昨夜ネットニュースを読んでいたら、こんな記事を見つけました。

被災者「被災地に押し寄せた人が現地の食糧・燃料を消費中」

ある方のメッセージです。

* * *
管理人よりお願いがあります。

現地に私も行きたい、現地にいって安否を確かめたい、現地にいって名簿集めを手伝いたい。
そういった声も多く聞きます。

気持ちはすごくわかります。
私は看護師です。子どもがいて、医療ボランティアに行きたいけど行くことが出来ません。
何かできることはないかと、TV画面をみながら、大切な人の安否もわからず、もやもやしていました。

でも今、個人で東北地方へいくことはやめていただきたいです。

友人が3日ほど前に埼玉から宮城へ向かいました。
日本列島を北上するには、西側から大きく周っていくか、まっすぐ北上する4号線を使うかの2択しかありません。

友人は4号線を使いましたが、埼玉北部から宮城の名取まで、片道14時間もかかりました。
それだけ、道が混雑しているということです。
全国から人が殺到しております。
プリウスのように燃費のいい車でも、土砂崩れでグチャグチャになったデコボコの道を通ったり、道がアチコチ閉鎖されているため大きく山道を迂回していったりすると、
非常に多くのガソリンを消費することになります。
ガソリン満タン(普通車の場合、約45L)にしていっても、あっという間にからっぽです。

おまけに、仙台や福島のガソリンは枯渇しており、
ガソリンタンクも持たずに向かった人々は、現地から帰ることもできずに車を乗り捨て、
現地の貴重な食料を消費させてしまっている人も多くいます。

これではミイラ取りがミイラの状態です。

現地では、重たい水を運んだり、怪我をした人を運んだり、移動のためにガソリンを非常に貴重としています。
ガソリンの消費は命にかかわります。

そればかりか、押し寄せた人々が、周辺の県のガソリンや食料までも消費していくので、ますます現地の人が苦しめられてしまいます。
仙台のガソリンスタンドは6時間超の行列ができていたらしいです。今はもう残量が全くありません。給油車もきません。

道路が混雑することにより、現地に物資を運ぶためのトラックの到着が遅れ、自衛隊や大きな団体の支援が届きにくくなります。

今は我慢の時です。
大型トラックにたくさんの物資を詰め込んで、ガソリンも200L以上を用意して、個人で(もちろん運転交代制)絶対それらを届けられる、というような方でない限り、行っても現地の人々を苦しめるだけの結果になってしまいます。
現地には電気も水道もありません。夜は真っ暗で、何も行動することができないと友人は言っていました。

そんな人達を少しでも減らしたい、というのが私の気持ちです。
どうか気持ちが伝わりますよう。

(エントリーより、一部抜粋)
* * *

せっかくの支援物資が現地に到着しないのは、燃料切れのせいというのも聞きます。

貴方にとってガソリンは本当に必要ですか?
車に乗る以外の手段はないのでしょうか?

電車や自転車を利用するなど、この時期だけは、車に乗るのを控えましょう。
買い占めによって必要な人たちのもとに燃料が届きません。


現在の救援物資は、市町村にご相談ください。
企業がまとめて、自衛隊が現地に届けるルートができあがっているようです。

物資を箱に入れる時は、引っ越しを繰り返している方ならわかると思いますが、段ボールの四方に大きな文字で中身を書いておくと仕訳に便利です。

一人ひとりが冷静になる事で、他の命を助けられると思います。

今私たちはできること。被災された方は今だけではないのです。
今後の事もありますので、募金の方が賢明かもしれません。

私が募金できる範囲で募金しました。

何かしてあげたいと思う気持ちは皆同じです。

素人の私たちが現地に行くだけで結局は、足手まといになるだけです。
ミイラ取りがミイラの現状になるのは、避けたいです。

言いたい事がまとまりませんが、皆さんができる事をしましょうね。

毎日携帯からの更新で読みづらかったらすみません。