下にリンクコピーしたのは、空から見た東京
 震災前と震災後の写真です。

貧困救済活動で知られる「もやい」
の湯浅誠さんが、さきほどご友人の方のブログサイトを紹介していらっしゃいました。

【ツイート引用】
@yuasamakoto 3:23am via Web

【おしらせ】友人より。「友人とともに、福島の原発事故について海外の報道を翻訳紹介するサイトを始めました。口舌の徒としてのせめてもの罪滅ぼしです」
そのサイトはこちら↓。
福島原発事故 海外での報道 http://d.hatena.ne.jp/kentao/


津波のあと、闇に沈む日本CommentsAdd StarLibération le 25 mars 2011リベラシオン 2011年3月25日

この消えた灯を見るだけでこみあげるものがありますが、でも、私たちは本当にこれだけの電気を使わないと生きて行けないのでしょうか。石器時代に戻るわけではなく、せめて登山やキャンプなどで野に出て過ごすときの感覚を取り戻さなくてはいけないのではないかと思います。

太陽熱等の自家発電だけでまかない、余った電気を電力会社に売る家庭も日本でも僅かながら増えてきています。
今の国内電力消費量から原子力発電分を差し引くと、3割減。それは1989年、バブルピークの頃と同じレベル(GDPで84年レベル)。あの頃でさえ十分贅沢していませんでしたか?あそこに戻れないほど日常で使用する光熱が豊かになったと感じますか?

80年代、冷蔵庫の年間電気代はムシできるほど安かったのに、今省エネを謳っている大型冷蔵庫の年間電気代節約額は、当時の冷蔵庫にかかる電気代に近いですよね。なぜこんなことになっているんでしょうか。

原子力発電所の建設は大手電機が受注しています。電化製品が売れるほど、電気供給のための仕事で儲かる仕組みです。それもバカにならないマネーが動きます。[追記: 電力需要の9割は産業需要で、日本の家庭の需要は欧州の3分の2、米国の3分の1。]

海外メディアの情報に頼らなければならないのは、政府、東京電力、保安員、原子力監視委員会のすべてが、地震・津波後の原発事故という人災の当事者であり、いわば泥棒に警官の役割をさせているようなものだからです。(実際には、政府以上に、自民党政権時代からの実質的に真の権力層である霞ヶ関を考えなければ、今起こっていることを見誤ります。)

風向きによって、放射能汚染された大気がどう動くかという重大な情報も、原発ゼロの国であるノルウェーかドイツの予報を見なければ、日本には情報がありません。

私はこちら↓を使っています。ドイツの気象予報です。IAEAに提出される東京電力のSPEEDIのデータと気象に基づいています。
http://bit.ly/hKHupZ

(天気予報そのものが24時間以降は当たる確率が非常に低くなることも考慮して見て下さい。)

初めて見ると、恐怖でパニックになるかもですが、今のところ大半は、風向きに助けられて、海上へ散るほうが多くなっています。黄色部分はかなり稀釈されており、自然の中で被爆するのと比較して極端な被爆量とはならないようです。

http://takedanet.com/2011/03/36_9d9f.html
(こちらは中部大学の武田邦彦教授のブログサイト)

口から汚染された埃などが入った場合、4分の3は胃に行くため、体外に排出されるそうですが、4分の1ぐらいは肺に入り蓄積が増えると内蔵に害を与えるといわれます。

インフルエンザ用のマスク(最低N95)であれば95%くらいはその吸入を防げると考えられるそうです。特に、比較的飛ぶ量が少ないとはいえ、3号機で使用されているプルトニウムの致死量は1マイクログラムとも1ナノグラムとも言われます。(Wikipedia日本語版「プルトニウム」は情報不足なので英語の「Plutonium
」方が参考になります。)

成長ホルモンを司る甲状腺に放射性ヨウ素が溜まると、そこが異常をお越し、ガンにかかりやすくなります(チェルノブイリでは事故10年後くらいにわかってきたことです)。

そのため、子どもは大人よりもガンになるリスクが高いので、疎開するなど注意が呼びかけられています。特に、放射線量が高まったのを受けて、武田先生は4月2日、福島県の教育関係者に向けて、「教育関係者に訴える! 今すぐ、立ち上がってください!!」(http://takedanet.com/2011/04/post_2f0b.html)
というメッセージを発しました。

もうひとつ、多く確認される放射能はセシウムで、これは筋肉は子宮に溜まります。そのため大人になった時に、不妊になるのですが、あくまで統計値になるため、因果関係を立証することができません。

重要なのが、「教育は政府と独立している」ということです。政府は東京電力とともに、今回の当事者として責任を負っていますから、情報は小出しで不正確です。ツイッターをやっていると嘘をつく必要のない海外メディアからの情報が入ります(すべてが正確という意味ではありません)。NHKは平然と数日前の情報を流しています。


今、情報が溢れて、正しい自己判断が困難になってきていますが、これまでの自分の経験を振り返るとどれが納得いくものか、既に大事故が起こってしまった今だからこそ判断できることも沢山あります。

余震もまだ続いていますが、それを除いても非常時は継続中です。その中にあって、今、最も信用できないのが自国のメディア。中でもNHKです。情報操作されざるを得ない仕組みがあります。

信頼できる情報を中心に今後もここでいくつか紹介していきたいと思います。