1人あたりGDP:すでにシンガポールに抜かれ、購買力平価で間もなく日韓逆転
秘書です。
小泉政権下の2005年、「日本21世紀ビジョン」という長期ビジョンがつくられました。
この報告書作成にあたった一つの分科会は、このままでは2010年代半ばに経済規模が中国に抜かれる、と試算していました。
これではいけない、ということで2006年に中川秀直が上げ潮政策を提唱しました。
ところが、反成長勢力の包囲網がつくられ、「もう成長はいらない」「もうほしいものはない」という既得権益グループの大合唱で、日本は2002-2007の景気拡大をさらに息の長いものにすることができませんでした。
その代表的な反成長派が、民主党と与謝野大臣です。この2大勢力が手を組んでデフレ増税路線に突き進んでいるわけです。
■日本の2010年GDPは5兆4742億ドル、中国に抜かれ世界第3位に
[東京 14日 ロイター] 内閣府によると、日本の2010年の名目国内総生産(GDP)は米ドル換算で5兆4742億ドルと中国の同5兆8786億ドルを初めて下回り、米中に次ぐ世界第3位となった。米国は同14兆6602億ドルだった。
GDPの発表後に会見した与謝野馨経済財政担当相は「中国経済の躍進は隣国として喜ばしい」とした上で、「東・東南アジアを含めた地域経済が一体的に発展する礎のひとつとなっている。経済関係に関しては、日中のさらなる友好関係を深めていきたい」と述べた。
また、枝野幸男官房長官は「隣国の経済発展は歓迎すべきこと」との見解を示した上で、1人当たりGDPは日本が中国の約10倍だと指摘。「この豊かさをしっかり生かし、近隣の経済発展を取り込むことで、次世代に今の豊かさをしっかり伝えていくことが重要だ。そのためにも新成長戦略などを着実に進めたい」と語った。
日本の名目GDPは60年代後半、当時の西ドイツを抜き世界第2位となった。
→いつのまに、民主党は外需依存派になったんでしょう?あれだけ、小泉政権の景気回復は外需依存でだめだとののしっていたのに!
→1人あたりGDPをみてみましょう。
http://www.stat.go.jp/data/sekai/03.htm#h3-04
(1)2008年の一人当たり国内総生産(名目GDP)は
日本=38371ドル
シンガポール=39423ドル
です。もはや日本は「シンガポールに追いつき追い越せ」状態です。
(2)OECD加盟国の購買力平価による1人当たり国内総生産をみてみましょう。
2008年のOECD加盟諸国の平均は、33655米ドル
日本は34112米ドル(つまり、ほとんどOECD諸国の平均)
韓国は27939米ドル!
ある調査では、すでに、韓国の購買力平価による1人当たりGDPは3万ドルを突破しているとのこと。
間もなく日韓の購買力平価での1人あたりGDPも逆転されることでしょう。
韓国のミュージシャンの長期の特訓、日本語の学習をみていると、努力が成長につながっていることがよくわかります。
他方、日本。
政府からおカネをもらえばハッピーになれるというのが幻想だったことが次第に明らかに。
日本郵政に象徴されるように、結局、「官」の安心保障のために、非正規が犠牲になっています。
デフレ増税路線で生き残るのは「官」だけでしょう。
景気がよくなって民間に成功者がでてくることが腹立たしい、高学歴の自分たちが一番お金持ちでいたい、というどす黒い嫉妬心以外に、天下り容認とデフレ増税路線のインセンティブは想像もつきません。
せめて、国民総国家公務員化して国民を救うのかと思ったら、非正規雇用斬りですか!
既得権益者のための政治ですね!
小泉政権下の2005年、「日本21世紀ビジョン」という長期ビジョンがつくられました。
この報告書作成にあたった一つの分科会は、このままでは2010年代半ばに経済規模が中国に抜かれる、と試算していました。
これではいけない、ということで2006年に中川秀直が上げ潮政策を提唱しました。
ところが、反成長勢力の包囲網がつくられ、「もう成長はいらない」「もうほしいものはない」という既得権益グループの大合唱で、日本は2002-2007の景気拡大をさらに息の長いものにすることができませんでした。
その代表的な反成長派が、民主党と与謝野大臣です。この2大勢力が手を組んでデフレ増税路線に突き進んでいるわけです。
■日本の2010年GDPは5兆4742億ドル、中国に抜かれ世界第3位に
[東京 14日 ロイター] 内閣府によると、日本の2010年の名目国内総生産(GDP)は米ドル換算で5兆4742億ドルと中国の同5兆8786億ドルを初めて下回り、米中に次ぐ世界第3位となった。米国は同14兆6602億ドルだった。
GDPの発表後に会見した与謝野馨経済財政担当相は「中国経済の躍進は隣国として喜ばしい」とした上で、「東・東南アジアを含めた地域経済が一体的に発展する礎のひとつとなっている。経済関係に関しては、日中のさらなる友好関係を深めていきたい」と述べた。
また、枝野幸男官房長官は「隣国の経済発展は歓迎すべきこと」との見解を示した上で、1人当たりGDPは日本が中国の約10倍だと指摘。「この豊かさをしっかり生かし、近隣の経済発展を取り込むことで、次世代に今の豊かさをしっかり伝えていくことが重要だ。そのためにも新成長戦略などを着実に進めたい」と語った。
日本の名目GDPは60年代後半、当時の西ドイツを抜き世界第2位となった。
→いつのまに、民主党は外需依存派になったんでしょう?あれだけ、小泉政権の景気回復は外需依存でだめだとののしっていたのに!
→1人あたりGDPをみてみましょう。
http://www.stat.go.jp/data/sekai/03.htm#h3-04
(1)2008年の一人当たり国内総生産(名目GDP)は
日本=38371ドル
シンガポール=39423ドル
です。もはや日本は「シンガポールに追いつき追い越せ」状態です。
(2)OECD加盟国の購買力平価による1人当たり国内総生産をみてみましょう。
2008年のOECD加盟諸国の平均は、33655米ドル
日本は34112米ドル(つまり、ほとんどOECD諸国の平均)
韓国は27939米ドル!
ある調査では、すでに、韓国の購買力平価による1人当たりGDPは3万ドルを突破しているとのこと。
間もなく日韓の購買力平価での1人あたりGDPも逆転されることでしょう。
韓国のミュージシャンの長期の特訓、日本語の学習をみていると、努力が成長につながっていることがよくわかります。
他方、日本。
政府からおカネをもらえばハッピーになれるというのが幻想だったことが次第に明らかに。
日本郵政に象徴されるように、結局、「官」の安心保障のために、非正規が犠牲になっています。
デフレ増税路線で生き残るのは「官」だけでしょう。
景気がよくなって民間に成功者がでてくることが腹立たしい、高学歴の自分たちが一番お金持ちでいたい、というどす黒い嫉妬心以外に、天下り容認とデフレ増税路線のインセンティブは想像もつきません。
せめて、国民総国家公務員化して国民を救うのかと思ったら、非正規雇用斬りですか!
既得権益者のための政治ですね!