夏の電力不足回避へ!!(改) | Petit Petit Happy Search(ぷちプチしあわせさがし)

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政府が夏の電力需要対策として電力需要の抑制目標を設定しました。
7~9月の平日午前10時~午後9時の間、一般家庭は15~20%、中小企業などは20%程度、工場などは25%の抑制を求められています。
数字だけで言うと大きく感じられるかもしれませんが、効果のある節電をやっていけば簡単にクリアできるのです。

家庭内で電力消費の多い家電(出所:資源エネルギー庁)を見てみると、エアコンが25.2%、冷蔵庫と照明器具が16.1%、テレビが9.9%、電気カーペットや温水洗浄便座、衣類乾燥機、食器洗い乾燥機が12.6%、その他となっています。
エアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビと続いていて、これだけで7割を超えているので、まずはここを重点的に無駄遣いしないようにしましょう。
特に今回、日中の時間が限られているので、その時間は照明を切るなどしていけば、簡単に節電できます。

続いて、待機電力についてです。
待機電力は全体の電力消費の約6%(平成20年度待機時消費電力調査報告書より)にあたり、その内訳は、ガス温水機が20%、エアコンが9%、電話機(携帯電話除く)、HDD・DVDレコーダー、DVDプレーヤーが6%、温水洗浄便座が5%、ビデオデッキやパソコンなどが20%となっています。
よく気にされているテレビのコンセントは、全体の6%の中の3%なので、効果としてはそんなに大きなものではありません。
細かいものに気を取られるより、大きなものを意識して節電していく方がクリアしやすい数字になっています。
だからといって、まったく意味がないということではありませんので、誤解なきようお願いします。

目指せ!15%削減節電メニューということで、4項目紹介したいと思います。
1.照明はLEDにする。
2.パソコンはノート型がよい。
3.掃除・洗濯(消費電力が大きいため)は早朝か夜。
4.ご飯はお鍋で炊いてみる(炊飯器は消費電力が大きい)。

LEDは白熱電球に比べて消費電力が約8分の1で、電気代も10分の1程度になります。また、電球が少し高いと思われていますが、最近は値段も下がってきていて、白熱球を2個使ううちにクリアしてしまう金額になっています。

ノートパソコンはデスクトップ型に比べると大きく消費電力を削減できます。さらに、充電することができるので、夜のうちに充電しておいて、昼はコンセントをつながずに使いましょう。

お鍋でご飯を炊く場合、通常通りのお米とお水の量で、沸騰したら少し火を弱めて10分程度、あとは火を止めて10分程度蒸らせば大丈夫!!

節電の極意は、効果の大きなものを知って実践することです。
また、東京電力管内以外の地域にお住まいの方も、無駄なものを省いて、節電で浮いたお金を経済活動や義援金に回すなどして、積極的に節電に努めていただきたいと思います。

という内容をテレビで見ました。