キャリアパスについての質問にどう答えてよいかわからない | 「最強」就活術Q&A集

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過去、野村證券で新卒採用の専任リクルーターをやっていました。当時は話すことがタブーだった採用側の本音や選考基準、評価の高め方、具体的なテクニックなどを披露します。全ての業界で汎用的に使えるノウハウ集です。わずかな差が大きな差を生みます。

学生さんからの質問です。

「キャリアパスについての質問にどう答えてよいかわからない」


実はこの質問、社会人でもしっかり答えられる人って少ないので

あまり悲観的になることはありません。


職業としての価値がわかりやすい、

野球選手、サッカー選手のようなスポーツ選手や

医者、弁護士などの士業の場合、割とキャリパスが描きやすいです。


例えば、プロ野球選手であれば、

リトルリーグ→PL学園→早稲田大学野球部→ドラフト→プロ球団

というようにマイルストーン、ストーリー、目標が描きやすいのです。


ところが一般企業に就職して社会人になる場合、

自分のキャリアが5年後、10年後どのようになっているかなんて

想像しにくいのではないでしょうか。


こんな場合は、

自分が仕事をして輝いているときのイメージ(空想)から

アプローチしてみるというのも一つの方法でしょう。

その時、

どんな場所で働いているのか?

どういう仕事をしているのか?

どんな仲間と仕事をしているのか?

どんなお客様と仕事をしているのか?

どんな仕事の価値を提供しているのか?

お客様に何と言われているのか?

家族や友人に何と言われているのか?


このようにイメージを膨らませてみると、

意外に今まで見えていなかったことが

見えてくるかもしれません。