ホーチミンは12月にもかかわらず今日も30℃の暑さですが、

気が付けば今年もあと10日。

2011年はベトナムでの投資活動にとって非常に重要な年になります。

そして、非常にチャレンジングな日々になることも間違いありません。

それに先立ち、我々のベトナムにおけるビジョンを決めたいと思っています。

私のつたない経験で恐縮ですが、組織のこのフェーズでのビジョンは必要ない場合が多いです。

生き残り、成長していくための、目の前の目標を我武者羅にクリアしていく事の方が何倍も重要で

自然と必要になる時に、ビジョンを生み出した方が良い場合が多いです。

それは、私が働くサイバーエージエントもそうでしたし、

歴史に名だたる企業もその場合が多いです。

ですが、ベトナムでベンチャーキャピタルを営む上で、

このタイミングでビジョンを作りたいと思いました。

「ベトナムで投資業務を行う」ということを我々は日々やってます。

もちろん事実として、そうなんですが、それだけでしょうか?

投資という言葉が持つ固さや、過去の悪いイメージ、そもそもイメージしづらいなど、

色々な理由がありますが、

少なくとも、「ベトナムで投資業務を行う」という言葉だけでは、

多くの人をワクワクさせれないと思ってます。

私も相棒のズンさんも、「ベトナムで投資業務を行う」ことを「通じて」きっともっと大きくて、輝いている何かを目指しているはずです。

これから、共に歩んで行くまだ見ぬ人たちも、大きくて輝く絵にワクワクして

僕たちの船に乗って欲しいですし、

取引先、知人、友人、家族でさえも、聞いたらワクワクしてしまうような

そんな絵に向かって行きたいと思います。

何よりも自分達自身が言葉として定義することで、

一番のワクワクすると思っています。

もちろん、ベトナムの発展という軸とインターネットという軸とベンチャーキャピタルという軸はぶらすつもりはありません。

まだまだ、実績不足で聞いたら笑われてしまうような

ビジョンができるかもしれません。

それでも一つ一つ成果を積み重ねることで

多くの人がワクワクしてくれると信じて

作り上げるビジョンに誇りを持ちたいと思います。

2011年の始まりにこのビジョンを決めたいと思います。

では、また決まったら発表します。