双子妊娠にっき*3「膜性診断」
過去をさかのぼって書いた妊娠中のできごとです。
今までの「双子妊娠にっき」はコチラです。→「はじめに」
「双子発覚」
当時のワタシの気持ちなど、日記をもとに書いてます。(2008年3月~の日記より)
初期の心境など残しておきたいので、今は毎日のことを長くツラツラ綴ってますが、
今後は、はしょっていく予定です。
*当時の私の記録をもとに書いています。
医学的用語、専門知識など、間違っていることもあるかもしれませんがご了承ください・・
*記事中にでてくる病院、先生はイニシャルではありません。
A、B・・と順番にあてはめています。
(地域の方が読んでわかってしまうのを避けるため)
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「膜性診断」について コチラ→★★
*3月11日*(第10週)
今日初めてC総合病院に行った。
女医のA先生というテキパキとした感じの先生だった。
一卵生、二卵性がまだわかる時期ではなく膜性もはっきりしないので
不安になり、かなり動揺している。
本やネットの情報によると、膜性診断は11週くらいまでに見てもらわないと判断がつかないと書いてあり、
いそいでC病院へ受診したのに、結果は「まだ確定しなくてよくわからない」とのこと。。
え~。。。
・・・と先生の話を聞き、落胆する私。
しかも、「今、検診した様子では前置胎盤の疑いがありますね」
「双子妊娠で前置胎盤だとかなりのハイリスク妊娠になります・・・云々・・・」
つまりは「うちでは見れないからよその大きい病院へ行って欲しい、紹介状書くので」
こんな内容の話だった。
正直、「やっかいもの扱い」されたカンジがして「この病院はやめよう」って思った。
他に私をちゃんと受け入れて、見てくれる病院はあるはず・・
先生や、この病院に対しての不信感だけが残ってしまった。
*3月12日*
最初に受診したAクリニックに電話して、膜性診断をしてもらえないか話す。
最初、話したのは院長のお父さんでおじいちゃんの先生。
「膜性・・?双子妊娠はね、途中で何かあるかわからないけど今はふたりとも順調だし気にしないの」
と言われ、膜性診断についての理解はないようだった。
話の中で「今が順調だから、先のことは気にしなくていい」と何度も言われた。
そんなの、私だってわかってる。
だけど、一羊膜か2羊膜かによってリスクが違うのだから、自分でもはっきりと自覚をしておきたい。
ただ、それだけなのに・・・
*3月13日*
ネットで、前置胎盤のこと、膜性診断についてもっと詳しく調べる。
前置胎盤って、今はまだ判断がつかない状態であるのにこんな初期の段階ではっきりと
「前置胎盤です」って言い切るなんておかしくないかな。。。
*3月15日*
Aクリニックに再度連絡し、今度は院長と話をする。
「では、これから病院へ来てください。時間外ですが僕が診断しますから」と言われホッと安心する。
電話のあと、すぐに休みだった旦那さんと病院へ向かう。
かなり長い時間・・・・2時間近く待って、やっと受診。
見てもらった結果は・・・
「二絨毛膜、二羊膜(DD)」との診断、お部屋がふたつに分かれていた。
ほ~~っと一安心。
その後は、今後について院長と話す。
院長は、ここでも双子出産した方はみえるしアナタが望むならぜひこちらで・・と言ってくれたが
私はこどもが未熟児で産まれたら。。という気持ちが強いので、
NICUのある総合病院で出産したいと話す。
院長は快諾してくれて、B総合病院への紹介状を書いてくれた。
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この週・・・
出産する病院も決まってないし、膜性診断もはっきりしなくて本当に不安だらけの一週間だった。
産婦人科により、受診内容も違うし、先生の言うことも違う。
どれを信じていいのか、不安なこともたくさん言われて落ち込んでしまった・・・
でも、自分のことをちゃんと受け入れてくれる病院、信頼できる先生のもと
出産したいと思うから、あきらめずに前を向こうと思う。
双子妊娠にっき*4「病院決定」へつづく・・・