日本人ジャーナリスト、島津洋一氏は誰か? | akazukinのブログ

akazukinのブログ

「日本史のいわゆる「非常時」における「抵抗の精神」とは真理追求の精神、科学的精神に他ならない」野々村一雄(満鉄調査部員)

アメリカのウエブサイト、レンズコムは、日本の原子力発電所大事故に興味をもち、常に記事を更新している。


2011年4月6日に転載掲載された記事には、日本人ジャーナリストのシマズヨウイチ(島津洋一)の記事の紹介があった。


日本人ジャーナリストの肩書を持つ人でこのような書き方をする人は珍しいとみた。
一見興味を引きそうなタイトルである。


Is Japan's Elite Hiding A Weapons Program Inside Nuclear Plants?
日本のエリートは、原子力発電所内に兵器開発計画を隠しているか?


By Yoichi Shimatsu


This article first appeared at New America Media(初出)
News Analysis, Yoichi Shimatsu, Posted 4-6-11
c. 2011 Yoichi Shimatsu - All Rights Reserved(著作権所有)
4-6-11


記事のアドレス;

http://www.rense.com/general93/hid.htm
http://newamericamedia.org/2011/04/is-japans-elite-hiding-a-weapons-program-inside-nuclear-plants.php


akazukinのブログ


著作権があるようなので、部分引用をする。

(第2、第3段落を引用)


福島1号炉の誤魔化しは、部外者に未知で厭な仕事の不屈の目的を鉄の意志で隠蔽したようだ。 最も論理にかなった説明は、原子力産業と政府機関は、日本の民間原子力発電所に隠される原子爆弾研究施設の発見を妨害するためごたまぜにしている。


秘密の核兵器開発計画は[幽霊社員ならず]幽霊機械である。それが見つけられるとしたら、情報コントロールのシステムがちょっとの間、間違えるか、壊れた時だけだ。 綿密調査は、公認の報告書と予想外のイベント違いのギャップを補なうものでなくてはいけない。


以上引用。


akazukinのブログ

さて、この記事をどう見るか…というakazukinの姿勢を伝えておこう。


ジャーナリストは基本的に調査して客観的に記述している。
だから、その情報源というものがある。


akazukinはジャーナリストではないが、引用したら、その引用先を示すのが礼儀と心がけている。


そうするとこの島津氏の記事には引用元、情報源が書いていない。
わざと書かないのかどうか、わからない?


だれがいつどこでなにを言ったのか、わからないというのは、情報として不利であると思っている。


確定しないものは、仮定として書く場合があるが、ここでは、仮定ともちがう。

匿名記述もない。


日本の原子力発電所で核兵器を造っているって?


こんな大事件を扱った記事なのに、情報源が不明とはおかしなことだ。


それとも何かもっと重大なことを隠すカモフラージュか、との可能性も念頭から離れない。


しかも日本人なのに日本語で発信していない。


もう一つ、日本人にはいくら注意しても出てきてしまう情というものがある。

いいまわし、言葉じりについつい出てきてしまう。


この記事にはその情が感じられない。


最初から最後まで冷静そのもの。


何か報告書を読んでいるみたいだ。



参考に島津洋一氏のほかの記事。(日本語)


主戦論のノーベル平和賞委員会と新世界秩序   
島津洋一著
2010年10月18日記
http://www.anatakara.com/petition/nobel%27s-pro-military-agenda-and-the-future-world-order.html (日本語)

akazukinのブログ

中国人人権活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)


視点 がいい、内容もいい。知らないことも書いてある。
だけど、ちょっと気になる。


akazukinで紹介する記事、テーマは、あくまでもakazukin参加メンバーの個人が選んでいるものです。

何の規制も強制もありません。
また、押し付けるものでもありません。

記事に対する扱いは読み手の興味、志向によって変わるものと思っています。■