赤裸々に書きます。
どっちがアジアの妖精でどっちがアジアの燻製(くんせい)か、今日決着つけてやる!
どっちがアジアの妖精でどっちがアジアの燻製(くんせい)か、今日決着つけてやる!
こう言ったのはいつのことだったか?
千秋VSビビアン対決
この対決が後のポケビVSブラビへの序曲となる…
ワタシの前に突然現れたビビアン。
ポケビの前に突然現れたブラビ。
いつも突然で、その度にワタシは唖然としたのだった。
そしてかなわない相手と知りながら戦い続けるのだった。
「ワタシノホウガカワイイ」
と楽屋で冗談で笑うビビアンに、何も言えず、だけど悔しくて、
「そんなことない…もん…」
と誰にも聞こえないように小さく呟いたことも。
周りに気を遣えて、いつも笑顔のビビアンに、男性スタッフはみんな
「あーあー。ビビアンは可愛いなあ。それに比べてお前は…」
ワタシは
でも、やがて、仲良くなり、プライベートでも遊ぶようになった頃、
あるスタッフに呼び出されました。
「千秋、ビビアンと最近仲良くしてるだろ?俺はお前の為を思って忠告するけど、やめた方がいいよ。だって、ビビアンは迷惑がってるから。」
嘘だ。
そんな訳ない。
昨日も夜中まで語り合ったし
「悲しいかもしれないけど本当なんだ。ビビアンのスタッフ側から困ってるからなんとかしてくれと言われたんだ」
…泣きました。
何かワタシ、悪いことしたかな?
困るようなこと、したかな?
思い当たることはないけど、きっと彼女にとってはいやだったのかな
そのスタッフさんには、ビビアンに聞いても多分知らないと言うから聞かない方がいい、このまま黙って距離を取るのが最善策だ、と釘も刺されました
それからは、仕事以外では会わなくなりました
その時は失恋したみたいな気持ちになりました
まだ、言葉の壁もあり、細かいニュアンスまで伝えることが出来なかったのと、
ビビアンの周りにはいつも台湾スタッフがいたのもあり、
その時は確認もしないで、自分を心配してくれたスタッフさんの言う通りにしました。
今、ここまで書きながら、よく考えればあれは、ワタシ達がただ何かに巻き込まれただけのことかもしれない(番組以外のことでね)、とかわかるんだけど
あの時はわからなかった。
ただ、裏切られたと思った。
まだ子供だったのです。
それからしばらくして、思い切ってそのことをビビアン本人に尋ねました
ビビアンはスタッフさんの言っていた通り、知らない、と言いました。
しかしその顔を見て、ビビアン本人は本当に何も知らないんだとわかりました。
それさえわかれば、もう誰が何の為に、とかもうどうでもよくなりました。
ワタシ達が信頼し合ってればいい、と打ち解けました
そして、前よりも仲良くなり、お互いのお家に泊まり合ったり旅行に行ったり…
今でもこうして続いています
この日、ビビアンがメッセージをくれました。
離れていても、いつも応援しているよ
天敵だった彼女は、いつの日か大切な友達となりました
そうだ。
冒頭の言葉…
冒頭の言葉…
どちらがアジアの妖精でどちらがアジアの燻製かなんて、本当は最初からわかっていたんだ
XOXO,CHIAKI。