歴っしゅ!歴ドル美甘子です。


大河ドラマ「江」の感想が遅れてしまってごめんなさい。


東日本大震災で被災された方々にお見舞い申し上げます。
節電、募金など自分のできることを毎日やっています。
被災地の復興を心から願っています。


そして、コメントありがとうございます!

ラジオ聴いてくださったり、にっぽんの名城観てくださったり、高知のテレビも放送したようですね!

感想ありがたいです!励みになります。


私信になりますが、同級生の、奈津子ちゃん久しぶり!ありがとうー!!



江 第9話「義父の涙」 感想


すっかり打ち解けた勝家と市と三姉妹は刺繍で和気あいあい。
江にとっては初めての家族団らんです。
しかし、そこにとんでもないニュースが飛び込んできました。
なんと秀吉が京都で信長の葬儀を勝手に行なったというのです。
妹である市にも、重臣だった勝家にも、ひとことも相談なし。
信長の後継者は自分であると宣言し、勝家を挑発する行為です。

こんな好き勝手をやられて許すわけにはいきませんが
勝家は戦ではなく手紙を書きました。
秀吉をおもしろくないと思う諸将に呼びかけるのです。

勝家が挑発に乗ってこないとみると、秀吉は次の手を打ちます。
勝家のものになっているはずの長浜城を奪ってきたのです。
ここまで挑発されても、家臣たちが出陣を訴えでても、勝家は動きません。


秀吉からすれば、勝家が挑発に乗って戦になるまで、まだまだいろんな手を打ってくるつもりでした。
今度は信孝とともに岐阜にいた三法師を、自分がいる安土城に移したのです。
織田家の跡継ぎである三法師から切り離されて信孝は焦り、勝家に挙兵しようともちかけてきました。
これも秀吉の計算どおりでしょう。


やがて、何をされてもじっと我慢する勝家の姿を見るに見かねたお市は、勝家に戦をさせてあげたいと思うようになります。
敗れようとも戦って死にたいと思うのが男というもの。武士というもの。
女には理解できないがそういうものだから理解してあげようというのです。

茶々と初は、そんな父の思うようにしてほしいといいますが、戦はしないと約束したはずだと、江はあくまで反対なのです。


出陣の準備をすすめる勝家。市と勝家にはしっかりと夫婦の絆が生まれています。必ず生きて帰ってほしいと願います。
江にもやっと、生まれて初めて「父」と呼べる人ができたのに、その人を失ってしまうことが怖い。だから出陣してほしくないんですよね。だから出陣には反対。とはいえ、出発の日には江は徹夜してつくったお守り袋を渡していました。

勝家が秀吉とぶつかるであろう土地は、三姉妹が生まれた小谷に近い賤ヶ岳というところ。現在では市町村合併でどちらも長浜市になっています。