都議会が開会されました。
のっけから、「と知事」の「と発言」が続きます。
任期5ヶ月を残し、「やり残した仕事」(誰からの頼まれごとやら!)のために無理を通すこの態度は、もう狂気と言ってもいいと思います。

この中で、今日、築地市場を考える勉強会第12回が開かれます。
東京都およびイシハラ都知事らを訴えた2つの裁判、

「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止請求訴訟」(証拠隠滅阻止の裁判)
「豊洲汚染地購入の公金支出金返還請求訴訟」(都知事らは160億円を返せの裁判)

の弁護団からの報告があります。

日時:12月1日(水)午後6時~9時15分
場所:銀座ブロッサム(前回と同じ会場)
(中央区銀座2-15-6、 電話03-3542-8585
 最寄り駅:新富町駅徒歩1分、東銀座駅徒歩8分)


詳しくは東京都中央区小坂区議のブログをご参照ください。

「中央区を、子育て日本一の区へ」 小児科医 & 中央区議 小坂和輝のblog
今週12/1(水)開催 第12回 築地市場を考える勉強会のお知らせ【転送歓迎】
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/7cace6aa7f7c4870373a91a2d2c589fc

当日は岩上安身さんのUstream中継もあります。

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ここからが官製地上げや言論弾圧に向けて腕まくりをしているイシハラ都政の様子を伝える記事です。
テレ朝
石原知事が都議会で所信表明 豊洲移転に全力
 (11/30 18:39)
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/201130050.html

東京都の石原知事は都議会の第4定例会で所信表明演説を行い、改めて中央卸売市場の豊洲移転に全力を挙げると議会に呼びかけました。

 石原知事はこのなかで、築地市場に関して「観光客のにぎわいとは裏腹に、老朽化が進み、耐久年数の限度を超えている(管理人:官製地上げのための官製デマとして、「首都圏の食の安全・安心のため(管理人:ここ、呆れるところです)豊洲移転に全力を挙げる」と改めて宣言しました。また、有名漫画家らが反発している青少年健全育成条例の改正案については、「子供たちの目に触れさせてはならない漫画が、通常の書籍と並んで置かれている状況を改善するため、これ以上の猶予は許されない(管理人:この人の決まり文句です。言論統制となる方向に急に舵取りをする条例を作る理由には全くなっていません)と再提出する意義を語りました。そのほか、緊急輸送道路の沿道で耐震診断を義務化する条例についても言及しました。定例会は来月15日までの日程で行われます。

猛烈に陳腐な表現で恐縮極まりないですが、寝言は寝てから言え、と言い放ちたくなりますね。

かと思ったら、これはすでに出ている件ですが、勝手に果たし状を出して移転宣言をして、今度は勝手に豊洲移転サポート相談室なるものを設置しています。
ゆりかもめの「市場前駅」を作ったという顕著で壮大な無駄遣いと同様、諦めさせるための工作資金にまた税金を投入していることになります。

また、なんとこの「相談室」のお知らせを、10月のイシハラ都知事からの果たし状↓↓

Like a rolling bean (new) 出来事録-101023築地事業者に東京都が配布

と同様に、移転反対を機関決定している東卸組合に配布を命じたたとのことです。
こうしたことは二度としないようにと厳重な抗議があったにも関わらず!

このテレ朝記事の“賛否両論”のダブルコーテーションの意味が、本来は移転は東京都が恣意的に選んだ業界団体6団体の枠の中で唯一の団体が反対、という印象操作報道を揶揄したものだといいのですが。

静止画像も貼りつけておきます。
(再生ボタンのところを押しても何も起こりません)

Like a rolling bean (new) 出来事録-101129豊洲移転サポート相談室勝手に設置

テレ朝
“賛否両論”の築地市場移転 都が相談窓口設置(11/29 18:00)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201129035.html

  東京都は、中央卸売市場の豊洲への移転にあたり、市場関係者から幅広く
意見や要望を聞くための相談室(管理人:都がこれを作った目的は、築地を官製地上げして日本最大級の激甚汚染地に移転することが前提ですのでその点、書き添えていただきたいと思います)を設置しました。

 豊洲新市場は、 2014年度中の開場に向けて作業が進められていますが、東京都は29日から、卸売業者らから意見や要望を聞くための相談室を築地市場の中に開設しまし た。「引っ越し代はいくら必要になるのか」「後継者がいないが、どうしたら良いか」などといった疑問や不安に都の職員が対応します。豊洲への移転をめぐっ ては、賛成、反対の主張が対立している(管理人:「言語技術」だかどうだか知りませんが、中の人の問題だけにしてはいけません。メンテを意図的に怠って使いにくさを演出してきたのは他でもない東京都です。また激甚汚染地への移転は、生産者・消費者の問題です)こともあり、都では「移転に納得していない人の声にも耳を傾けて、ともに知恵を絞っていきたい」(管理人:納得させると言っていますね??)と話しています。

都議会にも注目です。しかし、都議会に何とかしてほしいと遠巻きに願っているだけでは、この狂気の都政を乗り越えることはできません。
毎日
都:来年度予算 民主「骨格編成で」 築地移転、関連計上で修正も /東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20101130ddlk13010271000c.html

 都の来年度予算編成に対して、都議会各会派は29日、それぞれの重点施策の反映を求める要望書を提出した。最大会派で知事野党の民主は、来年4月の知事選を念頭に「次の知事の手足を過度に縛らないように」と骨格中心に絞った予算にするよう主張。与党の自民は「仮に知事が代わったら補正予算を組めばいい」と例年通りの編成を求め、対応の違いが浮き彫りとなった。

 築地市場問題では、民主は「移転予定地の豊洲の安全性が確認されず、関係者の合意も得られていない中、移転を強引に進める予算は安易に計上しないこと」と要求。都が移転関連予算案を提出した場合は「修正も含めて対応したい」(大沢昇幹事長)と対決も辞さない姿勢を示した。新銀行東京に対しても「事業譲渡や株式売却などを含め、早期に撤退すべきだ」とした。

 一方、自民は外環道や八ッ場ダムの整備推進や少子化対策、中小企業への金融支援などを重点として要望。公明は福祉・保健の強化を求め、共産は雇用対策の重要性を強調した。【真野森作】

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