【戦争】ベスラン学校占拠事件 | ONZA★HEAVEN

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北オセチア:ベスラン事件


北オセチア共和国は、ロシア連邦を構成する共和国で連邦構成主体のひとつ。北カフカース連邦管区に属する。首都はウラジカフカス。主要な都市にはモズドクやベスランなどがある。

北カフカース(カフカース山脈北側)に位置し、オセチアの北部を占める。南はロシア連邦の国境を隔ててグルジアがあり、西はカバルダ・バルカル共和国、東はイングーシ共和国、北はスタヴロポリ地方である。

北オセチア共和国は、ロシア連邦の一部をなすオセット人の民族共和国で、オセット人はイラン系の言語を話し正教会信者の割合の多いカフカス地方の民族で、周辺のチェチェン人などムスリムの多い民族と違いどちらかといえば親ロシア的である。国境を挟んで南のグルジア共和国側のシダカルトリ地区が南オセチアに相当する。同地方では、自治権要求から北オセチアとの統合とロシア連邦への編入を求めて南オセチア紛争が起こっている。

隣接するイングーシ共和国と領域を巡る対立を抱えるほか、イングーシの東のチェチェン共和国の独立をめぐる紛争においてロシア軍の拠点として使われている。2004年9月には北オセチアの地方都市ベスランでチェチェン独立派がベスラン学校占拠事件を起こし、350人以上が死亡する大惨事となった。