連日、経営者やリーダーの方々の相談に乗っていると

震災の後ろに
経済の停滞の波が押し寄せていることを感じます。


これから来るであろう
次の波をみんなで乗り越えるには

不謹慎な言動を意識して
変に自粛するのではなく

普通に生活をすること。
お金を使うこと。
楽しむことです。


コンサルタントの藤村正宏さんのブログ
9・11の同時多発テロの時に
ニューヨーク市長のジュリアーニ氏がしたスピーチが紹介されていました。

http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-10832720488.html



「救援・復興活動が第一優先だが
残りの人は、日頃の(飲んだり食ったり、モノを買ったりする)消費活動を維持することが大事。

安易な自粛モードは、NYの商業施設の売上減など
NY経済の低下につながり

いわば、テロの2次被害を招く。

卑劣なテロに負けないためにも
積極的に飲み食いするなど日頃の商業活動を維持してほしい」

というものだったそうです。


経済は血液のようなものです。


人は、血が止まって死んでしまうように

経済(お金の流れ)が停滞してしまうことが
最も復興を止めることになります。


もちろん義援金を
ムリのない範囲で届けることで
心臓マッサージをすることも大切です。

それと同時に大切なことは
全身の血流を良くすること。


今日から3連休です。


お金に復興の祈りを込めて
使いましょう。

日用必需品を買い占めるという
逆に血液が固まるような使い方ではなく


こういうときだからこそ

飲食、趣味、娯楽、買い物、旅行…

を堪能することです。

(もちろん、節度と節電は必要ですが)


復興の祈りが込められた
あなたのお金は

きっと、みんなに届きます。


肉体は、酸素を含んだ新鮮な血液を常に欲しているように
今の日本は、復興の祈りが込められた経済を欲しているのです。


小田真嘉




PS:今日は名古屋で
世の中を元気にする薬屋さんたちが
全国から集まる勉強会です。

その会の主催者のお店の入口には
こんな張り紙がしてあります。


「あなたの笑顔が一番の薬

あなたがいる限り
日本はきっと大丈夫!」


今、一番必要な薬は
希望と言う「未来への祈り」かもしれませんね。