その人の行動が一般に受け入れがたい行動だったとしても、その人を否定できないのは勿論だったとしても、行動さえ受け入れてあげる場合もある。

許すという意味ではありません。
それでもあなたを信じるという心の様で。それでもあなたを愛しているという心の様で。

いろいろ意見はあるでしょう。
しかし見落すことができないのが、「そのようにしかできない」目にも耳にも届かない因果関係があることだ。人はそこまで考えが及ばない。
「なぜか、私にはこのようにしかできないのです。」としか説明できないのだ。

それを許せないとしたら、あなたは何様だと返されるだろう。
しかし、ほとんどの人は、その何様に成り下がっている。この場合、確かに成り下がっているのだ。自分は自分で自分の目にも耳にも届かない因果関係を抱えて、一般に受け入れがたい行動をとりながら、他者のそれは許せないとしたら、傲慢と指摘されておかしくない。

それにしても、「なぜか、私にはこのようにしかできない」と説明できないあり様の基準を高くしたいものです。それには「なりたい最高の自分」を高く掲げるのがいいでしょう。

抽象的な目標は、具体的に置き換えないと身動きできない。
行動基準を鮮明にするために、「やりたいリスト」、「したくないリスト」を作るといい。

「最後まであきらめない」が「やりたいリスト」に掲げる一つなら、「出来ないまま放置する」を「したくないリスト」に掲げる。毎日何度も繰り返しチェックしながら、行動を変えていく。

最高の自分は人によって違います。リストの実現度を数え切れないほど確認する日々は、心の闇を駆け回る、美しい時間。因果関係を発見する期待にワクワクする時間。ファッション誌には出てこない内側の自分をきれいにする方法は、実はとても簡単なのです。

人にはそれぞれに「なぜか、私にはこのようにしかできないのです。」がある。それを愛せなかったとしても、認めることはできるはず。
なぜなら人には自分であっていい権利がある。だから、なれる最高の自分になることを急ぐ。えっ





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