引用の中の引用は? | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

引用の中の引用は?

こんばんは。


丸山@実務翻訳者養成所です。


丸山のプロフィールはこちら をご覧下さい。


宝石白


先日、「引用符の種類 」の話をしました。


“ ”」 という約物 のことです。


引用符は会話など、何かを引用していることを示すために使います。


その引用文の中にまた引用が入ることがあります。


そのような引用中の引用にはどういう記号を使うでしょうか?



それは、「‘ ’」です。


前者は「ダブルクオート」というもので、後者は「シングルクオート」というもの。


ダブルクオートで引用された文中の引用は「シングルクオート」で引用するというルールがあります。


このルールも、意外と知らない人が多いです。


校正の仕事をしていると、とても気になります。


引用自体はダブルクオートでなければならない、ということはないはずですが、引用の引用が出る可能性がある場合を考えて、私は常にダブルクオートを使うようにしています。


英欧文では、これもきちんと決められていますので、注意しましょう。


ちなみに、引用符は各国語でいろいろあります。


Wikipedia に主なものが挙げられていますので参考にしてみてください。


結構、いろいろな引用符があるんですね。おもしろいですよ。


参考:Wikipedia 「引用符


王冠1ランキングに参加しています!クリックして投票をお願いします。

にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ
にほんブログ村


ペタしてね


引用する極意 引用される極意/林 紘一郎
¥2,835
Amazon.co.jp

第二の手、または引用の作業 (言語の政治)/アントワーヌ コンパニョン
¥8,400
Amazon.co.jp