健康・ヘルスケアのテーマで水道水について書いたばかり「スキンケアには水にもこだわろう」

だったけど、給水管について、もっと深刻な問題があさイチ冒頭でとりあげられましたえ~!!

知ってましたか、給水管が老朽化したらどうなって、取替えコストは誰の負担になるのか?…というより、配水管と給水管の区別もはっきり知らない人が多いんじゃないのかな。

chihointokyoの毒皿ブログ-水道管 老朽化 漏水 コスト負担 あさイチ


これ、3~40年以上(だったと思う)使った給水管の内側ガーン。穴があいてボロボロ。先日ハイター水に浄水器トレビーノを付け置きしたときに出てきた不純物のツブツブ、まさにこういう大きさ。

冒頭では、最近新築の建売住宅に入居したばかりなのに、そんな黒い粒の混じった水が出る体験をした方の話からスタート。

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なんと、上のイラストで見るように、排水管から各家庭へ伸びる給水管で漏水等の問題がおきたとき、その修理コストを誰が負担すべきかは、自治体によって異なるのですがーん

水道料金は、水道メーターで確認される使用量によって請求されますが、排水管からメーターまでの修理代を負担する札幌市などの自治体もあれば、道路と私有地の境界線までしか負担できない小樽市のような例も。Cの場合だと、給水管は全面的に消費者の負担ががん。地面掘って工事するんですよw。

そして、こんな重要なことを国民の大半が知らずに暮らしている。事が起こってからでないと解らない。メディアも芸能ネタほど頑張って報道しない、というのが問題。(あさイチのホームページではこれをメインテーマの中でも一番目立たない「番組冒頭」と題して一番下に4行ちょっとの記事にしてしまってました。)

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新築で老朽化した給水管の問題に遭遇されたこの方、たまたま、近くで水道工事中で、取替えが簡単であったため、自費での修理負担は免れたのですが、当然ながら先にその事実を知らなかったことに問題提議。

「昭和54年の水道管が通ってますよと言われたら、この家を買わなかった」と。でも、このような事実を公表することが義務化されたら困る人は建設業界関連に大勢いるでしょう。

新しく家が建つからといって、道路の下の配水管に繋がる給水管まで取り替える業者がいったいどれくらい存在するのか…。真面目に行っている業者もいるのであれば、建物の価格を提示するときに、それも一緒に公表するのが当然ではないでしょうか。

建設建設でイケイケどんどんで来てしまった昭和のツケ、これ以上みんなで目をつむっておくわけにいかない所まで来ているはずなのです。今はよくてもいつかは上の画像みたいになる材料を使っているわけです。

が、税金のごとく当り前に視聴料を徴収するNHKという「公共」放送でさえ、番組でとりあげた後は、このように大きな団体や自治体からクレームがつきそうな案件は、できるだけ読まれない場所に、短い文面でしか残さない。(過去のテーマを見ても、重要案件ほどそういう扱いになってます。)

というのは飲料を含め、命に直結するものですよね。震災等で被災経験がなくても、工事や修理のためにほんの暫くストップされただけで、その重要さがわかるはず。

これを、個人の問題として放置はできないはず。「自己責任」と切り捨てるには限度があります。

とりあえず、飲料用は浄水器等で対処するしかないかもしれません。が、皮膚や髪からも毎日吸収されるものだということは、食生活と同じくらい意識しないと、と思います。

高度成長期の公害で辛い経験をした人たちも、最初は自分の体に何が起きているか気づかず、普通に生活している人たちだったことを忘れないようにしなくては。

ところで、水道問題でたまたまとりあげられた2つの市ですが、札幌の顔として映されるのはこの時計台。いいなぁ、と思ってしまいました。

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こちらの小樽市の風景も別の情緒がありますが…。
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とりあえずの自己防衛に→ 浄水器