切にお願い。チャリティーよりも是非とも「ふるさと納税」を! | ぶっちゃけ税理士・岩松正記のブログ

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仙台市の税理士、岩松正記が書く、起業・ビジネスネタを中心に、ときどき読感やセミナー感想など。
山一證券の営業、アイリスオーヤマの財務・マーケティング、ベンチャー企業の上場担当役員等10年間に転職4回と無一文を経験後に開業。
モットーは「一蓮托生」

3/11の地震(正式名称は覚えたくもありません)は

人生2度目の大地震でした。



どういう状況だったかというのは手元のメモを

おいおいUPしようと思いますが、

まずは当日から本日まで、とてもブログなど書く気にもなりませんでした。

*ツイッターは書いてましたが(^^;



私の住む仙台市でも、中心部と周辺部では被害の状況が違います。

郊外の住宅街では、未だに断水が続いており、

トイレやお風呂に困っている人が大多数です(もちろん私も)。





まずそれはさて置き、

ネットを見ていると、支援策、寄付について、

チャリティーだなんだといろいろ出てきております。





しかし、私から、声を大にして言いたい、お願いしたいことがあります。

それは



寄付するなら、是非、ふるさと納税にしてください!



ということです。





ふるさと納税とは、簡単に言いますと、

自分の住民税を、好きな市町村に納めるもの、です。



例えば、私の来年支払う予定の住民税が30万円だとして、

今、10万円を◯◯町にふるさと納税すると、

来年、自分の住んでいるところに納める住民税が20万円になる

というもの。



つまり、来年支払う住民税の前払いで

自分の好きなところへ住民税を納めるものなのです。



しかも、その年の確定申告では、

ふるさと納税した金額から2千円を引いた分だけ

寄付金控除が受けられて、所得税も安くなります。







ふるさと納税は、

自分の選んだ市町村、どこにでも、

いくつの市町村にしてもOKです。

一人で4つも5つもの市町村に、いくらしても

いいのです。





ただし、ちょっとやり方が面倒でして、

一旦、寄付先の市町村に連絡を取り、

納付書を送ってもらったりしてから納付します。



ちょっと手間はかかるのですが、

直接、市町村に納めることができるもの。



だから、本当に、被災地の市町村に

大切なお金が直接届くのです!







ぶっちゃけ、言いましょう。

いろいろな人が何だかんだチャリティーだなんて言っても、

どこへ、何に、使われるかなんてわかりません。



だったら、是非とも、今回の被災地の復興に

直接役立てさせて欲しい。



宮城や岩手、福島、青森、茨城の、特に沿岸部の市町村の

税源に使わせて欲しい。心からそう思います。







残念ながら、今、それらの市町村のホームページは

ほとんどが機能していません。

津波でやられて、それどころではないのですね。





だから、落ち着いてからで結構です。



今お持ちの、被災地を支援したいという

大切なお気持ちを

今しばらく維持していただき、



被災地の体制が整ってから、

是非ともふるさと納税をして欲しい。



切に切に思います。是非とも

沿岸部の市町村の復興のために

ふるさと納税をしてください。

宜しくお願いいたします。