山口県庁前ハンストファイナル(のはず)集会でいただいたビラを
紹介します:
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えっ!とんでもない!「公有水面埋め立て免許願書」
・・・あの素晴らしい海を、この書類で「埋め立てさせろ」とは・・・
中電さん、ムリです!そんなこと!
1 納得できない、この土地を選んだ理由
二つの調査で「計画地が原発立地にふさわしいと分かった」から
というのですが。「二つの調査」とは:
1)事前調査: この調査では原子炉の敷地を丁寧に調べていない
田ノ浦湾でのボーリング調査は全くありません。
2)立地環境調査:田ノ浦湾でボーリング調査を行なっているが、「位置
だけ県に報告」し・・・、
調査内容も結果もどこにも報告していません。
・・・これで計画地を選んだですって? そんなめちゃくちゃな!・・・
2 動・植物プランクトン、卵、稚仔について必要な調査が済んでいない。
1)冷却水として取り込む海水に生息する、もっとも重要視すべき生物
たちです。財団法人海洋生物環境所が、取水による影響調査をして
いるのがこの動・植物プランクトン、卵、種仔の4種。温排水の影響が
最も心配されるものと分かります。
2)「原子力発電所の地質、地盤に関する安全審査の手引き」で、「立地
に伴い必要」としている調査項目の内、「海の調査」の中の「海生
生物調査」であり、底生生物、など他の生物と同様に取り扱う必要が
あるのに、この4種については、調査が完成していないのです。
3)1999年に知事が、「埋め立てにより消滅する潮間帯の磯・砂浜の
情報が希薄」なので、地点を追加して調査するように指摘しているの
ですが、この4種については調査を省略しています。
4)「沿岸性魚類の初期生活史の解明」(井田青、朝日田卓)の報告。
魚類の初期生活は、砂浜海岸・岩磯域で支えられているという研究
結果が報告されています。そして、この事実は常識でもあるとのこと。
上関原発計画の根っこを見る会(083-245-4859)