こんばんわ!
本日、早朝6時前に石岡を出発し
実家のある高萩市(茨城県北部)に行ってまいりました。
常磐道が現在一般車両が通行できるのは
三郷IC-水戸IC間
なので水戸までは常磐道を使い
そのあとは国道6号(茨城県民はロッコクといいます)をひたすら北上。
渋滞をさけるために早朝を狙ったおかげで2時間ちょっとで到着。
両親や友人からのリクエストの物資を届けてまいりました。
両親・叔父叔母・友人たちとその家族
会った皆さんにとても喜んでもらえたので
善は急げ!で足を運んだ甲斐がありました。
(普段であればどこでも入手できる品々を届けたわけですが
受け取ってくれた時の皆さんの笑顔は忘れられません。)
高萩および日立(私が走ってきた国道6号だけですが)の被害の状況は
石岡よりはやはりひどく
瓦屋根の家屋の瓦が落下しブルーシートが応急処置で貼られている家々も目につきました。
断水が続いている地域もあるとのこと。
お彼岸直前だったので我が家のお墓へお参りに墓地を訪れましたが
その風景は驚愕そのもの!
いたるところで墓石と塀が落下。切なくなりました。
(あとから聞いた話では遺骨が見えてしまっているお墓もあったとか)
↓の写真、高萩市内のとある道路です。
地盤が沈下したのか隆起したのか不明ですが
ともかく
1メートル近くの段差のついたひび割れが・・・・・(当然通行止めに)
ここまで来ると『北斗の拳』の荒れ果てた199X年の道路のようです。
石岡でも見かけ自分自身も経験済みのガソリン渋滞
2キロ前後並んでいたGSが何箇所もありましたがそれ以上驚いたのは
車無でガソリン携行管のみ持参の
徒歩の方々の20~30人の行列です。
(ガソリン携行缶の所有率って間違いなく低いはずなのになぜ?)
運転中だったので写真がないのが残念!でも凄い光景でした。
- ガソリン携行缶GMD-20
- ¥7,800
- 楽天
最後にもう1つ今回の記事で伝えたかったのは
被災後の物流の格差です。
(岩手・宮城の三陸エリアや原発問題がある福島など
マスコミに取り上げられている今回の震災で著しく被害を受けた地域があり
亡くなった方々・安否が未確認の方々
大変な避難生活をお過ごしの方々いらっしゃり
相対的には茨城は被害は少ないエリアであることは十分承知していることを
おふくみおきください。)
私が暮らす石岡は震災の翌日には電気が復旧し、翌々日には水道も少しずつ復旧
スーパーに行けば店頭での限定販売から通常の店内での販売に戻っております。
一方
高萩で見たのは
開店していないセブンイレブンに行列を作る人々の姿
(石岡でこの光景を見たのは震災直後の3日間ぐらい)
高萩のスーパーに物流が行きとどいていないのか
全然モノが買えないそうです!
生鮮食品・野菜・卵・ボックスティッシュ・シャンプー
と普段であれば当たり前の品々が超品薄なんです。
これだけの菓子パンを石岡で本日夕方店頭に出しているスーパーは
高萩にも店舗があります。
仮にもし売れ残る可能性があるなら
可能であれば県北エリアの店舗に廻していただきたい!
同じ茨城でたかだか100キロ弱しか離れていない
石岡と高萩
なぜにこんなに物流が違うのか?
大変歯がゆさを感じた一日でした。
たいへんたいへん長い記事になってしまいましたが
今日一日動いてみての感想でした。
東日本大震災で被災された皆さまの
一日でも早い復興をお祈り申し上げます。