先日、女性編集長のUさんと

お茶をしたときのこと。


「ひかりちゃん、

人が持つ“本質”というものは、

意外と昔も今も変わらないものだから、

それを知らないでいるよりも、

哲学書には“人生のヒント”が書かれているから

読んでおくといいものよ。」


とアドバイスをいただきました。


確かに、

シェークスピアの戯曲にしても

未だに舞台化されるのには、

今でもその登場人物の気持ちが

理解できたりするからだし、

昔も今も、人の本質は

あまり変わってない証拠なのかも!?


どんな哲学書を読もうかな~?

と思っていたら、

ひょんなところで、

ブログのコメント欄で珍しくも

「この本を読んでみたら?」

とのカキコミがあり、

(「神様のお告げか?」と思うくらい

のタイミングの良さでした・笑)

早速、読んでみました。


『愛するということ』

(著:エーリッヒ・フロム)

愛するということ/鈴木 晶

¥1,325
Amazon.co.jp


この本、かなりいいです。

かなり難易度は高いけど、

結婚前に読んでおいた方がいい

くらいに、良い本だし、

ここに書かれている“人の本質”って

実は、以前、

スピリチュアルカウンセラーのUさん

も同じようなことを言っていたんですよね。


この本に書かれているような考え方に

行き着いた方が、結果的には

生きやすくなるものなのかも!?


もちろん、行き着くまでは、

またココロの脱皮が必要なので、

何度もヒリヒリする思いを

するとは思うのですが・・・。


ちなみに、ブログでは、

この本を読んだ上での

私なりの解釈を書くので、

読む人によっては感じることは

違うと思うので、

この本にご興味ある方は、

ぜひ、読んでみて下さいね!


長くなるので、

2回に分けて書こうと思うのですが、

まずは、

「なぜ、愛するのに“技術”が必要か?」について。


要は、私たちの世代になると、

家同士結婚などは少なくなり、

自由に恋愛ができるようになったからこそ、

相手も選べるようになったわけなのですが、

一般的には、人は

「愛する」ことよりも

「愛される」ことの方法に注目しがちだし、

(男性なら経済力や地位向上など、

女性は外見を磨くなどの方法とか?)

「恋は落ちるもの」だから、

自分でコントロールするものではない、

と考えられているため、

「愛することは

自然にできるようになるもので、

むしろ愛する対象がいないのが問題だと

思われている傾向があると思うんです。


もちろん恋は落ちるものだし、

そこからスタートするのは

全然良いことなのですが、

残念なことに感情というのは、

生まれては消えていくものなので(苦笑)、

そのあとに“本当の意味”で

「人を愛する」ことができないと、

結局は、「恋をしては別れる」を

繰り返すことになってしまうのかもしれません。

仮に結婚できたとしても、

感情が消えたら、離婚という可能性だって

あると思うんです。


だとしたら、

人を「愛する」ことを知って、

相手との関係を

“持続可能”にした方がいいし、

人を愛するというのは、

実はそんなに簡単なことではなく、

“技術”が必要!

ってことなんだと思うんです。


ま、私の場合は、恋愛において、

「これは自己愛から来ている感情なのか、

他人愛から来ている感情なのか・・・」

と悩んだりすることがあります。


結局、「言葉」でも「愛情」でも、

自分のために向けているものって

相手に届きにくいものなんですよね。


だったら、

ちゃんと相手に届く「愛し方」

できるようになりたくないですか?


そのためには、

愛する技術を身に付けることが大切!

ということなんだと思うんです。


ま、“技術”というと、

すごく堅苦しい感じになってしまいますが、

要は、本当の意味で「人を愛せる」ような

成熟した人間になるためには?

ということだったりします。


以前、ブログでも書いたのですが

(10/1 「恋愛の“欠点”が分かった!」

http://ameblo.jp/olhonne/entry-10351408280.html

愛することって、

求めることではなく、与えることだし、

自分の恋愛の欠点が分かっただけでも、

私は随分、楽になれたような気がするんです。


自分が成長する、変わっていくってことは

非常に大変なことではあるのですが、

その後、生きやすくなるのは事実で、

結局は、どのタイミングで成長するか、

ってことのような気がしています。


成長しなければ、

同じことで何度もつまづくし、

始めはココロが痛くても、成長できれば、

前はつまづいていたことでも、

楽々に通過できるようになる!というか。


では、

「愛するには、

どんな技術が必要か?」

については、

明日のブログでUPします!


(10/13「愛するには“技術”が必要!?(その2)」

http://ameblo.jp/olhonne/entry-10362570803.html


一緒に、ヒリヒリしながら、

少しずつ、成長していきませんか?(笑)



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