/2・ブロッコリー1/4・ブナシメジ1/2P・スキムミルク大さじ1/2カップ・
水(合計)2.5カップ(または豆乳1カップ+水1.5カップ)・小麦粉大さじ2+水1/2カップ・塩適量
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アサリは殻付きを使いましたが
大人数なら剥き身を使って、飾り的に殻付きも少し使うと経済的かな

洗う際に口を閉じない貝は死んでいるので取り除き
水1.5カップで茹でて口を開かないものも死んでいるので取り除く
(この茹で水も使う=アサリのダシが出ている)
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バターでももハムを中火で炒めるんだけど、脂肪は切りとります
(脂肪分の少ないショルダーベーコンでも良い)

ハムがカリっとしてきたらブロッコリー以外の野菜類も炒める
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ジャガイモがほんのり透き通ってきたら茹でたアサリの鍋に入れ、ムキエビ・ホタテも加える

水1カップを加え中火で温まってきたらスキムミルク1/2カップを加え塩で味を付ける
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野菜類が充分に火が通ったら水溶き小麦粉(小麦粉+水)を加えゆっくりかき回して
とろみが付いたらブロッコリーを入れて火を止める

これで完成だ
乾燥イタリアンパセリを振ってあげるととっても合う

脂質は、ももハム(7.5%)は4g、バター(83%)1.7g、スキムミルクと野菜類とシーフードで3gくらい
1食4.5g程度ですね、2食分食べちゃってもOKかも・・・ (;^_^A 満腹でダメだぁ

スープスパにも良いぞぉ (^O^)/

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