脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

たんぽぽ舎です。【TMM:No5015】

2024年4月26日(金)地震と原発事故情報−

              3つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.「30km圏の7市町にも理解要請すべきだ」との声明

  (柏崎刈羽原発再稼働について)

  原発30km圏の市町議員が超党派で構成するUPZ議員研究会が発表

  東京電力柏崎刈羽原発に関する最近の動き

                  上岡直見(環境経済研究所代表)

★2.東電柏崎刈羽原発再稼働反対!  (上) (2回の連載)

  7号機の核燃料装填開始

  柏崎市の「市民懇談会」…「住宅倒壊したら屋内退避なんて」等

  疑問の声が多数、再稼働「ありき」の姿勢に批判

                  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★3.新聞・配信より8つ

  ◆山口県上関町のボーリング調査開始に抗議

   市民団体が中国電力本社前で

               (4月24日「中國新聞デジタル」より)

  ◆北陸電力に志賀原発の廃炉議案提出 市民団体、株主総会で採決へ

                               (4月25日「共同通信」より)

  ◆核ごみ調査請願採択、玄海町議会 原発立地自治体で初

                (4月25日12:39「共同通信」より抜粋)

  ◆玄海町、本会議で核ごみ請願採択 文献調査、町長が応募可否判断へ

              (4月26日11:31「共同通信」より抜粋)

  ◆島根原発2号機 30年超運転認可 規制委、8月再稼働予定

             (4月25日「日本海新聞」Net Nihonkaiより)

  ◆米高官、ガザ「集団墓地」の調査要求

   イスラエルに「答え求める」  (4月25日11:52「毎日新聞」より)

  ◆未開発国・日本

   104カ国中の94位…日本 トップは韓国

   税に対する関心度と優遇に対する透明性や公正性から見た国際的評価

                                     三木義一(青学大名誉教授)

              (4月25日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

  ◆【近事片々】より

   ・日米に「限界はない」と大統領、「覚悟はある」と首相。 ほか

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※明日です! 予約の必要はありません。席に余裕があります。

 

 4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

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※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

   ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:岡口基一元裁判官

     浅野健一(ジャーナリスト)

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル』

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOとウクライナ「戦争」

 

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円     ◇予約受付中 5/11と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

          福田村事件」

      浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 5/11と同じやり方です。

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┗■1.「30km圏の7市町にも理解要請すべきだ」との声明

 | (柏崎刈羽原発再稼働について)

 | 原発30km圏の市町議員が超党派で構成するUPZ議員研究会が発表

 | 東京電力柏崎刈羽原発に関する最近の動き

 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

 

◎ 東京電力の柏崎刈羽原発で再稼働への動きが緊迫している。

 2024年4月15日には燃料の装荷が開始されたが、立地自治体の了解前

に燃料の装荷は他の原発では例がない。

 このような情勢の中で同年4月24日に、柏崎刈羽原発30km圏の市町

議員が超党派で構成するUPZ議員研究会(正式名称は「柏崎刈羽原子

力発電所30km圏内(UPZ)議員研究会(※1)」が、国は立地自治体(

県・刈羽村・柏崎市)だけでなく、30km圏の7市町にも理解要請すべき

だとの声明を発表した。(※2)

 

◎ 研究会は以前から30km圏の市町が再稼働に対する事前了解権を獲

得し、住民・議会・首長が意思表示できる安全協定案の策定を訴えて

いる。

 声明では直接には再稼働反対を掲げていないが、30km圏の7市町で

は再稼働に慎重な首長もあり、7市町の同意が必要となれば、再稼働へ

のハードルが高まることは確実である。研究会の会長(代表)は自民党

市議で地元での危機感の高まりを示している。

 

◎ 一方で県は、柏崎刈羽原発に関する県内への経済効果に関する検討

を外部コンサルに委託し同年4月24日に結果を発表した。(※3)

 これは「6,7号機再稼働」「全機の稼働停止」「全機を廃炉」の3

つのケースを想定して、10年間の累積でそれぞれ4396億円、2984億円、

1262億円と推定されている。

 なお東電は、柏崎刈羽原発の1〜5号機では新規制基準の適合性審査

を行っておらず当面は再稼働の可能性はない。

 この試算に対しては、複数の研究者が共同して批判的な検証、対案を

提示する準備が行なわれている。

 

(※1)https://upzkenkyu.wixsite.com/website 

(※2)https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/395613 

(※3)https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20240424/1030029090.html 

 

 

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┗■2.東電柏崎刈羽原発再稼働反対!  (上) (2回の連載)

 | 7号機の核燃料装填開始

 | 柏崎市の「市民懇談会」…「住宅倒壊したら屋内退避なんて」等

 | 疑問の声が多数、再稼働「ありき」の姿勢に批判

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 

4つの項目紹介

1.東電柏崎刈羽原発再稼働へと突き進む国と新潟県

2.東電がRFSへの輸送計画を発表

  (上)に掲載

3.危険な中間貯蔵施設への輸送

4.使用済み核燃料輸送は新規制基準の適用外だ

  (下)に掲載

 

 

1.東電柏崎刈羽原発再稼働へと突き進む国と新潟県

 

◎ 4月15日東電は再稼働に向けて最終段階である規制庁による「使用

前検査」を受けるため7号機の燃料プールから原子炉圧力容器への燃料

移送を開始した。

 2023年12月27日、原子力規制委員会(規制委)は柏崎刈羽原発の「核燃

料物質移動禁止命令」を解除した。

 法的には「原子炉等規制法第61条の2の2第一項に基づく原子力規

制検査の対応区分「第4区分」(安全活動に長期間にわたるまたは重大な

劣化がある)から「第1区分」(自律的な改善ができる)に変更」すること

を決定した。

 

◎ しかし柏崎刈羽原発の再稼働には、地元の同意が必要だが新潟県も

柏崎市・刈羽村も依然として同意に向けたプロセスを明らかにしていな

い。

 特に新潟県は3つの検証委員会「新潟県原子力発電所の安全管理に関

する技術委員会」「新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響

に関する検証委員会」「新潟県原子力災害時の避難方法に関する検証委

員会」と、「検証総括委員会」(池内了委員長)の設置と議論が行われ

てきたが、花角英世知事になって県の姿勢が大幅に後退した。

 

◎ 2023年3月に池内委員長を解任し9月に新潟県が「総括報告書」を

まとめて公表、委員長だった池内了さんが委員長としての責任を果たす

ために独自の検証報告を独自にまとめるなど、設置当初には全く想定し

ていない事態になった。

 

◎ これら委員会の当初の設置目的は、柏崎刈羽原発の再稼働の是非を

論ずるには福島第一原発の事故原因を追求し解明する必要があるとの考

えからだった。

 新潟県は再稼働の議論の前提として、福島第一原発事故は何が原因で

発生し、住民に対していかなる影響をもたらしたのかを検証することが

必要として3つの検証を行った。

 3つの検証委員会が提出した報告書、それを取りまとめて検証総括委

員会が総括を行うはずだった。

 

◎ 花角知事は「原発については3つの検証をしっかり進め、その検証

結果が出るまでは、再稼働の議論はしません。国や東京電力には県民の

安全最優先の姿勢で向き合います。」としている。

 しかし国からの圧力もあり、2022年度末までに検証結果を出させ、再

稼働への合意形成に進むことを優先した。池内委員長に対して県の意向

に従うよう圧力をかけ、決裂すると解任した。

 

◎ 再稼働を行うには地元自治体の同意が必要だ。

 そのため柏崎市では「市民懇談会」が3月27日から4月6日まで11の

会場で開催され、参加者は延べ522人だった。

 市民からは、地震などの自然災害と原発事故が重なる複合災害時の避

難についての懸念や、再稼働の是非を判断する際に住民の意思を確認す

る手法について問いただす発言が相次ぎ、再稼働「ありき」の姿勢に批

判が集まった。

 

◎ 特に、正月に発生した能登半島地震では、原子力防災体制の崩壊を

目の当たりにした。市民懇談会でも「避難道路の整備は」、「住宅倒壊

したら屋内退避なんて」という疑問の声が多数を占めたという。

 しかしこれで懇談会は終了している。市民の合意形成ができたと柏崎

市は考えているのか。

 花角知事は県が再稼働の同意を行う際には、県民の意思を確認するこ

とを公約している。しかし方法は依然として明らかにしていない。

 

2.東電がRFSへの輸送計画を発表

 

◎ 東電と日本原電が共同出資したリサイクル燃料貯蔵の中間貯蔵施設(

以下、RFS)は、青森県むつ市に建設され新規制基準適合性審査を終え

て使用前検査に合格すれば操業可能な状態にある。

 検査では実際に燃料体を入れた容器が必要だ。

 規制区分が変更され燃料輸送が可能になったことで、東電はさっそく

RFSへの輸送準備に入った。

 2024年3月27日、RFSは「7月から9月の間」に柏崎刈羽原発から

輸送行うと発表した。使用済燃料69体を入れた金属製の容器1基を搬入

する。

 

◎ 今後、RFSは安全協定を締結した上で7〜9月の輸送に続き、20

25年度に2基、26年度に5基を搬入する事業計画を県などに示した。

 8基で燃料集合体552体、ウラン重量は約96トン。施設は使用済核燃

料を最大5000トン収納する容量を有し、最長50年にわたって貯蔵すると

される。

 

 一方で、日本列島は地震や津波などの自然の猛威に直面している。

 使用済み核燃料輸送船が港に入っている時に地震と津波に襲われる可

能性は、今の日本では新潟県で起きる可能性が高いといえる。もちろん

他でも十分起こり得る。

 現に4月3日には台湾沖のM7.7の地震により沖縄で津波が観測さ

れた。

 日本や周辺ではいつでも何処でも地震と津波が発生することを示して

いる。              (下)に続く

        (初出:4月19日発行「たんぽぽ舎金曜ビラ」No482)

 

 

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┗■3.新聞・配信より8つ

 └──── 

 

 ◆山口県上関町のボーリング調査開始に抗議

  市民団体が中国電力本社前で

 

 市民団体「上関原発止めよう!広島ネットワーク」は24日、中国電力が

山口県上関町で建設を検討する使用済み核燃料の中間貯蔵施設を巡り、

立地の可能性を探るボーリング調査を始めたのを受け、広島市中区の中

電本社前で抗議活動をした。

 メンバー7人が「島根原発2号機の燃料プールには余裕があり、中間

貯蔵施設は必要ない」「使用済み核燃料を生み出す原発もやめよう」な

どと声を上げ、通行人にチラシを手渡した。

 溝田一成共同代表は「周辺自治体や住民の反対を無視してボーリング

を強行したのは横暴」などとして施設を建設しないよう求める抗議文を

中国電力の地域共創本部の担当者に手渡した。(村上和生)

              (4月24日「中國新聞デジタル」より)

https://www.47news.jp/10837711.html 

 

 

 ◆北陸電力に志賀原発の廃炉議案提出 市民団体、株主総会で採決へ

 

 北陸電力の株主で脱原発を目指す市民団体のメンバーが25日、富山市

の北陸電力本店を訪れ、能登半島地震で被害の出た志賀原発(石川県志

賀町)の廃炉などを求める6議案を提出した。

 毎年6月に開かれる定時株主総会で採決される見通し。

 

 議案では、能登半島地震で一部施設が損傷したことなどを受け、同社

が再稼働を目指す志賀原発の廃炉を要望。

 地震後の被害に関し、発表訂正が相次いだことを踏まえ、同社の情報

開示体制を見直すことなども求めている。

 市民団体は富山、石川、福井3県に住む株主で構成。

 事務局の和田広治さん(71)は「原発をやめて、地域の人のための会社

に立ち戻ってほしい」と訴えた。    (4月25日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10842218.html 

 

 

 ◆核ごみ調査請願採択、玄海町議会 原発立地自治体で初

 

 佐賀県の玄海町議会は25日、原子力対策特別委員会を開き、原発の高

レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の

受け入れを求める請願を賛成多数で採択した。

 翌26日の本会議でも採択方針で、調査応募の可否の最終判断は脇山伸

太郎町長に委ねられる。

 玄海町には九州電力玄海原発が立地しており、原発がある自治体で核

のごみ調査に関する請願の採択は初めて。全国的な議論に欠ける核のご

み問題に一石を投じる可能性がある。(後略)

                          (4月25日12:39「共同通信」より抜粋)

https://www.47news.jp/10840665.html 

 

 

 ◆玄海町、本会議で核ごみ請願採択 文献調査、町長が応募可否判断へ

 

 佐賀県玄海町議会は26日の本会議で、原発から出る高レベル放射性廃

棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを求める

請願を賛成多数で採択した。

 同町には九州電力玄海原発があり、原発の立地自治体の議会が核のご

み調査に関する請願を採択するのは初めて。

 町議会として調査に応募すべきだとの意思を明確にした。

 今後は脇山伸太郎町長が5月の大型連休以降に示す応募可否の判断が

焦点となる。(後略)      (4月26日11:31「共同通信」より抜粋)

https://www.47news.jp/10845452.html 

 

 

 ◆島根原発2号機 30年超運転認可 規制委、8月再稼働予定

 

 原子力規制委員会は24日、中国電力島根原発2号機(松江市)が運転

開始30年を超えて運転するための管理方針を盛り込んだ保安規定変更を

認可した。

 島根2号機は運転開始35年を経過。2012年1月から長期停止しており、

今年8月の再稼働を目指している。(後略)

            (4月25日「日本海新聞」Net Nihonkaiより)

https://www.47news.jp/10839213.html 

 

 

 ◆米高官、ガザ「集団墓地」の調査要求

  イスラエルに「答え求める」

 

 イスラエル軍が侵攻したパレスチナ自治区ガザ地区の二つの病院で集

団墓地が見つかったことを受け、サリバン米大統領補佐官(国家安全保

障問題担当)は24日の記者会見で「非常に憂慮すべき情報だ。我々は何

が起きたのか正確に理解したいし、答えを求めている」と述べた。

 イスラエル側は虐殺行為を否定しているが、サリバン氏は「徹底した

透明性のある調査」を要求した。

 

 サリバン氏は「イスラエル政府とはさまざまなレベルで、やりとりを

している。イスラエル軍からコメントはあったが、我々は具体的な状況

が知りたいし、調査によって世界中が包括的な答えを得られることを

望んでいる」と述べた。

 

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、集団墓地はガザ地区北部ガザ

市のシファ病院と南部ハンユニスのナセル病院で見つかった。

 国連によると、シファ病院周辺の2カ所からは30体以上の遺体が発見

されたとの情報がある。

 また、ガザ当局は、ナセル病院の集団墓地から300体以上の遺体が見つ

かったと発表。手錠をされた遺体もあり、イスラエル軍が虐殺した可能

性があると主張している。

 イスラエル軍は、イスラム組織ハマスが拘束している人質が含まれて

いないか確かめるため、遺体を掘り起こして再び埋めたとしており、虐

殺を否定している。 【ワシントン秋山信一】

                 (4月25日11:52「毎日新聞」より)

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20240425k0000m030074000c.html

 

 

 

 ◆未開発国・日本

  104カ国中の94位…日本 トップは韓国

  税に対する関心度と優遇に対する透明性や公正性から見た国際的評価

 

                                 三木義一(青学大名誉教授)

 

 業界がせっせとパーティー券を購入しさまざまな税の優遇を陳情して

特別措置を導入させたが、その効果を事前に国民に知らせることもな

く、事後にどの程度効果があったかも知らされることもない。

 こんな国だから、期待はしていなかったが、改めてランキングで発表

されると、やはり、日本国民として、恥ずかしくてしかたない。

 

 政府は、さまざまな政策目標を追求するために、租税支出(TE)を利

用する。

 これは、本来の税制から逸脱し、個人や企業に優遇を与えるもので

ある。

 その透明性や効果など5項目を評価したランキングをスイスの非営利

政策評議会(CEP)とドイツ開発・持続可能性研究所(IDOS)が今年

初めて発表した。

 資料を入手できた104カ国の比較で、上位は、7位イタリア、6位アメ

リカ、5位フランス、4位、ドイツ、3位オランダ、2位カナダと続く。

 

 日本はどこだ?あった! 92位モンゴル、93位パラグアイ、94位日本、

95位ブルンジ、96位コンゴ民主共和国、と続いていた。

 これが税に対する関心度と優遇に対する透明性や公正性から見た国際

的評価である。

 金まみれの政治、質の悪い政治家、検証のない税の垂れ流しが生み出

してきた結果だ。

 トップはどこだ。これが韓国であった。政権交代などが影響している

のか。

 日本がこれ以上落ちることのないことを願って今回はオチなし。

            (4月25日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

 

 

 ◆【近事片々】より

 

 ・漆黒の大海原を眼下に闇夜に浮かぶ2機の自衛隊ヘリ。

  墜落事故は、潜水艦を探る実戦的な訓練の最中に起きた。

 ・捜索活動は続くが、犠牲者も。過去の事故を受けて再発防止策を

  打ったはずが。隠れた原因はないか。

 ・緊迫する東アジア情勢も背景に。

  出動の常態化を懸念する声、以前から。

  重圧かかる在日米軍の事故も絶えず。

 ・日米に「限界はない」と大統領、「覚悟はある」と首相。

  一体化のしわ寄せは?知らされぬ国民は闇に置かれ。

               (4月22日「毎日新聞」夕刊1面より)

 

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

 

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA 

 

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635 

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード」 

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

 

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4 

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM 

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE 

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s 

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI 

・ 20231225 UPLAN 重信房子「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0 

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8 

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o 

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg 

・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」

           【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

                【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

 

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

 

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

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04/27 申込み不要 みやぎ憲法九条の会学習会「イスラエルによるガザ攻撃の不条理を問う」(4/27 14:45~ 仙台市&Zoom)

案内→http://www.9-jo.jp/news/MagShousai/MMS20240425.htm#c

みやぎ憲法九条の会(宮城県仙台市)学習会「イスラエルによるガザ攻撃の不条理を問う」
日 時:4月27日(土)14:45~16:30
形 式:会場&オンライン(Zoom)
会 場:フォレスト仙台 4F会議室A
    〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-45
    地下鉄南北線「北四番丁駅」北2出口から徒歩約7分
    JR仙山線「北仙台駅」から徒歩約10分
    地図→https://tinyurl.com/mr2y4ev3
講 師:石川雅之さん(パレスチナ難民を救う会)
   (パレスチナと仙台を結ぶ会代表)
主 催:みやぎ憲法九条の会
連絡先:Tel 022-728-8812
    FAX 022-276-5160

ZOOMは、下記からご参加願います。
https://us02web.zoom.us/j/88625352636?pwd=U2p3d1JGZkIxbjQvakFmOUxvQkVaQT09
ミーティングID:886 2535 2636
パスコード:597846

 

04/27 憲法問題連続学習講座|武力で平和はつくれない ダニー・ネフセタイさん(4/27 14:00~ 東京・中野区)

憲法問題連続学習講座|武力で平和はつくれない
日 時:4月27日(土)14時~16時半
場 所:中野区産業振興センター 3階 大会議室
    〒164-0001 東京都中野区中野2-13-14
    JR「中野駅」南口から徒歩4分
    地図→https://tinyurl.com/ehtsy47y
講 師:ダニー・ネフセタイさん
参加費:800円
主 催:九条の会・中野
連絡先:090-4671-7804

参照:https://www.kinyobi.co.jp/event/20240419_003853.php

 

 

04/27 ラファ攻撃をやめろ!!緊急!スタンディング&アピール(4/27 17:30~ 大阪市)

案内→http://www17.plala.or.jp/kyodo/annaiframe.html
   https://twitter.com/GazaKansai/status/1782778944024150435
チラシ→http://www17.plala.or.jp/kyodo/20240427-4.png

【拡散希望】
 緊急アクションの呼びかけ
 イスラエルによるラファ攻撃侵攻が切迫していると言われる状況を受け、緊急に行動する事にしました!
 国家暴力に対峙するには、声をあげる一人ひとりの想いと継続的な行動が何より大切です。
 「これ以上ひとりも殺させない!」
 共に声をあげましょう!

ラファ攻撃をやめろ!!緊急!スタンディング&アピール
日 時:2024年4月27日(土)17:30~18:30
場 所:JR大阪駅・東南側バスターミナル
呼びかけ:関西ガザ緊急アクション
     https://twitter.com/GazaKansai

 

 

04/28 平和集会in小樽|平和に生きる権利は国境を超える パレスチナとアフガニスタンにかかわって 清末愛砂さん(4/28 14:00~ 北海道・小樽市)

平和集会in小樽|平和に生きる権利は国境を超える パレスチナとアフガニスタンにかかわって
日 時:4月28日(日)14時~16時
場 所:小樽市生涯学習プラザ レピオ
    〒047-0033 北海道小樽市富岡1-5-1
    JR「小樽駅」より徒歩5分
    地図→https://tinyurl.com/bdtrknf3
講 師:清末愛砂さん
参加費:500円
主 催:平和憲法を未来へつなぐ会・小樽
連絡先:090-2073-8962

参照:https://www.kinyobi.co.jp/event/20240419_003853.php

 

 

04/28 殺傷武器輸出/経済安保版秘密保護法案NO!ガザでの戦闘の即時終結! 十条駐屯地問題など王子駅北口リレートーク



殺傷武器輸出/経済安保版秘密保護法案NO!ガザでの戦闘の即時終結! 十条駐屯地問題な
ど王子駅北口リレートーク 13時~14時 JR王子駅
日時:4月28日(日)13:00~14:00 (雨天中止)
場所:JR王子駅北口歩道橋付近(東京・北区)
呼びかけ:STOP改憲・北区の会
連絡先:大束090(1266)8645 /乾090(9105)9469

 

皆さま
経済秘密保護法の参議院審議が始まっています。この法案は特定秘密保護法の経済と
学術への拡大に他なりません。
法案を作成した有識者会議最終報告は「軍民デュアルユース技術の開発を秘密指定対
象に」と明記しています。
安全保障技術研究推進制度の研究も、経済安保で秘密指定されない保証はありませ
ん。
そして「安全保障に関連する軍民デュアルユースの広範な分野を秘密のベールで覆う
と、兵士の強化改造、自立型AI武器などの非人道的な兵器の開発、非人道的な戦争技
術の開発の現実を知り、公に討論し、これに歯止めをかけることができなくなる。ひ
いては、戦争への暴走は止められなくなる」のです。(明日の海渡弁護士の報告よ
り)
戦争をさせないために、研究者と市民が反対の声をあげねばと思います。
今日17時から私たち経済安保法に異議ありキャンペーン参議院議員会館で300名規模
の大集会を行います。
軍学共同反対連絡会の井原聰東北大名誉教授、海渡雄一弁護士、天笠啓祐市民バイオ
テクノロジー情報室代表、坂本雅子名古屋経済大学名誉教授が講演します。
都内近辺にお住まいの方はぜひ、会場においでください。市民の意思を国会で示し、
参議院で法案阻止のために奮闘している議員の皆さんを応援していきましょう。
遠方の方はYoutubeで中継しますので17時に下記をクリックしてぜひご覧ください。
 https://youtube.com/live/MXm7wd5FmzY?feature
小寺隆幸(経済安保法に異議ありキャンペーン)
◆首都圏の方は会場に!遠方の方は↓
中継 https://youtube.com/live/MXm7wd5FmzY?feature

主催:経済安保法に異議ありキャンペーン 090-6185-4407
協賛:地平社 03-6260-5480
   https://chiheisha.co.jp


たんぽぽ舎です。【TMM:No5014】

2024年4月24日(水)地震と原発事故情報−

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人生そのもの

  裁判所には(東電福島第一の)過酷な事故、被害を真正面からみつめて

  勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質してほしい

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述  (その4)  (了)

             福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★2.韓国7政党が「原発新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」にすべて同意

  台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

  東海第二原発は廃炉に… など

  4/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信187号」紹介

              佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

★3.稼働中原発は11基…大飯3、4、美浜3、高浜1、2、3、

  4、伊方3、玄海3、川内1、2(大飯、美浜、高浜は関西電力、

  伊方は四国電力、玄海、川内は九州電力)

  伊方3号が運転中の4月21日豊後水道でM6.6の地震発生

  2024年4月24日現在の原発稼働状況

                 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★4.新聞・配信より4つ

  ◆新潟・柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填作業で2度の中断

   伊藤信哉原子力規制事務所長「再発を危惧」、

   ブレーカートラブルの重要度は「東電の調査結果を見て判断」

                   (4月24日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

  ◆中国電力、中間貯蔵建設へ地質調査

   山口県・上関、結果踏まえ議会検討

   計画に反対する住民ら30人ほどが抗議のため集合

                     (4月23日「共同通信」より)

  ◆定検の高浜4号原子炉起動 伝熱管損傷で3週間遅れ

                     (4月23日「共同通信」より)

  ◆1800人「戦場にさせない」 新基地建設反対 4/14県民大集会

                 (4月16日「東京新聞」朝刊19面

                  「辺野古・高江リポート」より抜粋)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸前

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 

 定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

 第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

   ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

━━━━━━━

※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:岡口基一元裁判官

     浅野健一(ジャーナリスト)

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル』

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOとウクライナ「戦争」

 

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円     ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

          福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

 

┏┓ 

┗■1.ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人生そのもの

 | 裁判所には(東電福島第一の)過酷な事故、被害を真正面からみつめて

 | 勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質してほしい

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述  (その4)  (了)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

 

6.改めて、ふるさとへの思い

 

◎ ふるさととは何でしょうか。

 私にとっては、この世に生を享け、地域社会の中で、歴史や伝統、

自然や地域の人びととの交流・交歓などを通じ、私自身を形成した

大本、根幹を成すものです。

 

◎ 地域に伝わる「津島の田植え踊り」という伝承芸能があります。300

年来地区の4つの集落(行政区)に伝わり、住民は誇りを以て保存・継承

してきました。

 阿武隈山地の太平洋側に面する津島地区は、冷涼な気候のため度々

冷害に襲われ飢饉で苦しめられた歴史があります。

 このため、稲作の一連の所作を踊りにして、飢饉に苦しめられないよ

う豊作と地域の平安を祈ったのです。

 

 私自身も担い手の一人として加わりました。当初は、地域に伝わる伝

承芸能を絶やさないよう一種の義務感で参加していたのですが、舞に加

わったある時、私につながる多くの先人の祈りを込めて舞う姿がまるで

映画のフラッシュバックの様に、突然私の心中に蘇りました。

 

◎ そうして連綿と紡がれた地域のつながりの中に私がいる、その一員

になれた、なったのだとの意識が脳裏に迸って、地域社会で生きるとは

こういうことだと改めて思い、胸が熱くなりました。

 こうした意味でも、ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人

生そのものなのです。

 

◎ 私たちは「ふるさとを返せ」と原状回復を訴えて闘っています。

 私にとっては単に放射能汚染を除去した自然環境だけがふるさとの原

状回復であるとは思いません。

 地域社会そのものが事故以前と同様に復することが原状回復であると

思います。

 しかしそれは、事故後13年も経た現状では望むべくもありません。

 既に、地域社会は消滅したも同然だからです。

 せめて、事故以前と同様の放射能汚染のない環境に復して住民に返す

のは、この過酷な事故を引き起こした国、東電の、国民、住民に対する

当然の責務ではないでしょうか。

 

7.事故責任の問い無くして真摯な復興・再生はない

 

◎ 未曽有の原発事故を引き起こし、地域社会を丸ごと消滅させ、さら

に言えば国土そのものを事実上失う事態を引き起こし、生きがいを感じ

て平穏に暮らす国民・住民の人生そのものを奪い、捻じ曲げ、苦しみを

与え続ける責任は極めて大きなものです。

 

◎ 何度でも言います。

 私たち住民は、自然あふれる環境の中で、互いに協力して受け継がれ

てきた歴史や伝統、文化を大切に、地域に根付いた生活に楽しみを見出

し、生きがいを感じて暮らしてきました。

 原発事故は、これらの一切を根こそぎ奪い去りました。

 この不条理な事態に、身が震える憤りとふるさとへの痛切な思いを胸

に、異郷で避難生活を送らざるを得ない状況にあるのです。

 国・東電の事故に係る責任を問わずして、真の意味の復興・再生はな

いと言わざるを得ません。

 

◎ 裁判所には改めてこの未曽有の過酷な事故、及び被害を真正面から

みつめてほしい。

 そして、一人の人間として、否、独立して良心に従い、法の精神を体

現する司法を担うものとして、6.17最高裁判決の不当な判断に縛られ

ることなく、勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質していただ

きたい。

 そして、私たち住民の悲痛な願いである「ふるさとを返せ」の原状回

復の訴えに耳を傾け、過酷な被害が正当に評価され償われる判断を下さ

れますよう、心から訴えます。

              (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

                                     No143より了承を得て転載)

 

 

┏┓ 

┗■2.韓国7政党が「原発新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」に

 | すべて同意

 | 台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

 | 東海第二原発は廃炉に… など

 | 4/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信187号」紹介

 └──── 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

 

187号もくじ

 

・「未来世代の絶叫」(チャン・ヨンシク)

 「日本政府と韓国政府の「原発復興」政策を廃棄しなければならない」

・ハンビッ1・2号機 寿命延長阻止大会・決議文

・福島13年 慶尚北道 脱核行進・宣言

・7政党が「新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」にすべて同意

                        (ヨン・ソンロク)

 「276の市民団体・宗教界が各政党に脱原発関連政策を提案。総選挙後

 も政党と疎通し、政策実現のために努力する」

・台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

 −原発延長法案反対、安全を最優先に!(全国廃核行動平台)

・トルコ・シノップで反原発派市長が当選(森山拓也)

・【宣言】すべての人に、安全で、手頃な価格で、

     気候にやさしいエネルギーを

・非核バターン運動の若者たちからの連帯メッセージ(片岡輝美)

・柏崎刈羽原発、再稼働してしまうのか!崖っぷちのたたかい

                        (星野幸彦)

・「Stop!女川原発再稼働 さようなら原発全国集会in宮城」決行

                       (いのまた由美)

・東海第二原発は廃炉に(相沢一正)

・島根原発2号機の再稼働は中止すべきだ  (芦原康江)

・上関町中間貯蔵施設建設計画・その後   (三浦みどり)

・3.31「老朽原発ただちに廃炉!美浜全国集会」に400人超が結集

                     (木原壯林)

・50年前と現在のプロゴフから学んだこと  (林えな)

・子どもと原子力災害 保養資料室 ≪ほよよん≫ へようこそ

                     (宇野田陽子)

 

ノーニュークス・アジアフォーラム通信は、

年6回発行。購読料:年2000円。(187号 4月20日発行、B5判 24頁)

見本誌を無料で送ります。

連絡ください → <sdaisuke@rice.ocn.ne.jp>

 

 

┏┓ 

┗■3.稼働中原発は11基…大飯3、4、美浜3、高浜1、2、3、

 | 4、伊方3、玄海3、川内1、2(大飯、美浜、高浜は関西電力、

 | 伊方は四国電力、玄海、川内は九州電力)

 | 伊方3号が運転中の4月21日豊後水道でM6.6の地震発生

 | 2024年4月24日現在の原発稼働状況

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 

電力会社    号機   状態    運転開始日  停止日  出力(万kW)

関西電力   美浜3  運転中  2022.10.25               82.6

         大飯3  運転中  2024.04.07              118

         大飯4  運転中  2023.10.27          118

         高浜1 運転中  2023.07.29           82.6

         高浜2  運転中  2023.09.16               82.6

         高浜3  運転中  2023.12.25               87

         高浜4  運転中  2024.04.24               87

四国電力   伊方3  運転中  2023.05.24               89

九州電力   玄海3  運転中  2024.02.02              118

         玄海4  定検中             2024.02.27   118

         川内1  運転中  2023.04.26               89

         川内2  運転中  2023.08.15               89

 

合 計 12基 運転中11基  停止中1基    1042.8/1160.8

 

*伊方3号が運転中の4月21日23時14分頃に豊後水道で地震発生、

 M6.6、深さ約40km。伊方の震度は4、原発は止まらずその後も

 停止していない。原発での揺れは33ガル。

*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の日とは

 一月程度違いがある。

*運転可能な12基の原発のうち稼働中は11基(92%)、

 その出力は1160.8万kWに対して1042.8万kW(90%)。

 

 

┏┓ 

┗■4.新聞・配信より4つ

 └──── 

 

 ◆新潟・柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填作業で2度の中断

  伊藤信哉原子力規制事務所長「再発を危惧」、

  ブレーカートラブルの重要度は「東電の調査結果を見て判断」

 

 7号機への燃料装填(そうてん)で、制御棒を操作する機器のトラブ

ルで作業が中断したことについて、原子力規制庁柏崎刈羽原子力規制事

務所の伊藤信哉所長は4月23日の定例記者会見で「再発を危惧している。

東電の調査結果を確認した上で(重要度を)判断したい」と述べた。

      (後略)  (4月24日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

https://www.47news.jp/10835836.html 

 

 

 ◆中国電力、中間貯蔵建設へ地質調査

  山口県・上関、結果踏まえ議会検討

  計画に反対する住民ら30人ほどが抗議のため集合

 

 山口県上関町で使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設を計画する中国電

力は23日、町にある社有地内の建設予定地で地質を調べるボーリング調

査を開始したと発表した。同社はすでに進めている文献による調査と合

わせて町に建設の適否を伝える。町は結果を踏まえ建設受け入れを議会

で判断するとしている。

 貯蔵施設は、関西電力との共同運営を前提に計画している。

 中国電力は今回11カ所で調査を実施し、活断層の存在を調べる。期間

は半年ほどかかる見通し。

 23日朝から社有地近くでは、計画に反対する住民ら30人ほどが抗議の

ため集合。調査開始の一報が入ると、一部は同社の準備事務所前に移動

し沿道で反対を訴えた。        (4月23日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10829955.html 

 

 

 ◆定検の高浜4号原子炉起動 伝熱管損傷で3週間遅れ

 

 関西電力は23日、昨年12月から定期検査に入っていた高浜原発4号

機(福井県高浜町)の原子炉を起動した。

 今月26日から調整運転に入り、5月21日に営業運転を再開する予定。

蒸気発生器の伝熱管4本の損傷が見つかり、当初の予定より3週間

遅れた。

 これで6月に高浜1号機が定検に入るまで、2009年以来約15年ぶり

に、廃炉中を除く関電の全原発が同時に運転する。関電は昨年9月まで

に、東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえた新規制基準の下、7基

の再稼働を済ませている。

 定検では、燃料集合体157体のうち69体を取り換えた。損傷が見つ

かった蒸気発生器の伝熱管には栓をし、今後使用しない。

                   (4月23日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10832510.html 

 

 

 ◆1800人「戦場にさせない」 新基地建設反対 4/14県民大集会

 

【14日】辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議は、名護市の瀬嵩の

浜(せだけのはま)で「民意・自治・尊厳を守り抜く4・14県民大集

会」を開いた。

 1800人(主催者発表)が参加。「沖縄を2度と戦場にさせないと声を

上げ続けようなどと訴え、新基地建設の断念やオスプレイ配備撤回など

を求めた。

 玉城デニー知事が出席し、新基地建設に反対の意向を示した上で「新

たな自衛隊基地は造らせない」と述べ、米軍基地負担軽減がないままの

自衛隊増強に反対の意思を明確にした。

 玉城知事は、防衛省がうるま市の陸上自衛隊訓練場整備計画を断念し

たことについて「紛れもなく皆さんのカだ」と強調。

 「沖縄を二度と戦場にさせないという願いは、これから先の未来の

子どもたちに対して、私たちが今取れる最大の責任だ」と訴えた。

                          (琉球新報)

   (4月16日「東京新聞」朝刊19面「辺野古・高江リポート」より抜粋)

 

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

 

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA 

 

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635 

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード」 

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

 

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4 

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM 

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE 

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s 

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI 

・ 20231225 UPLAN 重信房子「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0 

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8 

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o 

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg 

・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」

           【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

                【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

 

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

 

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

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  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

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  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

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★連続オンライントーク第6回 原発回帰してはいけない、これだけの理由(4/25)
https://foejapan.org/issue/20240418/17122/
岸田政権は、脱炭素という名目で、事故リスクの高い老朽原発の稼働を認め、新設や増設、建て替えを認めるという原発回帰政策を進めています。しかし…
・原発は安い?⇒いいえ、原発は最も高い電源です。
・原発は安定している?⇒いいえ、原発は技術的にも社会的にも不安定。大規模集中型であるため、ひとたび止まった時の影響は広範囲に及びます。
・原発は気候変動対策になる?⇒いいえ、原発の高いリスクと高いコスト、解決不能な核のごみ問題、ウラン採掘から廃炉にいたるまでの放射能汚染などを考えれば、気候変動対策にはなりません。
・原発で地域は潤う?⇒いいえ、かえって原発や交付金に依存した地域経済になってしまいます。
こうした点についてざっくばらんにトークします。ぜひご参加ください。
日時:2024年4月25日(木)20:00~21:30
吉田明子/満田夏花/轟木典子 (FoE Japan)
参加費無料、ご寄付歓迎。
詳細・お申込み:https://foejapan.org/issue/20240418/17122/

★「原発はいらない富士見市の会」主催「福島原発事故から13年、能登半島地震からの警告は?」(4/27)
岸田政権のもとでの原発回帰政策、能登半島地震、原発避難、汚染水の海洋放出、汚染土の再利用などについてお話しをさせていただきます。
お近くの方、ぜひ!
講師:満田夏花(FoE Japan)
日時:4月27日(土)14~16時
場所:鶴瀬西交流センター2F講座室(東武東上線鶴瀬駅西口徒歩7分 富士見市鶴馬1800-1)
参加費無料

★【原発ゼロへ!持続可能なエネルギー社会を目指す活動へのご支援を】
クラファンもあと2日!ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/view/740978

★能登半島地震だけではない!海底活断層の過小評価は各地で常習化 むつ核燃料貯蔵施設・柏崎刈羽原発の稼働中止を求める院内集会&政府交渉(5/1)
https://foejapan.org/issue/20240419/17145/
日時 2024年5月1日(水)13:30~16:30
場所 参議院議員会館B105 オンライン併用
スケジュール
13:30~14:50 院内集会
   15:00~16:30 政府交渉(原子力規制庁)予定
お話 栗橋伸夫さん(核の中間貯蔵はいらない!下北の会)
   桑原三恵さん(規制庁・規制委員会を監視する新潟の会)
   阪上 武さん(原子力規制を監視する市民の会)他
主催 核の中間貯蔵はいらない!下北の会/規制庁・規制委員会を監視する新潟の会/国際環境NGO FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会他
▼詳細・オンラインのお申込みはこちらから
https://foejapan.org/issue/20240419/17145/

★資料・アーカイブを掲載しました。
連続オンライントーク第5回 危険は地域に、ツケは未来に~柏崎刈羽原発から考える原発の無責任構造
菅波完さん(高木仁三郎市民科学基金事務局長)
とても深いお話でした。ぜひご覧ください。
https://foejapan.org/issue/20240412/17027/

★「福島の今とエネルギーの未来 2024」発行ーー廃炉と復興の現実、原発の稼働状況を、図と文章でわかりやすく解説
https://foejapan.org/issue/20240313/16408/

 

 

04/29 「憲法映画祭2024」(武蔵野公会堂=吉祥寺駅)



「憲法映画祭2024」(第75回憲法を考える映画の会)

と き:2024年4月29日(月・休)10:30〜19:30(開場10:00)
ところ:武蔵野公会堂ホール(中央線・井の頭線 吉祥寺駅 南口2分)武蔵野市吉祥寺南
町1-6-22 0422-46-5121

プログラム:
10:20 開会(プログラムの説明)
10:30~12:10 『ヤジと民主主義 劇場拡大版』(100分)
12:10〜13:00 昼休み
13:00~13:40 『しではら』(40分)
13:40〜13:50 『戦争のつくりかた』8分
         休憩10分
14:00〜15:30 『荒野で希望の灯をともす』(88分)
         休憩10分
15:40~17:00 『島で生きる』(80分)
17:00〜17:20 湯本雅典監督さんトーク
         休憩20分
17:40~19:00 『サイレント・フォールアウト』(81分)
19:00〜18:20 伊東英朗監督さんトーク
18:30 閉会予定

参加費:1日券 : 2500円 学生・若者 : 1500円             1回券:1000
円 学生・若者 : 500円
「しではら」「戦争のつくりかた」「荒野に希望の灯をともす」は3作品で1回券になりま
す。
予約不要でどなたでも参加できます。

上映作品解説
『ヤジと民主主義 劇場拡大版』
(100分/2023年/山崎裕侍 監督作品)
ヤジ排除から見えてくる警察組織の法的根拠のない権力行使の問題、それを監視すべきメ
ディア、ジャーナリズムの弱体化、そしてそもそも自由にものを言うという全ての人に与
えられた権利が、安倍元首相の死亡事件をきっかけに加速度的に萎縮してしまうのではな
いか?という不安などさまざまな側面が本作には盛り込まれている。
これはもはや、ある選挙の応援演説中に起きたいち騒動ではない。この社会で生活してい
く全ての人、あなた自身に関わってくる問題だ。

『しではら かどま市が生んだ日本の総理』
(40分/2023年/齊藤勝 監督作品)
1872年、門真市で生まれた幣原喜重郎は、戦前は外務大臣として軍縮と国際協調の「幣原
外交」を進めるも、軍部からは「軟弱外交」と非難され一度政界を退く。
しかし、戦後、幣原は首相として政界に復帰。GHQの元帥マッカーサーと会談し、幣原か
ら平和主義の重要性・戦争放棄などを主張し、日本国憲法の草案にその考えが反映される
こととなった。
彼のそうした考え方には、彼が戦前から取り組んできた「国際軍縮会議」で得た「国際協
調」による平和主義の思想があった。

『戦争のつくりかた What Happens Before War』
(8分/2015年/アニメーションプロジェクトNOddIN制作)
私たち日本に住む国民は、約80年、直接には戦争を経験していない国の中で生きてきまし
た。
しかしこのまま行けば、次の世代が戦争を経験することになってしまうかもしれません。
戦争を知らない世代が、自分たちの都合や責任感の無さによって、次の世代に戦争を押し
付けてしまうことになるかもしれないのです。
映像作家など40人のクリエイターが反戦への思いを込め、力をあわせて完成したアニメー
ションです。
(8分/2015年/アニメーションプロジェクトNOddIN制作)

『荒野に希望の灯をともす 医師・中村哲 現地活動35年の軌跡』
(88分/2021年/谷津賢二 監督作品)
アフガニスタンとパキスタンで35年にわたり、病や戦乱、そして干ばつに苦しむ人々に寄
り添いながら命を救い、生きる手助けをしてきた医師・中村哲。
その長さだけでなく、支援の姿勢がまったくぶれることなく、一貫していたこと。
その行動の根本には「真の信頼は非武装から生まれる」という「日本国憲法」の精神があっ
た。
中村医師は人々から信頼され、愛されてきた。今、アフガニスタンに建設した用水路群の
水が、かつての干ばつの大地を、恵み豊かな緑野に変え、65万人の命を支えている。

『ミサイル基地がやってきた 島で生きる 』
(82分/2024年/湯本雅典 監督作品)
2023年3月、沖縄石垣島では陸上自衛隊ミサイル基地が完成。住民投票を求める石垣市有権
者による自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例請求署名は、有権者の3分の1以上に当たる
14263筆が集まった。
しかし石垣市は未だに住民投票を実施していない。
「住民投票を求める会」は、裁判で闘い続けている、署名をしてくれた人たちに応えるた
めに。
住民投票を求める若者たち、農民兼市議会議員漁師などの基地に対する人々の思いを丹念
に紡ぐ。

『サイレント・フォールアウト 乳歯が語る大陸汚染』
(80分/2023年/伊東英朗 監督作品)
1951年からアメリカ国内で始まった核実験は928回に及んだ。核実験によって生れた膨大
な量の放射性物質は、アメリカ各地に運ばれ、地上を汚染し続けた。
アメリカ原子力委員会は、放射性物質が全米の牛乳を強く汚染していることを把握してい
たが、国民に知らせなかった。
1950年代半、大陸が放射能汚染していることを国民は徐々に知ることなり、とくに放射能
汚染の影響が強いとされるセントルイスで女性を中心とした大きな動きが生まれる。「乳
歯調査」と呼ばれる市民運動だった。 

2013年4月から始まった「憲法を考える映画の会」の上映会はこれまで75回にな
り、毎年憲法記念日を前に􏰀 少し規模を大きくした「憲法映画祭」の形て
゙は、8回目になります。􏰀 この間、憲法について考える映画のほか、
広く戦争や人権、民主主義について考える映画など、合わせて100作品 を超える
作品を上映してきました。作られたばかりのドキュメンタリー映画から
過去の名作であってもなかなか見る􏰀 機会が無い映画、また
国内外の自主制作の作品まで、どれも広い意味で、憲法のめさ
゙しているものについて考える􏰀 映画ばかりです。
􏰀 私たちは、こうした上映会が、あちこちで開かれ、多くの
人が一緒に映画を観て、憲法や戦争、人権や民主主義に ついて考えていく場か
゙拡がることを願っていまk
9!#􏰀 現在、自分たちで上映できる映画作品のリスト「憲法
を考える映画のリスト2024年版」を作成しています。􏰀 憲法映画祭で
の完成をめざしていますので、会場で、あるいは下記連絡先ま
で、お問い合わせください。􏰀
憲法を考える映画の会:hanasaki33@me.com

憲法を考える映画の会ホームページ
「憲法映画祭2024」
 http://kenpou-eiga.com/?p=2951

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No5013】

2024年4月22日(月)地震と原発事故情報−

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.再生エネルギー58万世帯分 出力制御でムダに

  (本年度見通し) 電力システム「原発有利なルール」

  「電力システムを再エネ中心に構築し直すことが必要」大島教授

             (4月22日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

★2.たんぽぽ舎35周年「名刺意見広告集」を作ります

  原発をなくしたいと願うみなさんのつながりを強めるために

  ご協力をお願いいたします

★3.6.17最高裁判決は再度の原発事故が繰り返されることを

  容認しかねない

  国民、住民の万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法であるべき

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その3) (4回の連載)

          福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★4.TV・新聞より3つ

  ◆地震と原発事故が同時に発生…

   新潟県独自の「3つの検証」元委員が避難方法を疑問視

                   (4月21日18:42「TBS」NEWS DIGより)

  ◆「新潟県民の不安解消されない限り、花角英世知事は再稼働を

   容認しない」 柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填について

    磯田達伸・長岡市長「再稼働とは別問題」

                         (4月18日「新潟日報デジタルプラスより)

  ◆【近事片々】より

   ・イランでの爆発に世界が身構える。イスラエルの限定的な攻撃と

    伝えられるが、影響も「限定的」で済むのか。

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※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸前

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 

 定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

 第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

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※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

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※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

   ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45       

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

 

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル』

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOとウクライナ「戦争」

 

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円     ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

          福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┗■1.再生エネルギー58万世帯分 出力制御でムダに

 | (本年度見通し) 電力システム「原発有利なルール」

 | 「電力システムを再エネ中心に構築し直すことが必要」大島教授

 └──── (4月22日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

 

◎ 太陽光や風力などの発電事業者に対し、一時的な発電停止を求める

「出力制御」が増えている。

 本年度もゴールデンウイークなど電気の消費量が減る春や秋を中心に、

東京電力エリアを除く全国での実施を見込み、年間約58万世帯分の電気

が無駄になる計算だ。

 このまま出力制御が広がると、再エネ普及の足かせになりかねない。

                         (砂本紅年)

 

◎ 電気は、刻々と変わる需要(消費量)と供給(発電量)のバランス

を一致させなければ、最悪の場合、大規模停電に至る恐れがある。

 需要の低下で電気が余りそうな場合、再エネなどの発電設備を制御し

供給を減らすのが出力制御だ。

 送配電会社でつくる送配電網協議会によると、太陽光を中心に急増す

る再エネの導入は、2023年3月末時点で全国で計9300万キロワットに

達した。

 これに対し、2023年のゴールデンウイーク期間中の電力需要は7300万

キロワットにとどまった。工場などが停止し、家庭でも冷暖房をあまり

使わないために消費量が少ない上、好天が続いて太陽光の発電量が増え

るために出力制御が行われやすい。(中略)

 

◎  一方で出力制御が困難とされる原発は、政府が「最大限活用」する

方針を掲げている。

  今後、原発の新設や再稼働で発電量が底上げされれば、その代わりに

 再エネの出力制御が増える可能性はさらに高まりそうだ。

  発電量に占める再エネの比率は、2022年度に21.7%だったのを20

30年度に36〜38%に引き上げる目標を掲げており、出力制御が障害

になりかねない。

 龍谷大の大島堅一教授(環境経済学)は「今の電力システムは原発に有

利なルールになっている」と指摘。

 「出力制御など再エネの普及を制約するルールを改め、電力システム

を再エネ中心に構築し直すことが必要だ」と話している。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/322674 

 

 

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┗■2.たんぽぽ舎35周年「名刺意見広告集」を作ります

 | 原発をなくしたいと願うみなさんのつながりを強めるために

 | ご協力をお願いいたします

 └──── たんぽぽ舎

 

発 行:5月18日(土)13:30から「第36回たんぽぽ舎総会」

                 東京学院2F会議室

募 集:1コマ 名刺サイズ(85×50mm)縦型、横型どちらでも可

    オリジナルデザイン歓迎 オリジナルデザインは

    そのまま掲載します。メッセージ・連絡先など入れると

    アピール度一層アップ!

 ※できるだけ完成原稿でお願いします。

  原稿は、メール<tanpopo3238@yahoo.co.jp>か郵送して下さい。

募集〆切り:5月6日(月)まで

掲載料金:団体1コマ 4000円  個人1コマ 2000円

     郵便振込は 加入者名 たんぽぽ舎

               口座番号 00180-1-403856

※申し込み・お問い合わせはたんぽぽ舎まで

 

 

┏┓ 

┗■3.6.17最高裁判決は再度の原発事故が繰り返されることを

 | 容認しかねない

 | 国民、住民の万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法であるべき

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その3) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

 

4.時間経過に伴う被害の深刻化、拡大

 

◎ この間、2013年4月に全域が帰還困難区域とされた津島地区は、2017

年12月にその一部、僅か1.6%が特定復興再生拠点区域(復興拠点)に指

定されて、5年間の整備を経て2023年3月に規制が解除されました。

 しかし、残り98.4%は依然として帰還困難区域のままに残され、本

年に入って「特定帰還居住区域」整備計画が認可され、住民が希望すれ

ば家などを中心に除染が進められますがあくまで限定的なもので、依然

として地区全体に係る計画は示されていません。

 

◎ 事故後既に13年が経過し、管理が行き届かない家や庭は藪と樹木に

埋もれ、田畑はうっそうと茂る林、森と化してしまいました。

 家屋は極度に傷み、害獣に侵入されて足の踏み場もない状況のため、

拠点区域内や、両側20mの範囲で際除染が進められる地区内の主要な7

つの道路沿いの、多くの家屋が解体撤去されました。

 

◎ 住民は、何代も続いた思い出の詰まった家、一家団欒の何よりも大

切な家を、迷い、悩みながら、断腸の思いで解体撤去を決断しているの

です。

 私の家は規制が解除された復興拠点内にあります。

 除染されたとはいえ放射線量は事故以前と同様の1msv/年以下に

は至らず、地域社会の将来が見通せない、インフラ整備も役場支所以外

はないに等しい現状にある中で、解体撤去すべきか否か迷い続けて

います。

 私で4代目となる家は、私につながる一族の、地域社会の人びととの

交流の記憶が染みついています。

 

◎ 今年喜寿を迎える私に残された時間は長くはありません。残せば、

いずれ子どもや孫に負担を強いることとなります。

 夜、目覚めそのことを考えると、再び眠り就くまで思い悩みます。夢

も見ます。翌日起きてから、ふるさとのあれこれや家のことを見た夢が

断片的に蘇り、焦燥感に駆られます。

 解体撤去の申込期限はこの4月1日です。それ以降は自己負担での

対応を強いられます。原発事故はこのような理不尽を強いるのです。

 

5.国・東電の責任追及

 

◎ 一昨年6月17日に最高裁は先行する4件の生業訴訟などの上告審で、

国の責任はないと判決を下しました。

 原発事故により人生を奪われ苦しんでいる被害者を顧みようとせず

に、仮に対策を施しても事故は防げない可能性があった、だから国に

責任はないとの判断です。

 

◎ 私たち国民が期待する最後の砦としての司法の責務を放棄した、内

容のない薄っぺらな判決に落胆し、こんなものが、最高裁判決と言える

のか?と率直に思いました。

 原発事故が起これば過酷な被害が発生することは予め想定されていま

した。

 

◎ 万が一にも事故が起きないよう万全の対策を講ずるのが原発政策を

推進する国に課された責務であり、その万が一への対策を施さない国を

いとも簡単に想定外だから責任はないと免罪してしまいました。到底納

得できるものではありません。

 

◎ 6.17最高裁判決の、事故を防げなかった可能性があったとする判

断は、反面から言えば、防げた可能性があったとも言えるのです。完全

に防げないまでも、事故発生状況の過酷さを減じた可能性は残るのでは

ないでしょうか。

 

◎ 6.17最高裁判決は、再度の原発事故が繰り返されることを容認し

かねない判断です。未曽有の原発事故に苦しむ私たちには、耐え難く、

到底許せません。

 権力側に組し加害の構造の中に自らを位置付けてしまうのではなく、

国民、住民の、万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法、であるべ

きではないでしょうか。(その4)へ続く

              (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

                                     No143より了承を得て転載)

 

 

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┗■4.TV・新聞より3つ

 └──── 

 

 ◆地震と原発事故が同時に発生…

  新潟県独自の「3つの検証」元委員が避難方法を疑問視

 

 原発を巡る新潟県独自の「3つの検証」の元委員によるシンポジウム

が開かれ、原発事故における避難方法の実効性などを疑問視しました。

 

 新潟市で開かれたシンポジウムは福島第一原発の事故をめぐる県独自

の「3つの検証」の元委員らで構成される「市民検証委員会」が開きま

した。

 この中で3人の元委員が登壇し、原子力災害時の安全な避難方法を検

証した避難委員会の上岡直見元委員は、能登半島地震や中越地震では多

くの道路が通行止めになったとし、地震と原発事故が同時に起きる複合

災害では安全な避難は難しいと語りました。

 「自動車はどこか1か所でも通れない所があると、そこでおしまい」

 また県が試算した避難時間も現実的ではないと指摘しました。

 「食事、水そういうところを考えられていない。まだまだ机の上だけ

の検討にとどまっている」

 このほか、柏崎刈羽原発の近くには多数の活断層があり、危険性があ

るとの意見も出ました。

 市民検証委員会は今後、これらの点について市民と議論を深めるとし

ています。        (4月21日18:42「TBS」NEWS DIGより)

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1127660?display=1 

 

 

 

 ◆「新潟県民の不安解消されない限り、花角英世知事は再稼働を

  容認しない」 柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填について

   磯田達伸・長岡市長「再稼働とは別問題」

 

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で原子炉へ

の核燃料装填(そうてん)が始まったことについて、新潟県長岡市の磯

田達伸市長は4月17日の記者会見で「東電がどのような形で準備を進め

ても、県民の不安が解消されない限り、花角英世知事は再稼働を容認し

ないと考えている」と述べ、今回の動きが再稼働に直接結び付くもので

はないとの認識を示した。

 

 燃料装填は、東電が原子力規制委員会から出されていた運転禁止命令

の解除を受けた一つの取り組みだとし、「再稼働を容認するかは別の問

題。冷静に受け止めている」と語った。

 その上で、長岡市を含む柏崎刈羽原発から半径5から30キロ圏の避難

準備区域(UPZ)の住民が「安心できる状況になるまでは、再稼働の議

論はするべきではない」とこれまでの主張を繰り返した。

 長岡市は大半がUPZに含まれている。

                         (4月18日「新潟日報デジタルプラスより)

https://www.47news.jp/10806646.html 

 

 

 ◆【近事片々】より

 

 ・イランでの爆発に世界が身構える。イスラエルの限定的な攻撃と

  伝えられるが、影響も「限定的」で済むのか。

 ・ガザの人道危機に加え、中東情勢は核を巡る緊張も。

  報復の連鎖を止める国際社会の行動が急務。

              (4月20日「毎日新聞」夕刊1面より)

 

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※【動画アップの紹介】

 

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA 

 

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635 

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード」 

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

 

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4 

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM 

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE 

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s 

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI 

・ 20231225 UPLAN 重信房子「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0 

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8 

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o 

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg 

・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」

           【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

                【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

 

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

 

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

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 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

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 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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緊急シンポジウム+大学の現場からの問題提起(4/29)「稼げる大学」はどこへ行く? ― アカデミック・キャピタリズム再考

を対面+オンラインのハイブリッドで開催します。

 

日時:4月29日(月)13時30分~16時30分(開場は13:00)
会場:東京大学 赤門総合研究棟 A200講義室
司会進行:
隠岐さや香(東京大学/科学史/大学横断ネット呼びかけ人)
米田俊彦(お茶の水女子大学[名誉]/教育史/大学横断ネット呼びかけ人)

部 シンポジウム
・パネリスト
 本田由紀(東京大学/教育社会学)「国立大学法人法の変更と国立大学の危機」
 堀口悟郎(岡山大学/憲法学)「国立大学の統治構造」
 田中智之(京都薬科大学/薬理学/日本科学振興協会理事)「『選択と集中』の何が成果か?」
・コメンテイター
 光本滋(北海道大学/高等教育/大学横断ネット呼びかけ人)

部 それぞれの現場からの問題提起

申込:必要(対面の方もなるべく事前登録にご協力ください)
申込フォーム 申込〆切:4月28日(日)

趣旨説明
 国際卓越研究大学法案の策定過程で「稼げる大学」という言葉が登場したときに、多くの大学関係者が戸惑いを感じた。その後の経過が示しているのは、この「稼げる大学」という発想が相当に深い根を持っていることである。
 知識を市民が求める公共財とみなして知の自由な流通を求める「知と学問の公的体制」から、知識をいわば私有財産とみなして知識を提供した企業や、研究を請け負った大学の利益を優先する「知と学問のアカデミック・キャピタリズム*的な体制」への転換が1980年代からアメリカやイギリスなどで生じていた。
 日本では21世紀初頭に小泉純一郎内閣の下での国立大学法人化により政府は設置者として国立大学の経費負担義務を免れ、運営費交付金の財政措置等を通じて大学を統治することが可能となり、アカデミック・キャピタリズム(大学資本主義)への道が開かれた。国際卓越研究大学の登場はその総決算であると同時に、「稼げる大学」へのの転換をさらに加速しようとするものである。
 「稼げる大学」はどこに向かおうとしているのか?それは本当に研究力の向上や「イノベーション」につながるものか?与党政治家と官僚や特定の大企業が癒着しながら経済を支配するクローニー・キャピタリズム(縁故資本主義)と結びついて研究不正を蔓延させ、研究力を低下させ、大学の私物化を推進するだけではないか?
 今日の大学をめぐる状況があまりにも深刻であるだけに、できるかぎり根底的。原理的な次元にさかのぼって学術的に考える機会としたい。
*「アカデミック・キャピタリズム」という概念については、成定薰「アカデミック・キャピタリズムの進展――知と学問の体制変換」、スローター、G. ローズ(成定薰監訳)『アカデミック・キャピタリズムとニュー・エコノミー 市場、国家、高等教育』(法政大学出版局、2012年[原著は2004年])を参照。

主催:隠岐さや香研究室+大学横断ネットワーク(「稼げる大学」法の廃止を求める大学横断ネットワーク)
連絡先:大学横断ネットワーク(稼げる大学法の廃止を求める大学横断ネットワーク)
E-mail: trans.university.network@gmail.com

 

「稼げる大学」はどこへ行く? ― アカデミック・キャピタリズム再考(2024.4.29開催) / https://transuniversitynetwork.blogspot.com/2024/04/2024429.html

 

リアル・オンライン併用 ************
常習化する海底活断層の過小評価
むつ核燃料施設・柏崎刈羽原発の稼働中止を求める院内集会&政府交渉

http://kiseikanshi.main.jp/2024/04/14/12223
***********************

2024年5月1日(水)13:30~16:30
参議院議員会館B105(国会議事堂前・永田町駅)申込み不要です。直接お越しください

オンラインの登録は以下
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYvcuCurTsvGtX8eq0cpESd66bTT25z98Le#/registration
※登録後zoomから参加可能なリンクが自動送信されます。メールアドレスは正確にご記入ください

青森県むつ市に建設中の使用済核燃料の中間貯蔵施設(リサイクル燃料貯蔵センター:以下むつ貯蔵施設)が今年9月にも操業を始めようとしています。新潟県の柏崎刈羽原発からの使用済み核燃料が運びこまれる予定です。

運び込まれた使用済核燃料は50年以内に再処理工場に搬出することになっていますが、六ヶ所再処理工場の操業の目途は立っておらず、むつ貯蔵施設が永久に核のゴミ捨て場となるのは必至です。

搬入元の柏崎刈羽原発はむつ貯蔵施設に搬出しなければ稼働が続けられない状態です。むつ貯蔵施設の操業開始は柏崎刈羽原発の再稼働と密接にリンクしているのです。

能登半島地震では、隆起地形の沖に横たわる海底活断層の過小評価が問題となっています。各地の原発周辺においても、変動地形学から読み取れる海底活断層を、音波探査偏重により短く評価することが横行してきました。柏崎刈羽原発とむつ貯蔵施設はいずれも隆起地形上にありますが、海底活断層が短く評価され、あるいは全く存在しないことになっています。原子力規制委員会は、両者の稼働を止めて再審査を行わなければなりません。

院内集会ではむつと新潟から報告を受けます。交渉(調整中)では原子力規制庁に対して、両施設の海底活断層の過小評価について問い、稼働の中止と再審査を求めます。振るってご参加ください。

質問事項は以下です
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2024/04/0501shitsumon.pdf

2024年5月1日(水)13:30~16:30
参議院議員会館B105(国会議事堂前・永田町駅)申込み不要です。直接お越しください

オンラインの登録は以下
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYvcuCurTsvGtX8eq0cpESd66bTT25z98Le#/registration
※登録後zoomから参加可能なリンクが自動送信されます。メールアドレスは正確にご記入ください

13:00 開場(参議院議員会館ロビーにて入館証配布)
13:30~14:50 院内集会
15:00~16:30 規制庁交渉(調整中)

お話
栗橋伸夫さん(核の中間貯蔵はいらない!下北の会)
桑原三恵さん(規制庁・規制委員会を監視する新潟の会)
阪上 武さん(原子力規制を監視する市民の会)ほか

主催:核の中間貯蔵はいらない!下北の会/規制庁・規制委員会を監視する新潟の会/国際環境NGO FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会

問合せ:090-8116-7155(阪上)

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No5012】

2024年4月20日(土)地震と原発事故情報−

             3つの情報をお知らせします

                   転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.半島の原発 避難可能か    愛媛震度6弱 リスク再燃

  孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

  不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ・断層帯「中央構造線」

   避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

        東京新聞「こちら特報部」を紹介

★2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

  今、5か所目の避難先である県・中通りの大玉村に妻と2人

   ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

      福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★3.配信・新聞より2つ

  ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

          (4月17日「共同通信」より)

   ◆ 東電・再稼働を問う

    柏崎刈羽原発    新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一氏

                (4月18日東京新聞朝刊2面より)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分  

 場 所:首相官邸前

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」   

 参加費:800円(資料代含む)

 

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

   「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!   

  連休のため、1週遅らせて開催します。 

  2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

   ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45       

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947  

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

 

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

━━━━━━━

※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

      そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時 

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル』

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOとウクライナ「戦争」

 

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん(日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇 福田村事

件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円(資料代含む) 

 ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

 

┏┓ 

┗■1.半島の原発 避難可能か    愛媛震度6弱 リスク再燃

 | 孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

 | 不安 司法に届かず

 | 想定リスク 南海トラフ・断層帯「中央構造線」

  |  避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

 |       東京新聞「こちら特報部」を紹介

 └──── 

   

   四国の震度6弱の地震に対し、能登半島地震を受けて東京新聞

   「こちら特報部」が伊方原発についてを特集しています。

  半島の原発を大地震が直撃したら、と伊方原発に反対する方たちが

心配しています。

  なんで東京?愛媛新聞がやるべきですね。との現地の方の声も

  東京新聞4月19日朝刊18−19面「こちら特報部」を抜粋してお届け

します。

 

※ 詳細はWebで

 タイトルは:半島の原発を大地震が直撃したら… 四国の震度6弱で

 避難リスク再燃 「逃げ場がなくなる」能登と同じ構図

   https://www.tokyo-np.co.jp/article/322130

 

  ◆  半島の原発 避難可能か    愛媛震度6弱 リスク再燃

   孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

 

  四国で初めて震度6弱を記録した17日深夜の地震。愛媛県の四国電力

伊方原発は運転を続けているが、発電機の出力が2%低下した。典型的

な半島部の原発で、能登半島地震で浮上した避難リスクが再燃。想定震

源域に入る南海トラフ巨大地震以外にも、多くの地震の危険を抱える。

大地震が直撃したら、本当に逃げられるのか。地元住民や周辺の関係者

はどう受け止めているのか。(曽田晋太郎、山田祐一郎)

 

 「すごい横揺れで、今までの地震で一番怖かった。同時に原発は大丈夫

だろうかと不安になった」

 伊方原発の東約10キロの愛媛県八幡浜市に暮らす「伊方から原発を

なくす会」代表の近藤亨子さん(69)が地震発生時を振り返る。同市の

震度は5弱。自宅の団地のエレベーターは止まり、2014年に同県西予市

で震度5強を記録した地震よりも大きな揺れを感じたという。

 1月の能登半島地震で浮き彫りになった半島部の原発避難リスク。佐田

岬半島にある伊方原発では、避難計画が必要な30キロ圏に約11万人が居住。

県などの自治体は事故の際、陸路のほか、港から船で大分県などへの避難

も想定する。

 

 だが、近藤さんは「この周りは山あいの地域。西日本豪雨の時も土砂

崩れが起きて道路が通行止めになった。もっと大きい地震が来れば道路

が寸断されて逃げ場がなくなる」と不安を口にする。原発事故を想定し

た避難訓練では、強風の影響でヘリコプターの着陸や船の着岸ができな

いこともあったという。「津波が来ることを考えれば、船での避難は

現実的ではない。道路も少ないので皆が一斉に逃げようとすれば大渋滞

が起きて混乱する」

 八幡浜市で原発から約6キロの瀬戸内海に面する集落で漁業を営む鎌田

建一郎さん(76)も「近くに避難する道は1本しかない。土砂崩れで道路

がふさがり、津波で海が荒れたら船で逃げることもできない。避難計画

通りにうまくいくとは思わない」と語る。   (中略)

 

 それでも鎌田さんは「震度4でも影響が出るなら、震度7の地震が起き

たらどうなるのか。津波も来れば、考えられない被害が起こるはず」と

不安を吐露。(中略)

 

 ◆  不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ・断層帯「中央構造線」

     避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

 

  歴史的に見れば、この地域では巨大地震が起きている。江戸時代末期

の1854年にマグニチュード(M)8.4の安政南海地震が発生。2日後には、

今回の震源に近い佐田岬半島でM7.4の地震が発生した。

 リスクは南海トラフ巨大地震以外も。原発の北側には、東日本から九州

まで続く断層帯「中央構造線」が走る。地元だけでなく、大分や広島、

山口でも原発訴訟が相次いできた。    (中略)

 

  訴訟で地震や火山に対する四電のリスク評価が不十分と訴えたが、

大分地裁は今年3月の判決で「具体的な危険はない」と退けた。今回の

地震を受け「佐田岬半島の住民がフェリーで大分に避難する計画がある

が、絶対に無理だ」と話す。

 17年には、広島高裁が伊方原発から130キロ離れた阿蘇カルデラにつ

いて四国電力の想定は過少だとして、3号機の運転差し止めを決定。火山

の活動可能性が「十分に小さいと判断できない」と指摘し、過去の噴火で

火砕流が原発敷地まで到達した可能性が小さいと言えず「立地は不適」

としたが、四国電力の異議申し立てで18年に覆った。

 20年にも同高裁が断層調査が不十分として差し止めを決定したが、異議

を受けて取り消しに。現在、広島地裁で原爆被爆者約20人を含む350人が

運転差し止めを求める訴訟が続く。(中略)

 

  改めて問題視される半島からの避難。龍谷大の大島堅一教授(環境

経済学)は「原発が立地するのは半島やへき地が多い。政府が指針で

立地周辺が低人口地帯であることを求めたからだ。エネルギー政策で、

インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付

けてきた」と原子力政策の構造的な問題を指摘し、こう強調する。

 「能登半島地震の実態を見ると、避難計画は『絵に描いた餅』でし

かない。他も同様で、伊方も現状では安全とは言えない。人口減少が

進む中でますます安全な避難は難しくなっている。一度、原発を止め、

実効性ある避難ができるのか検証しなければならない」

 

 

┏┓ 

┗■2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

 | 今、5か所目の避難先である県・中通りの大玉村に妻と2人

  | ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

 

2.避難等経緯

 

 文字通り、津島地区住民は県内外に離散してしまいました。誰が何処

に避難したか皆目わかりませんでしたが、私自身もその一員である地区の

区長会が中心となって、5〜6月頃には全世帯の避難先が確認できました。

大雑把に言って2割前後が県外、残り8割は県内各方面にばらけ、親せき

や友人同士の交流もままならない状況に追いやられ、避難先では原発事故

の被災地域から避難して来たと言えないような、孤立し、孤独な生活を

余儀なくされました。

 私自身は、避難直後の3月一杯は妻の実家で、更に就職した娘が入居

したアパートで2箇所を過ごしました。しかし、何時までも就職し独立

した娘の生活の邪魔はできないと思い、県内各方部を巡って家を探し、

漸く県・中通りの本宮市白沢地区に空き家を見つけ、借り上げ住宅(みな

し仮設住宅)としてその年の12月に入居して約5年を過ごしました。

当然ながら、地域の事情には不案内で近傍に見知った人はいません。

避難後は、本来なら生き甲斐を感じてやることが沢山ある家や地域の

仕事、行事をすることもできず、やり場のない怒り、憤りを抱えて何

も手につかない不安な毎日を送るしかありませんでした。

 白沢地区に避難して1週間ほどした頃、隣組長から集まってほしい

と声がけがあって何事かと畏れ不安な思いで妻と一緒に参集すると、

隣組の皆さんが「大変でしたね。どうぞ一緒に頑張って暮らしましよ

う」と、テーブル一杯に料理を持ち寄って歓迎会を開いて労ってくれ

ました。温かな人情に胸が熱くなって、涙が溢れました。以後、地域の

皆さんに出来るだけ溶け込んで日々を送り、どれ程心慰められたか言い

尽くせません。しかし一方では、残してきたふるさと、そこにある家、

地域の人びとの絆は片時も心から離れることはありませんでした。今後

どうなるのか、将来が見えない中、不安でいたたまれない気持ちを抱え

生活するのは本当に辛いことでした。

 私は2016年12月から、5か所目の避難先である県・中通りの大玉村に

自宅を新築して妻と2人で暮らしています。この地で暮らす以上は、出来

るだけ地域に溶け込もうと町内会、地区の老人クラブに加入しました。

しかし、見知らぬ土地、住民にそう簡単に馴染むことは出来ません。

地区の行事などに参加するたびに、ふるさと津島での生きがいに満ちた

生活を思い出してしまうのです。

 

3.ふるさと復興・再生への思い

 

 ふるさとを追われた地域の人びとが抱える思いも皆同じです。自分の

家や庭、田畑、地域の人びととの絆に思いが至ると、どうしようもな

く胸が熱くなり、目頭が潤みます。童謡「ふるさと」を歌おうとすると

、胸が詰まりいまだに歌えない人が大勢います。私も、その一人です。

 こうした、ふるさと津島への痛切な思いから、この惨状をどうすれば

いいのか、ふるさとの復興・再生のためにとにかく集まって話し合おうと、

2014年11月に「津島地区原発事故の完全賠償を求める会」が地区住民の

半数を超える人びとの賛同で設立され、これを母体に2015年5月「福島

原発事故津島被害者原告団」を結成して、同年9月に提訴しました。

 

 度々指摘された安全対策を講じようとせず、想定外の事態だから責任

がないとする国の言い訳は、無責任極まりない悪質なものです。東電も

自ら引き起こしたこの過酷な事故に苦しむ被害者に対し過払いするほど

十分な賠償を支払ったとして、地区住民の痛切な思いを顧みずに責任を

逃れようとしています。

 私たち住民は裁判などには無縁な暮らしで、提訴するかどうかそれ

ぞれが真剣に悩みました。しかし、地域社会を丸ごと奪われ避難生活を

強いられる理不尽な事態を招いた国、東電の責任を質し、ふるさとの

原状回復を求めるのは当然なことと、覚悟して決断し提訴に踏み切っ

たのです。請求の趣旨は、何よりも大切なふるさとの「(1)原状回復請求」

を真正面から掲げるとともに、(2)事故による避難に係る「損害賠償請求」

(避難慰謝料、健康被害慰謝料、(1)の予備的請求としてふるさと喪失

慰謝料)を掲げました。

 2021年7月に下された福島地裁郡山支部の1審判決は、国・東電の事故

に係る法的責任を断罪し、ふるさと津島地区の自然、歴史、人と人の

つながり、自然との共生などふるさと津島とその暮らし、及び原発事故

による被害について具体的かつ詳細に事実を認定しました。しかし、

私たち住民の最大の願いである原状回復請求が却下され、損害賠償も

十分な額とは言えないために、控訴して闘い続けています。

(その3)へ続く

              (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

                                     No143より了承を得て転載)

 

 

┏┓ 

┗■3.新聞より2つ

 └──── 

 

 ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

 

 佐賀県の玄海町議会は17日、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)

の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを求める請願書が提出さ

れたのを受け、原子力対策特別委員会を開いた。

 調査に応募するかどうかの審議が事実上始まったが、請願の扱いは話し

合わず、約1週間後の再開催を確認した。

 複数の議会関係者は次回の特別委は25日で、採決まで行われるとの

見通しを示した。現時点では調査推進派が全町議10人の過半数を占めて

いるという。

 

 原発がある市町村で核のごみ調査に関する請願が出たのは全国で初めて。

 核のごみの議論が全国的な広がりを欠く中、九州電力玄海原発が立地

する町の判断が注目を集めている。     

        (4月17日「共同通信」より)

   https://www.47news.jp/10803865.html 

 

 

 

◆東電・再稼働を問う

    柏崎刈羽原発    新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一氏

 

 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を巡り、政府は立地自治体の

新潟県に同意を要請しており、花角英世知事の対応が焦点となっている。

一連の動きをどう見るか。原発と向き合ってきた新潟県知事経験者の衆院

議員2人のうち、まずは米山隆一氏(立憲民主党、新潟5区)に聞いた。

(宮尾幹成)

 

◇事故時の避難コスト 東電が払う合意必要

  県民に死闘なら知事選でなく住民投票で

 

 −県が再稼働同意の可否を判断する機は熟しているのか。

 判断の材料を県も国も示していない。事故時の避難経路は相当程度に

渋滞して、一定期間被ばくするのはほぼ確実。だから、そのシミュレー

ションを基にした避難計画をちゃんと作った上で、東京電力はそのコスト

を払うという合意があってしかるべきだ。それをうやむやにしている。

 

 −花角知事は、県民の意思確認について「信を問う」と、出直し知事選

も示唆している。望ましい意思確認の方法は。

 住民投票でやるべきだ。出直し選挙は党派性や人格などが混じってし

まい、実は原発再稼働を問うていないというようなことが起こる。今、

出直し選挙をやったら再稼働反対派の野党系が勝つ確率が5、6割あるの

で、何ならやってもらってもいいが、原理原則では住民投票だ。

 

 −国からの同意要請については、県議会の自民党からも「時期尚早だ」

との声が上がっている。

 政局的なうがった見方をするなら、自民党が花角知事に知事選に打って

出てほしくなくて、けん制する意味もあるのではないか。

 

 −原発事故について県独自の「三つの検証」を総括する有識者会議が

花角知事と対立し、事実上休止した。県が報告書を取りまとめる事態と

なった。

 例えば避難道路の整備について、ただ道路を造るような話になって

いる。みんなが一斉に逃げた時に渋滞しない道路なんて無理なわけで、

むしろ何時間か渋滞することを前提に考えないといけないのに、県の志

が低い。再稼働という結論に向かって、都合のいい情報だけ示している。

 

 −超党派の地方議員グループに、再稼働の同意の対象を立地自治体だけ

でなく、避難計画の策定が義務づけられている30キロ圏の自治体まで広

げるよう求める動きがある。

 実務的にちょっと難しいのではないか。今の行政の枠組みでは、広域

自治体は県という形になっている。30キロ圏の人の声はちゃんと県が集約

するという代表の仕方しかないと思う。

 

 −そもそも、柏崎刈羽の再稼働は必要なのか。

 選択の問題で、全否定するつもりはない。エネルギーコストを考えて

再稼働を取るという選択はできるが、同時に大きなリスクと、リスクに

対処するためのコストも伴う。それをきちんと示して選ぶべきだ。 

               (4月18日東京新聞朝刊2面より)

       https://www.tokyo-np.co.jp/article/321822?rct=genpatsu

 

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

 

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA 

 

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635 

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード」 

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

 

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4 

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM 

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE 

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s 

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI 

・ 20231225 UPLAN 重信房子「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0 

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8 

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o 

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg 

・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」

           【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

                【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

 

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 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

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☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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  「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。

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