以前、「怪我にはバンソコウよりガーゼ無しでフィルムがお勧め♪」という記事を書いたのですが、今でもそのページへご訪問頂くことがよくあります。

フィルムタイプの難点は、剝離紙はしっかりしてるけど、第二の皮膚というだけあってとても薄いこと。そして装着のための粘着剤がついてること。慎重にやらないと正しい位置に貼りにくい。そのせいか今でも置いていないお店も多い。(売る側の意識もあるでしょう。「ついで」部門だったり。)

上手く貼れると2週間、通気性と防水性を保ったまま過ごせて怪我する前のように暮らせるのですが。

同じように「乾燥させずに体液をとじこめて治す」というコンセプトのバンソコウも20年以上前から存在はするのですが、なかなかその良さが認知されず広まらない…と思ってたら、J&Jからバンドエイドブランドで出てましたかお2

従来製品より目立ちにくい場所にですが。キズパワーパッド

chihointokyoの毒皿ブログ-バンドエイドキスパワーパッド

体液を吸収するパッドはガーゼのように乾燥させることが目的ではないのでかえって早く治るはずです。

こちらの場合、消毒はせず水道水で傷を洗ってから貼るように書かれています。素人が消毒液を使うとかえって雑菌がついてしまう場合があるからなのもあるでしょね。

アスリートたちはサランラップを怪我の上から巻くことがあるそうですが、湿潤状態を保つにはいいけど粘着剤がついていないので、どうしてもその場しのぎです。お風呂に入ったり水仕事で濡れたりを考えると安全な粘着剤がついたフィルムやバンソコウが必要。

私は靴擦れや切り傷用に普通のガーゼをとめるための幅1cmくらいの半透明のテープを持ち歩いていますが、擦り傷だとはみ出るのでフィルムは買い置きしています。テープの重ね貼りだとうまくいかない部位もあるためです。

もちろんガーゼは使いません。