「がんばらせる」あるいは「ストレス」のこと | kingstone page(旧)

「がんばらせる」あるいは「ストレス」のこと

 大昔の話です。

 特別支援学級担任の頃。


※この話の前には「理科室へ行こう」の話とともに、「お子さんが他の子を噛んじゃった」という話が出て、「わからない環境でストレスがたまっている」みたいな話の流れです。

 みなさん、どうもです。
 kingstoneです。

 ほんまね。私も担当のお子さんに「がんばらせ」すぎてストレスをためさせていた、と思います。もちろん何かができるようになることはいいんだけど、それこそ「健常者の文化」で考えすぎ、みたいなことをここ最近一段と強く感じるようになりました。

 自閉症の特性、そしてそのお子さんの特性を考えて「がんばらなくてもできる」ことをほとんどにして、時に応じて「ちょっとがんばる」くらいにしておかないと・・・

 あるところで

「自閉症のお子さんにとって、登校する、ということだけでものすごく頑張っていることになるのではないか」

というご意見をうかがい、なるほどなあ、と思いました。