夏が好きだからといって、
夏だけを好むのではいけません。
冬のような何かがなければならないのです。
また、秋のような冷静な面だけがあるのではいけません。
春のような暖かいものもなければいけません。
両面を持たなければならないのです。
自然を抱いて、
春夏秋冬を抱いて生きていかなければなりません。
人に対しても同じです。
互いが違うことを理解し、
互いを広く大きく抱いて理解しなければなりません。
そのような家庭には天の慈悲と愛が宿らざるを得ません。
そのような懐で育ち、
生を営む限り、
すべての自然界が歓迎する立場に立つのです。
その人は、どこに行っても衝突せず、
自然を抱いて生きる人、
宇宙を抱いて生きる人になるのです。