この度の東北地方太平洋沖地震では、被災された方々に対して、

お見舞いを申しあげますと共に

亡くなられた方々へのご冥福を心よりお祈り申しあげます。



愛知県東海市メディアスエフエムでは
2007年10月1日の開局から
毎週週替わりで啓発番組「GreeM NET」を放送してきました。

わたくしが一人で企画制作してまいりました。
テーマは、防災・環境・食・日本を知る・郷土・社会問題など多岐に渡ります。
今回、少しでも被災者の皆様のお役に立てればと
今まで放送して来た「GreeM NET」の防災をテーマとした原稿を記載させていただきます。
こんな事しかできませんが、少しでもお役に立てますように。




GreeM NET  今週は防災をテーマにお送りします。

メディアスFMパーソナリティーの酒井 美湖です。

さて、みなさん
災害が起きたとき、あなたとあなたの家族、そして家族の一員でもあるペットの命を救うために準備はできていますか?


人の防災対策がまとまったら、そこに動物を連れて避難することを合わせて考えていきましょう。
避難時に使うキャリーバッグや犬の為の引き綱は、いつも身近な所に置いておきましょう。
キャリ-バッグは寝床にできますので慣れることにもなります。引き綱などは余分に用意して、主に生活する各部屋に用意しておいておきましょう。

災害発生時、特に中型から大型犬は、室内であってもまずは引き綱をつけましょう。揺り返しなどがきて、「家の外に急いで避難!」というような状況で、興奮した犬を押さえ込んで引き綱をつけるよりは、あらかじめ付けておくことで、いざ犬がパニック状態になってしまったというような場合にコントロールしやすくなるからです。

災害時の混乱の中では、動物達と離ればなれになってしまうケースもあります。
迷子になった動物達を探す時、または保護した時になくてはならないのが情報です。
その為には、首輪、脚輪、迷子札、マイクロチップの装着など色々な方法があります。
災害時に備え、室内でも名札や鑑札のついた首輪は外さないようにしましょう。

非常用食料等の備蓄または持ち出し品食料はペットの分も用意しておきましょう。 
少なくとも3日分の水や食料が必要です。特に処方食などは必ず用意しておきましょう。

動物の情報を細かく記した手帳も必要です。
食物について、給与回数、給与量、運動、好み、嫌いなこと、嫌いなもの、病歴、現病歴、現在投与している薬、合わない薬、処方されている食物、主治医、かかりつけの病院名と連絡先、飼育環境(温度、湿度、明るさ、飼育場所)、注意事項(咬傷事故歴、理由など)その他必要と思われることはなんでも記入しておきましょう。
飼い主の住所、氏名、連絡先、携帯電話番号の記入も忘れないでください。

人も動物も同じ命です。大切にしたいですね。

地球と五感でつながろう
メディアスFMでは、優しい毎日を応援していきます。

GreeM NET メディアスFMがお届けしました。