1月11日に投稿したなう
昨年の今頃の話。
母70歳代 息子40歳代の 車椅子を押した親子とお話をしました。
悲しい事に 車椅子を押しているのは 母親の方でした。
詳しい病名や病歴などは 聞きませんでしたが
息子さんは 誰から見ても
重い障がいを持っていると思われる 身体障がい者の方でした。
そのお母さんは 早くから母子家庭となり
女手ひとつで 障がいを持つ息子さんを 愛情をたっぷりそそぎ
育ててきたと言う。
何を思ったか 「大変でしたね」 と
馬鹿な事を言ってしまった私なのですが
お母さんは明るく
「何が大変なことがあるかね!
息子は幾つになっても息子! 可愛いもんじゃね!」と明るく返してくれました。
「ありがたい事で お上からお金を頂けるからな 何とかやっていけますわ。」
と言ってられましたが
決して楽な生活状況とは言えない事は感じ取れたのです。
「忙しくて 病気もしとれんわ!」
別れ間際 笑顔での その言葉が 色々な意味で心に残りました。
当時話題になった 定額給付金の2兆円・・・・・
この様な所に使えよ・・・・
心底 そう思いました。