Debian Lenny に Google Chrome をインストールする。 | TのBlog

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思ったこと、好きなこと、素直に書いていきたいと思います。でも、このブログを始めた動機は、いかがなものかと自分で思う。気になる方はブログの一番初めを読んでね。どうしようもない事なんですけどね。

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私は今だに10年ほど前に購入したIBM ThinkPad X20と言うラップトップにDebian GNU/Linux Lennyを入れて、現役で使用している。元々Windows2000 Professionalで使用し、その後、鈍足さを感じながらWindowsXpで使っていたけれど、新しいPCを新調したのと同時にセカンドマシーンになり、OSにDebian GNU/Linux Lenny を選び現在まで使い続けている。理由はいくつかある。普段仕事でシステムの管理をしている。仕事のうち半分は導入したシステムの保守作業。保守をキッチリやれば、ある程度ハードウェアもソフトウェアも時間を経ても使えるのだけれど、コンピュータなどの機器は、技術の日進月歩が著しい為、導入しても1~2年で一線から退くものもあったりする。しかし自分で購入して自分で使っているものには、購入したときの経緯や愛着なんかもあって、勿体ないと思う気持ちもあるんもだけれど、なんとか技術的にも問題の無い状態で、快適に長く使い続けられないものかと思う。私のX20の場合、私がアホだからかもしれないけれど、HDDはオリジナルでは20Gbだったのだけれど、使いつづけるうちに故障して、80Gbに交感して、また故障して、現在は120GbのHDDに交換しているし、液晶ディスプレーも、黄色くなって、赤くなって、使えなくなったので、Yahoo!オークションで、分解してジャンクパーツとして売られていた同じパーツをユニットで入手し交換修理して使っていたりする。こうして使い続けていると、やはり今後も使いつづけたいと思う訳で、その流れの一旦として、ウェブブラウザの Google Chrome をインストールすることにした。今まではEpiphanyIceweaselといったウェブブラウザを使っていたのだけれど、最新のブラウザをインストールすることで最新の技術とセキュリティーをブラウジングに摘要することが可能になるし、Google Chromeのブラウジングは動作が早いと言う評判、興味と実用性を兼ねて導入してみた。手順は以下のような感じで行ってみた:

■まずGoogle Chromeのダウンロードサイトへ行く:
Google chromeのLinux用ダウンロードサイト
Google ChromeのLinux用ダウンロードサイト


まず以下のURLへ行く:
http://www.google.com/chrome/eula.html?platform=linux&hl=ja

画面右側の以下の様になっているボタンをクリックしてダウンロードする:
$TのBlog-Google chrome for Linux Download
画面のボタンをクリックしてダウンロードする


クリックするとダウンロードが始まる。20Mb近くもあるのに、私の古いX20とビルトイン100Base-TXインターフェースを経由してのダウンロードはほぼ一瞬にして終わる。画面のキャプチャーも、最後の1秒の所でなんとかできた。その一瞬の終わりかけでなんとかキャプチャーしたスクリーンショットがこちら:

Google Chrome をダウンロード中:
Google chrome ダウンロード中
Google Chrome をダウンロード中



■ダウンロードのページの下には実は以下の様な記述がある:
Google chrome インストール説明
Google chrome インストール説明


注: Google Chrome をインストールすると Google リポジトリが追加され、Google Chrome がシステムで自動的に更新されます。Google のリポジトリを追加したくない場合は、パッケージをインストールする前に "sudo touch /etc/default/google-chrome" を実行してください。」と書かれていて、その下の「同意してインストール」をクリックすれば自動でインストールされるのかと思ったのだけれど、きっとそんなことはないだろうなぁと思いクリックしてもダウンロードされるだけで、インストールはされません。この文章の指している意味は、2回目以降のバージョンアップは、このボタンをクリックすると自動でインストールされると言うものの様です。もちろん今インストールしたてのブラウザーは最新なので、バージョンアップや更新の必要はないので、まだ試せていないので実際の所は良く分かってない。

■ダウンロードしてファイルを開くとこんな感じ:
$Google chrome ファイルの中身を見る


開発途中のベータβ版やアルファーα版をダウンロードする事も他のサイトから可能なのだけれど、古いPCとはいえ、実際に使う実環境で、開発や実験環境のコンピュータでないので、stable(安定)版をダウンロードする。もちろんGoogleの真っ正面のサイトからダウンロードしているので、ファイル名もstableが含まれている、32bit Intel CPU機用、最新版の「google-chrome-stable_current_i386.deb」になる。

実はインストールするのに、中身を見る必要はない。デスクトップにファイルを置いて、管理権限(root)ターミナルの#のプロンプトで、コマンドを一発入れてエンターすれば、インストールは呆気なく完了する。

■ターミナル(端末)画面:
Google chrome インストール中の端末
インストール中のターミナル(端末)画面


コマンドはデスクトップにファイルを置いている場合、管理権限のあるroot状態で、以下のように入力する:

dpkg -i Desktop/google-chrome-stable_current_i386.deb


もし通常のユーザでsudoを利用する場合は、上記コマンドの前に勿論、「sudo」をつける、その場合のコマンドは以下の様になる:

sudo dpkg -i Desktop/google-chrome-stable_current_i386.deb


インストールが完了しても「完了」とか「終了」とか勿論言わなくて、普通のプロンプトに戻る。


早速インストールしたらGoogle Chromeを起動してみる:
Google Chrome ブラウザー画面
Google Chrome ブラウザー画面


無事動作する。今まで使っていた、EpiphanyIceweaselといったウェブブラウザよりも快適に早く動作している感じがする。実はこのブログの記述も新しくインストールしたGoogle Chromeを100%使って行ってみた。ちなみに画像処理には既にインストール済みのGIMPを同じ環境で使っている。


これで私の古いThinkPad X20も、ご老体でも、まだまだ現役である。
長寿目出度し、目出度し。継続使用、約10周年

余談ですが、今日はGoogle誕生12周年の記念日
これも、目出度し、目出度し
Googleにも感謝。


Google12周年バースデーケーキ
Google誕生12周年おめでとう!!