何をやっているのか、 菅政府。 今日テレビをみて、 びっくりしました。


節電啓発担当相を任命された蓮舫大臣が、 東京のスーパーをテレビ局を


連れ立って偵察することが仕事でしょうか? 空の棚をみて、 涙ぐむ


パフォーマンスの蓮舫氏をみて、 あっけに取られました。 日本には、 


物資が有り余る程なはず。 それをかき集めて、 一刻も早く 被災地の


方々に届けることが 優先ではないですか?


それに自衛隊を「暴力装置」と呼んだ 仙谷氏を 再び副官房長官に


任命ですって! 彼の子分の枝野氏が 今や官房長官となっているのに。


ブラック・ジョークの上塗りです。



地球最大規模の地震、 津波、 火災。  命からがら逃げてきた方が、


避難所で、 7名も亡くなっているなんて、 日本の恥です。 日本中から


集まった水・燃料・食料・医療物資 他、 寸分を争って届けなければ


ならないのに。


人命救助が先決なのに、 通行許可証という通行証がないと


目的地(避難所)まで入れないなんて、 とんでもないこと。 これでは 


せっかく集まった善意の食料も腐ってしまいます。 


給油スタンドの一部は、 救援物資車両専用にするべき。 一般車両を



シャットアウトするのも 一つのアイディアでしょう。



被災地のトラックドライバーの方から、 このようなコメントが届きました。




「私は トラックドライバーですが  現在物資の大半が 郡山と仙台の自衛隊


基地にあるでしょう、 なぜなら、 そこから自衛隊車両が地図を見ながら運ぶ


からです。 地元の運送業者を使わないから、 行きやすい所しかいかず、


善意のお弁当、 パン等腐ります。 道路事情は 自衛隊は素人ですから、


地元のプロなら 迂回を繰り返し 届くでしょう。 残念でなりません


阪神淡路大震災と一緒です。 非常に悔しいけど… これが実態です。」



今、 福島県の原発に近い人達が 悲鳴をあげています。 40度の熱を


出した赤ちゃんを抱えている お母さんの悲痛な叫び・・・


「汚染地扱い」 を受け、 救済の物資をのせた トラックが入れない。


住民は外に出れない。 こんなことがあっても良いのでしょうか?


東京に住んでいる人達さえも怖がっているのに、 ましてや半径30km内の


方達は・・・


お金がある人達は、 ハワイや 沖縄に逃げ出しているのに、 福島県の


人達は、 どんな恐怖の下に息していることでしょうか。 





アメリカは、 すでに昨日から 成田と羽田に飛行機を送り、 無料で


(後で政府に払えばよい) アメリカ人を避難・帰国させています。 


アメリカという国は間違いも犯します。 姿も形も無かった 「大量殺人兵器」を


隠しているといってイラクを攻め、 フセイン大統領を絞首刑台におくったのも


アメリカですが、 一アメリカ兵士を救助するため、 ユーゴスラビアに、


軍艦まで出す国です。





菅政府は危険区域を、 30km内としましたが、 オバマ大統領は 80kmと


しています。 日本では、 〝レベル4〟ですが、 フランス・ドイツでは、


チェルノブイリの〝7〟に近い〝レベル5、6〟といっています。 


万が一に備えて、 福島の危険地域にいる人達を 「無料」 で安全な県外へ


ただちに送ってあげるべきです! 


いわき市の水族館は、 震災後、 津波の影響で海水で機械装置(停電)が


動かなくなり、 ほとんどの魚が死んでしまったそうです。 こんなことなら


海に帰してしまったほうが 良かったとの声もきかれました。


昨日、 セイウチ、 トド、 アザラシなどが、 千葉の水族館に避難してきた


というニュースをきいてほっとしました。 


動物園の動物たちは、 餌は足りているでしょうか? 凍死したり、 停電で


「暖」が止まり、 死んでしまったりしていないか、 心配です。




昨夜、 テレビをみて知りました。 東京からハイパーレスキュー隊が出動


したそうです。 3,500ℓの水を 2km先から水をくみ上げ、 高いところから


吹きかけることが出来るそうです。


それなら、 このハイパーレスキュー隊を 最初の日から 何故送らなかった


のか?! 何故一週間も時間をあけたのか、 バッカじゃないか!


森林火事のための自衛隊が、 30トンの海水を注入したといいますが、 


空からの放水で、 どれくらい入ったのでしょうか?


こんなの気休めにも なりません。


いずれにせよ、 高炉を冷却しなければ、 「爆発」 という恐ろしいことが


起きるのがわかっていて、 地震後、 7日間もたって 今頃なんですか? 


高炉爆発の危機が、 刻一刻と 迫っているのに。 


危険なので、 近づけない      えっっ!


50m近くが、 近づけるギリギリですって?! 


自衛隊も、 警察車両も、 消防車も 被曝・汚染を恐れて近づけず、


放水も諦めたですって!


原子力安全・保安院の職員と自衛隊員らを50kmに避難させた、


北澤防衛大臣。 では、 誰が 「原子炉の爆発」 を防ぐのですか? 


国民の命を救い、 国を守るために、 自衛隊があるのではないですか?


危険区域で、 自衛隊が近づけない、 放水車も近づけない、 このままで、


いったら、 原子炉が爆発してしまうかどうか、 という時に。


東電は、 地震と津波で失われた外部電源復旧に向けた 電源ケーブルの


敷設に着手。 その後、 陸海空3自衛隊に 東京消防庁を加えた


合同放水作業を実施し、 冷却機能を回復させるという。


一刻も早く、 原発高炉の冷却に成功して欲しい。




被災地の救助されたお年寄りが、 「家族もない、 家もない、 帰る場所もない


お金もない 生きていてよかったのか。 (死んだ方が良かったのかもしれない)」


と涙する人をみて、 政府の対応の遅さに 怒りを覚えました。


私が幼い頃、 疎開し、 夏休みのたびに過ごした浪江が、 あんな姿になり、


悲しいかぎりです。 私の遠い親戚も・・・・・


外国からの友人らが、 今や1日に何回も、 電話やメールで、 


「デヴィ、 一刻も早く 安全なところへ逃げて!」 と ひっきりなしです。


でも、 私は動かない。





危機管理能力ゼロの、 菅政府。 能無し政府にかわって、 地方自治体が


動き、 助け合っている。 赤の他人同士が思いやり、 助け合っている。 


無料で なけなしの燃料を、 食糧を、 差し出している地域の人達がいる。


略奪も起きず、 沈着に 忍耐、 辛抱、 いたわりあい、


日本人はかくも 素晴らしい高潔な民族なのだ。